『ミシュラン競馬』
星の数に何の価値があるのだろうか、アジア版のミシュランガイドに日本の星3つは8店認定。飽食ニッポンもここ極めたりの感。
世界の料理人はこの星の数を気に掛けると言うのだから、そんなもの、無縁の暮らしの博打屋からしてみるとどうでもいい。
むしろ、肩や胸の星数が権力を持つ社会を連想し、おぞましさえ覚える。
それにしても、世の中二極化の進みははなはだしい。
三ツ星店のおよそのお値段は一人2、3万は最低でもかかる。
金持ち相手の商売だから、縁のない博打屋がとやかくもないが、時給800円程度の求人広告がはびこるこの東京で、そのような店がまだまだ目白押しと言うのだから、金のあるところにはあるのだ。
まあ、東京が世界の有数都市となった証としての勲章でもあろう。
ミシュランの調査員も、店で食事している人種の程度までは分かるまい。ただ、日本の金だけは持っている人種の集まる店を、よくぞ探したと、その程度のことだ。
おりしも競馬はジャパンカップ週。
競馬も三ツ星がもらえるかどうかは微妙だが、来日する外国馬をみていると、星数は少ないのではないか。
凱旋門賞馬の出走回避など、腑に落ちない事態が多い。
朝もやの中を、公開調教を見に行っていた頃のトキメキがない。
国際化がすすみ、外国馬と闘うことがめずらしくもなくなってきているし、通用する日本馬も多くなった。
国際レースとしての星はファンが決めるものだろうが、快晴の府中、紅葉の欅の森の競馬場の美しさだけは、紛れもなく星3つ。
3日間も稼ぎ日があるなんて、博打屋にとってはこの上ない幸せ?
JC云々の前に勤労感謝馬券を仕上げねばならない。
くっきりと富士山が青空に浮かび上がっているが、やがて夕陽を浴びて赤富士となる。
9R 赤富士特別のマキバスマイル。ここ辺りを勝負に馬券商いをしよう。
三ツ星馬券を仕留めて明日を迎えたい。
