梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年04月02日

『夜桜お梶』

震え上がった夜桜だった。

全休日とした昨日(1日)、わけあって京王線仙川駅で行われた「夜桜コンサート」に出向いた。


8回を迎えるこの催しは駅前整備の折、伐採の憂き目にあいかけた2本の桜を市民の熱意で残した事に始まるそうだ。

その実行委員会の代表と烏山の競馬ブックトラックマン吉岡哲哉君が旧知の間柄で、美浦入りの前に招待の義理を果たすそのご相伴をしたと言う訳だ。


夕方6時から始まり8時半迄の演奏は多彩なジャンルの競演。

桐朋学園大学、電気通信大学などのあるこの町は、文化人も多く、武者小路実篤記念館などと共に文芸の香りが強い。


折からの嵐に桜も必死に耐え、僅かな花びらを宴の席に舞わせていた。


中でも、桐朋学園の川又明日香さんのバイオリンは将来を属望されている有望格。(左端)

viorin.jpg

ブックの吉岡君は烏山の土地っ子で、飲み屋でこの代表と知り合ったそうだ。18歳の時と言うから古い。


いつもの火曜夜入りの美浦行きを、昨夜は少しずらしての出発。


車だから酒無しで僅かな時間居酒屋で冷えきった体を癒した。


彼自身ビアノを習っているだけに、夜桜コンサートも縁がある。


中々の理論派だが、予想家らしく独善に過ぎるきらいもある。


しかし、博打屋のような得体の知れない男とも付き合えるところがこの男の良いところだ。


噂に聞くほど博打屋の前では酒で乱れぬ。


今週は彼の予想を聞いてみよう。


寒い思いで夜桜を楽しんでの美浦入りだ、きっと良い仕事するだろう。


2日早朝、馬主の西川氏から電話があり、船橋の2Rに前回勝ったアドバンスキングが出走、今日も良いんじゃないか、どう思うかと弾んだ声。


マリーンカップもあることだし、多摩川、立川の選択肢を捨てて商いを船橋に。


首尾良く出遅れながらもアドハンスキングは勝ったが、2着を外して空商い。

padic.jpg

マリーンカップはさしもの武騎手でも楽勝のメンバー。

取り紙を避けるのが精一杯の博打。

そそくさと船橋を後にして、日暮里途中下車。


上京して40年、初めて谷中墓地界隈を散策してみた。

hakabasakura.jpg

博打屋の体温に馴染む町並みに、知らずに過ごした今日迄を悔やんだ。


江戸にさほどの興味を持っていなかったことに他ならない。


じっくりご報告したいが、次回に回す。

商いはやや不本意だったが、博打屋の目は肥えた。

東京の桜も味わい深い。

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2008年04月02日 22:06に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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