梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年01月29日

『博打屋株暴落』

世界同時株暴落、なんて物騒な見出しが踊る日も空絵事ではないだろうが、一足はやく博打屋株暴落は現実のものとなった。


いや、この乱高下は週末ごとの現象だから驚くほどの事でもない。


AJCC杯は恐れていた結果となった。

敗因は幾つかあろうがドリームパスポートといえアドマイヤメインといえダービー翌年以降実績もなくただの馬になりつつあると言えるだろう。

彼らを負かしたあのダービー馬メイショウサムソンですら、長い低迷を経験して昨年復活した。

ダービー年をフル稼働したこの2頭には、今暫くの雌伏を強いられるかも知れない。

ドリームパスポートには不運な接触もあったようだが、ピタリと勝ったエアシェイディにマークされていただけに悔いも残ろう。


ただ、一つ思うことがある。

馬を取り巻く人間と云う環境が、主たるこの馬の気持ちを汲みきれなかったのではあるまいか。


つまり今流行りで云うならKYなのである。

馬の気持ちが読めないKYに人間の方が陥ったのかも知れない。

一流の経営者は社員を決して甘やかさない。

叱咤し、鼓舞し、社員一人一人の潜在能力、可能性を引き出そうとする。

しかし、彼は決して社員を伸びきったゴムにはしない。

臨界点手前で弾力を蘇生させる。

並みの経営者は伸びきったゴムを使い捨てにする。

人社会にも馬社会にもそれは言えよう。


さて失墜した博打屋株を如何に買い支えるか。

本人にてっては深刻。

月末近い29日。尻に火が付いた。

昨日の京王閣は荒れすぎて負けの上塗り。

リベンジか川崎競馬か。

全国からトップジョッキー14人が終結する川崎が賭博に相応しかろう。

7Rマイスターチャレンジはニシナデシコの菅原勲、ミシックターフの岡部誠を注目。

9Rウ゛ィクトリーチャレンジはゴールデンスラム内田博、ミヤビツヨシオー後藤浩の3枠か。

寒々とした川崎で博打屋株暴落は支えられるだろうか?

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2008年01月29日 11:16に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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