梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年02月22日

『凱旋競馬?』

何が起きるか分からない。

締め切り過ぎた原稿を書こうと殊勝にも早起きしてパソコンに向かい、意を決してスイッチを押すと、いつものメロディーが流れない。

不吉な予感。

一月ぶりの立ち上げだが、何年もこれでやってきた。
「何時までもあると思うな金と親」

何時までも動くと思うな古いパソコン、である。

少し新しいパソコンはあるものの使った事がない。

暇なときに慣れておこうと意を決すものの、典型的なパソコンアレルギー。

いざと言う時の備えなど有るわけがない。


2千字を超える文章を携帯で書き上げ急場を凌いだ。

驚く事に今の携帯はかなりの字数文章が打てる。

現にこのブログも携帯からの配信だ。

放浪博打屋に在宅でのパソコン配信は出来ない。

ノートパソコンを用意して戴いていたが一度も日の目を見なかった。

期待に反した分厚いパソコンを持ち歩くほど博打屋の行動範囲は楽じゃない。

まあ堅気衆の約束事とはこんなものだが携帯が黙って代役を果たしてくれている。

一日中あたふたし空商いの22日。

減りもしなければ増えもしない懐をいとおしみながら土曜の競馬を展望する。


何と言っても興味は京都記念のドリームパスポートであろう。

幾らも負けてはいない、の実感はあるものの、負けてはならないレースで結果の伴わない現実をどう捉えるか。

パスポートに口がきけるなら語らせてみたい事が沢山ある。

骨折、休養、帰廐、転廐。
人間の思惑、感情の狭間で東西の厩舎を渡り歩くパスポートである。

人間の感情優先ならこのレースは凱旋レース。

捨てた古巣で答えを出さねばなるまい。

浪花節なら両手上げての馬券だが、訳ありを考慮するならウオッカにもアイポッパーにもあろう。

悪いことにフサイチホウオーもいる。

どの馬にもそれぞれ切ない事情がある。

ならばいっそ復活気配のアドマイヤ2頭か?

負けてもまだ目標は天皇賞と言えるレース。

博打屋はフサイチホウオーと心底決別できるであろうか。

千々に乱れる京都記念である。

このページについて

2008年02月22日 23:57に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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