梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2007年11月23日

『ミシュラン競馬』

星の数に何の価値があるのだろうか、アジア版のミシュランガイドに日本の星3つは8店認定。飽食ニッポンもここ極めたりの感。

世界の料理人はこの星の数を気に掛けると言うのだから、そんなもの、無縁の暮らしの博打屋からしてみるとどうでもいい。

むしろ、肩や胸の星数が権力を持つ社会を連想し、おぞましさえ覚える。

それにしても、世の中二極化の進みははなはだしい。

三ツ星店のおよそのお値段は一人2、3万は最低でもかかる。

金持ち相手の商売だから、縁のない博打屋がとやかくもないが、時給800円程度の求人広告がはびこるこの東京で、そのような店がまだまだ目白押しと言うのだから、金のあるところにはあるのだ。

まあ、東京が世界の有数都市となった証としての勲章でもあろう。

ミシュランの調査員も、店で食事している人種の程度までは分かるまい。ただ、日本の金だけは持っている人種の集まる店を、よくぞ探したと、その程度のことだ。

おりしも競馬はジャパンカップ週。

競馬も三ツ星がもらえるかどうかは微妙だが、来日する外国馬をみていると、星数は少ないのではないか。

凱旋門賞馬の出走回避など、腑に落ちない事態が多い。

朝もやの中を、公開調教を見に行っていた頃のトキメキがない。

国際化がすすみ、外国馬と闘うことがめずらしくもなくなってきているし、通用する日本馬も多くなった。

国際レースとしての星はファンが決めるものだろうが、快晴の府中、紅葉の欅の森の競馬場の美しさだけは、紛れもなく星3つ。

3日間も稼ぎ日があるなんて、博打屋にとってはこの上ない幸せ?

JC云々の前に勤労感謝馬券を仕上げねばならない。

くっきりと富士山が青空に浮かび上がっているが、やがて夕陽を浴びて赤富士となる。

9R 赤富士特別のマキバスマイル。ここ辺りを勝負に馬券商いをしよう。

三ツ星馬券を仕留めて明日を迎えたい。

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2007年11月23日 10:15に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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