梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2007年08月25日

『はじめ恐ろしゅうて・・』

 越後路がもっとも美しいのは、黄ばみはじめた水田の稲穂と、低い山々の濃緑の木々が、天空に溶け込む、8月の終わりのこの一瞬の色の交歓の時ではなかろうか。
 
 いや、国境の長いトンネルを抜け、浦佐あたりの風景を目のあたりにすると、誰の心にも あがないきれない季節の 怨念が 見えてくるのではないだろうか。
 通いつめる越後路も、残すところあと2週。始めに開催ありき、の競馬対応で再開にこぎつけ、再検査後の取り消しも少なく、ともあれ競馬は実施される。

 「はじめ恐ろしゅうて やがて元の競馬かな」

 つまりだ、この程度の病は伝貧などの致命的な病と違い、よくあること。騒いでも、誰も得する人いないでしょ。よーく考えなさい。お金は大事だよ、と皆が諭され始めた様相だ。
 何をもって公正と言うのかを改めて考えると、公正であることより、公正でありたい、と言う事が優先されるようだ。

 後は先の選挙ではないが、民意(ファン)がどう反応するか、博打屋の興味はそこにある。

 今週の馬券は何時になく白紙で望む。微妙な調整ずれが馬にどのような影響を及ぼすか様子見も必要だろう。それこそ、よーく考えよ、お金は大事だよ、である。我々民意の発露はそこにしかあるまい。競馬サークルが挙って経済危機の脅迫感で踏み切る開催には、民意もシビアに経済的観点からの判断を下す必要があろう。

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2007年08月25日 10:01に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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