『愁思符庵・新年』
明けましておめでとうございます。
穏やかな日本の夜明け。
もっとも、日本海側は大雪で、狭い日本と云えど、やはり広いのだと痛感。
明けましておめでとうございます。
穏やかな日本の夜明け。
もっとも、日本海側は大雪で、狭い日本と云えど、やはり広いのだと痛感。
8Rゼンノスカイブルーのダッシュ力と外枠と蛯名騎手。この馬で両目あけてもらう。相手も外4頭。内枠ではスマートエッジ。
5日金杯が土曜とぶつかり、いつにない盛況の中山初日であった。
日にち優先より、土曜開催がいかに人が呼べるかがわかる。
三が日を過ぎた1月最初の土曜を金杯にすればいいのではないか。
しょっぱなから、チョイ足らずの馬券で終始し、多難のスタートをきってしまった。
成人式を迎えようかと云うこの期に及んで、博打屋はようやく賀状書きに座した。
日銭商いの出稼ぎ稼業は暇そうでそうでもない。
ひとえに年末年始にかけての博打場のビッグイベントが、愁思符庵滞在を許さない。
まあ、怠慢といえばそれまでのことなのだが。
雪になるか、雨でとまるか?
果たして今シーズン、雪で開催中止があるか無事か?
こんな不謹慎な予想が馬券検討以外に思い浮かばれる時期に突入した。
寒波に被われた日本列島だ。
微妙な馬場悪化が驚愕の波乱を演出した。
悪天候と正月疲れ、三連休。
競馬場から人を遠ざける要素は揃っている。
3R ダート1200は芝好走組が穴パターン。しかし、ここはライトオブピース でいける。クリプトゾーン相手。マコトガンベロは枠不利か。
秋田は大仙市、かつては大曲市と言っていたその町から知人の馬主の佐藤氏が上京された。
記録的大雪の地元から、まるで寒波を連れて来たような寒さ。
13日、中山で久々の馬券に挑み、難解なレース結果に渋い顔しきり。
東京の方が絶対寒いと震えていた。
ブログを一週間も更新しないとは何事か、と各方面からお叱りを頂いた。
ごもっともで返す言葉もない。
情けない話だが、携帯電話依存に安心しきり、危機管理がゼロであった。
2週前の土日、つまり1回中山3、4日目のこと。
土曜未勝利をサマーターゲット・サマーレプタンサ。
日曜京都シンザン記念をドリームシグナル・ドリームガードナーで連日ワンツーを決めたセゾンRH。
その余勢で先週の中山はドリームラプチャー、小倉でビクトリーフラッグと快進撃を続けた。
荒尾競馬場から葉書が届いた。
M&Kジョッキーシリーズを開催中と言う。
みちのく&九州と云う意味らしい。
こんなときムキになるのは荒尾の的場文男キャラ吉田隆二。"徹頭徹尾"と云う馬が追われ追われて泣きながら1着でした、と文面にある。
京王線が多摩川を渡る京王閣競輪場脇の鉄橋から見る奥多摩の山々は白く雪化粧をし、寒々とした雪雲を背景に蒼く沈黙しているようだ。
凛とした朝の冷気は、疲れ気味の体を目覚めさせてくれる。
コートに身を包むこの季節は知らず知らず肩に力が入り肩凝り、頭痛になやまされる。
11R パピヨンシチー が小柄ながら好調そうだ。ブラックランナー タマモグレアー 相手もウルフボーイ ミネルバサウンド も押さえたい。
12R 見事な巨漢馬揃い。しかも行きたい馬ばかり。スリムな追い込み馬を狙いたい。そういう展開になれば御の字。
エイワムサシ を軸にケンコウヘイロー ゼンノスカイブルー サキノリュウオーを絡ませた3連単
日本列島爆弾寒波で朝の中山パドックは殊更寒い。
こんな思いをしてるのだから、テレビ桟敷の在宅ファンより少しは神様からカンパして貰わなきゃ割りが合わない、と思っていたら土曜3R新馬戦、神様からのさやかなカンパ。
何度見ても目を引くテングジョウ。
とんだ弾みになってしまった。
4R カワキタライジン で大つまずき。
会心予想のはずが当て外れ。
かくなる上は京都9R サマーファインディにカバーしてもらおう。
11R平安S,デビュー時、どこまで強くなるロングプライドと思ったこの馬の勝機。
メイショウトウコン、フェラーリピサ相手と決めていたが、朝のパドックでキャロット・クラブの松本氏が思わぬアドバイス。
メイショウシャフトの実績を忘れてはいませんか、と。
研究家の彼に敬意を表し押さえておこう。
こちらの方が「改心予想」かもしれない。
11R 10キロ増やしたドリームパスポート
想定外だろうがなんとかなる。サンバレンティン を押さえたい。
世界同時株暴落、なんて物騒な見出しが踊る日も空絵事ではないだろうが、一足はやく博打屋株暴落は現実のものとなった。
いや、この乱高下は週末ごとの現象だから驚くほどの事でもない。
AJCC杯は恐れていた結果となった。
分かるようでよく分からないのが、混迷中の国会で飛び交っている「暫定税率」やら「つなぎ法案」やらの話しである。
ガソリン税に関する事だけに、如何に浮世離れした暮らしの博打屋と言えど、些かの関心はある。
要は博打屋が鼻垂れ小僧を卒業したころ、つまり昭和32年に制定された揮発油税に暫定税を課したまま、平成も20年経とうとういう今、なおも暫定を続けようと政府は言っているのだろう。
暫定と云うからには一時しのぎの事だったのではないかと思うのだが、はて、よく分からない。

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。
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