梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2007年12月31日

『多摩川大変』

ドラマチック多摩川である。

大晦日最後の優勝戦。

この1戦の為に年末6日間、選手は走り続け、ファンも通い詰め、最後の優勝戦を迎えた。

号艇から田中豪、佐口達也、浜村美鹿子、中野次郎、若女井正、新井敏司の6選手。

一生懸命考え、1号艇から2.3,4とガチガチに売れているオッズと首っきりで出した結論。


あろうことか、1.2.3号艇がこぞってフライング。

「ばっか野郎」の怒声と共に一斉に払い戻し機に皆ダッシュ。

おそらく売り上げの9割以上の払い戻し。機械の裏でおばさんたちが金の補充に大慌て。


この内枠3艇絡みの舟券を持ってない客は皆無に近かろう。

つまりは全員足止め、返還となる。

残った3艇がまだ回っているが、機械の前は長蛇の列。

何百倍も付く4.5.6の3連単が230円ほどじゃ、払い戻しに並ぶほうが面倒。

しかし、思えば当たっていた人もいれば、外れたひともいたはず。

なかったこととして、一度は紙に代えたものが、札として戻ってくるのだ。


面白いもので誰もホッとした顔はなく、えらく損した顔つき。


博打屋はと言えば・・・。

一つ前の3連単7000円をゲットし、浮いた分での勝負。
まあ、浮いたところで止めとけや。

博打の神がそう采配したのかもしれぬ。

一番の売り上げレースをフイにした主催者には気の毒な限りだが、フライング返還と云うルールをもつ競艇も良心的だ。

大変を引き起こした3選手には厳しいペナルティーが来るが、休みのない競艇選手だから、休みたかったんじゃないの、と云うファンの冷やかしも複雑だ。

何はともあれ2007年の博打納めはプラスで締めた。


神様の思し召しと有り難く受けとめよう。

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2007年12月31日 18:16に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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