梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年01月25日

『転地療養』

荒尾競馬場から葉書が届いた。

M&Kジョッキーシリーズを開催中と言う。

みちのく&九州と云う意味らしい。

こんなときムキになるのは荒尾の的場文男キャラ吉田隆二。"徹頭徹尾"と云う馬が追われ追われて泣きながら1着でした、と文面にある。

荒尾競馬は冬季岩手から馬を借りてきての開催のようだ。

クラスが上がるほど馬が少ないせいか後半は5、6頭立てが多いとか。


メインがこの頭数じゃ、と地方競馬を案じている。


葉書の主の狙いが開催中の小倉競輪祭にあることは想像に難くない。

葉書には九州スポーツの新聞切り抜きがはってある。

「美浦、笹倉調教師が自主廃業」


地方競馬のみならず、競馬を取り巻く環境変化は深刻な一面を露呈し始めてきている。


連日美浦に駆けつけたビツグレッドファーム鉾田の志井田氏にドリームパスポートについて聞いてみた。

実績一番馬に対する転厩初戦は注目の的。

それだけに氏の言葉も慎重だ。

「この馬にはこの馬なりの調教があるはず。とにかく体を戻すと云うよりストレス面での回復に重点を置いた」


確かにJCのパドックで馬を見て見解が一致した失望。

有馬記念時もまだ不安はあった。

しかし、何だかんだと言ってもこの馬には勝って世間の雑音を跳ね返さなければならない重圧が増えた。

「一番怖いのは中山の展開だと思う」

その通りだ。

例年この時期の芝、外回りコースと云う条件では瞬発力勝負にはなりにくい。

勝つための要素はスタミナ型でもあることだ。

若い松岡騎手にその競馬が出来るか。


博打屋の結論はでている。
G2と云えど失礼ながら小粒なメンバー。

様々な疑問符は付こうが、取るに足らぬ杞憂に終わるであろう。

当日の馬を見て相手は決める。

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2008年01月25日 23:39に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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