梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2007年12月28日

『立川巡礼』

さすがに28日ともなると、行き交う人々も忙しなく、御用納めや買い出し人で、どこもごった返している。

大井の10Rハヤテを買いに行くか、立川でグランブリの調教に出向くか。


ハムレットの心境の昨夜、池袋の「ちば」と云う料理屋でふぐをご馳走になった。

昨年もこの店でふぐ忘年会。

一年ぶりだが、昨年夏ここの主人夫妻が、青春18きっぷを使って、四国巡礼を成し遂げた話をきき、いたく感心したものだ。


そのご利益か、年明けの今年、脳梗塞で倒れたが、幸いにも軽く、元気に仕事に立っているそうだ。

夫婦で自転車事故にあったりと、災難続きのこの一年だったらしいが、不幸中の幸い程度で済んでいるのもご利益、といたって前向き。


年明けには、坂東札所の巡礼に出向くと元気だ。

お遍路ブームであるが、博打屋はギャンブル場の巡礼に忙しく、四国お遍路は長年の願望に留まっている。


こうした行動力をもつ熟年夫妻が出してくれるふぐだから博打屋にもご利益のお裾分けが来るだろう。

福よ恋い!

なんてのは古いか。


そんな処へ同窓知人から日帰りスキーの誘い。

28日にスキーとは、さすがに気質のサラリーマン。

待ってましたとはかり、束の間の休日を満喫しはじめている。

行きたいのは山々だが、博打屋に明日はない。

その日その日が真剣勝負。

博打のドラマチックな現実は、そこに居合わすことに意味があり意義もある。


博打事の結果は一期一会。


あーあ、行ってれば取れてたのに、なんて悔やむのは愚の骨頂。


収穫の結果など恐れず出向くのが、博打稼業。

ふぐの義理ならハヤテ馬券勝負が筋だろうが、同枠リワードとのドンブリまでありそうな気配。

電話投票で義理立てじゃ、申し訳ないが、博打屋が出向いたのは立川。


グランプリまでの足慣らしを、自転車を見ながらイメージ作り。

30日のための巡礼。

すべては、そこに居なければ手に出来ない、偶発的な博打の機微を目のあたりにするためにだ。

立川9R 栗田か岩津。どちらかがハヤテの代わりになってくれるはず。

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2007年12月28日 16:02に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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