梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年02月27日

『青春水面』

天気晴朗なれど波高し。

商いとは程遠い懐で、強風の多摩川競艇場に出向いた。

1Rに桑島和宏が出場している。

先日父親の桑島騎手に見に行きますよ、と話した以上1年経った若者の走航をこの目で確認しておくのが筋。

久々に1R前からの入場。強い向かい風が吹き水面はキラキラと波打っている。

平日の10時台に競艇場に足を運ぶ人種を考えていただきたい。

ガラス張りの一般スタンドで日向ぼっこ代わりに日がな過ごすには100円の入場料ですむ。


近くの多摩川河川敷暮らしの顔見知りもチラホラ見掛ける。

概して競艇場が一番ファン対策がいい。


それもこれもこのお方のお陰か。


「母背おい 宮のきざはしかぞえても かぞえつくせぬ 母の恩愛」


ほかならぬ母を背負う笹川良一氏である。

59歳の時に82歳の母を背負いお宮参りした時の「孝養の像」という。

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競艇の生みの親の孝養精神は生かされているようだ。

因みに「きざはし」とは階段ことである。


6コースからのスタートの桑島。

一番売れていないが、3番手争いを演じ最終バックは3着確定かに思われた。4-1-6なら博打屋の3連単的中。

1着④今川、2着①岩本⑤大熊、3着⑥桑島と言う一捻りした舟券を持っていた。
勿論万券だ。

しかし、桑島君!甘い。

最終2マーク、無事に回ってくれれば、神様仏様桑島様だったが、大熊に弾かれ飛んでいって4着。

うそっ!

博打屋の正直なうめきだった。

まだB2クラス。ターン技術の甘さは歴然だが、競艇は水上の格闘技。

早く逞しくなって博打屋を助けて欲しいものだ。


初日の一般戦からやっていたら命が幾つあっても足らない。

日差しは恋しいが、博打屋は河岸を変えて商いをしよう。

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2008年02月27日 12:19に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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