梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年02月26日

『誠心誠意確定申告』

遂に歩く度に本やら新聞やらの山が崩れ落ちる「愁思符庵」の荒れようだ。


片付けといっても、右の物を左にし、上の物を下にする程度の気休め。


抜本的には捨てないと片付かない。

「もったいない主義者」
の泣き所である。

もっとも、大概の物は貰い物か拾い物。

世に言う浪費ではない。

大体、1年間仕舞い込んで使わなかった物など、喪服以外は未来永劫使わない物なのだ。


物に限らず女房もだぞ、と男どもに警告を発した事がある。

身につまされる男は早く家に帰って使うものは使え。

朝から洗濯をしながら、自戒を込めてそういう結論を得た。


壊れない洗濯機。壊れない掃除機。

「愁思符庵」の洗濯は放り込んで終わりじゃない。

二槽式で手間隙かかる。

掃除機も然り。

ゴミの貯まった蛇腹を取り出し埃を掻き出す。

今時こんな事をする家庭はなかろう。

それに引き換えパソコンは呆気ない。

修理して使いたいがパーツも無かろう。


悪いことに眼鏡のフレームが折れてしまった。


たっぷり午前中に主夫をして京王閣初日に出掛ける前にふと確定申告を思い付いた。


僅かな源泉徴収を還付してもらうには面倒でも出向くしかない。


毎年同じ経費を書き込み、真っ赤っかの赤字を計上。

毎度、相談係が収入はこれだけですか、と聞く。


堅気の真似事で書く原稿料は予め1割の源泉が引かれている。


その僅かな天引き分を税務署に返して下さいとお願いに行くのだ。


とやかく言われる程の額じゃないので事は簡単。

早く行けば早く還付される。

つまり、その金すら待ち遠しいと言う事だ。

机で記入しているとき、外した眼鏡のつるが隣の机との隙間に入り捻れたようだ。

新百合ヶ丘の税務署でのアクシデント。

お気に入りのレア物だからショック極まりない。

修理に一月かかると言う。

お陰で眼鏡なし。京王閣回りは断念。

帰宅して予備を引っ張り出さなければならない。


「足元にお気をつけてお帰り下さい」

眼鏡屋の姉ちゃんが親切。

「お陰様で皆さん綺麗に見えます」

何だか得したのか損したのか、人生一寸先は闇で御座ります。


諦めてブログでも書くかと新百合ヶ丘のマクドナルド。

滅多に入らぬ店だが、「100円あったらマクドナルド」と言うのがいい。

チーズバーガーも100円。
思い切って二つ頼むと今日はコーヒーが無料だと。

とても得した気分だが、結構な賑わい。

シャカシャカチキンを振る音を聞きながら、博打屋はぼやけた世間を見ている。


写真は税務署入り口にある「お札になる木」のみつまたである。

「愁思符庵」の庭で育てて見ようかな。リッチになるぜよ。

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2008年02月26日 17:28に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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