梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年02月23日

『梅・木瓜・水仙』

愁思符庵」の庭は春の兆しに溢れ始めた。

出掛ける庵主を芳香で見送ってくれる。

「お前さん、タマはあるのかい?」

火打ち石をカチカチと叩いて身を安じる恋女房。

「じゃ行くぜ。タマは無くとも行くのが渡世。達者でな」

博打屋は駅までの道々こんな夢想に耽る。

恋女房?

いや、可憐な水仙がそう言ってくれているのだ。


明日のG1を控え門前に列が出来ている。

そう言う季節に向かい、蹄音は確実に近づいている。

パドック横のヒマラヤ杉の広場で一杯のかけそばを食べることから博打屋の商いは始まる。

寄ってくるハトにソバを投げてやる。

傍らを知人の女性カメラっ子が軽やかに通りすぎる。

応援幕を小脇に抱え元気一杯だ。

暖かいパドック。

今週は引退調教師の馬が気になる。

1Rエリザベススイートは1番人気に支持されている。

減量騎手だけにチャンスだが、マイネルレッチーノ の馬体が優る。

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2008年02月23日 09:48に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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