『古都競艶』
雨上がりの朝。ヒヤリと冷たい空気に身が引き締まる。
この時期の京都は、殊の外観光客が多い。
気紛れに旅する博打屋は、何度旅の宿に泣かされたであろう。
「そうだ、京都行こう」
コピーライター上がりとしては、このコピーはすぐれている。
ディスカバージャパン以来の名コピー。
古都の紅葉が何故美しいのか?
やはり1000年の都の吐息につつまれているからだろう。
町の体臭をこれほど感じる都市はめずらしい。
その古都で繰り広げられる女の戦い。
G1馬5頭の豪華競艶。目移りして心定まらず。
あれこれ悩んだ果てに、競馬場でウオッカの取り消しを知る。
博打屋はこの馬はJCでこそと思っていたので、取り消しは馬券的に残念。
しかし、展開に狂いは出てくるものの、単勝は5頭立て。G1馬からでる。
複勝には全馬が該当するが、博打屋の穴馬は、タイキマドレーヌ。
3連単2、3着の筆頭。
単勝は歴史的名牝を歩むダイワスカーレット。
負かされるならフサイチパンドラかロールデコルテ 。
アサヒライジングも格好のチャンス到来だ。
ダイワとタイキとフサイチの3単ボックス。
もっとも、博打屋は古都にも行けず、見るのは河口湖畔の紅葉となる。
浮き世の義理で、府中競馬場を午後逃亡。前売りで断腸の商いだ。
