梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年04月12日

『脱・春眠馬券』

「春眠 暁を覚えず 処々に啼鳥を聞く 夜来 風雨の声 花落つること知んぬ多少ぞ」


朝っぱなから漢詩の勉強だ。

思い出して戴きたい。唐の詩人、孟浩然(もうこうねん)の「春暁」と言う詩である。

蛇足を承知で解説するなら、早い話春は眠いと言う事だ。


今週は正にこの詩を思い起こさせる日々だった。

夜中に風雨の音がし、沢山の花を散らし、朝は寝床の中で鳥の声を聞く。


「花落つること知んぬ多少ぞ」


如何にも漢詩的表現。きっと沢山の花が散ったであろう、と言う言い回しだ。


「馬券当たること知んぬ多少ぞ」

と置き換えると分かりやすいか。


博打稼業は切ないが、「愁思符庵」でこうした朝を迎えられる喜びだけは何物にも代えがたい。


昨日(11日京王閣の庭で見かけた銀杏の木には小さいながら、いっぱしの形をした若葉が芽吹いていた。

080412-1.JPG

結婚祝いのご祝儀だよ決勝は、と囁かれていた高木がその通り勝ったのには複雑な思いだった。


そんな事情でレース運びなど上手くいくわけないが、博打の神は粋な計らいをする。


今朝(12日)は1R知人の馬主氏のアドバンスリバーの遅れたデビュー。

いきなりでは荷が重いかも知れぬが季節の早進行を見ると、休養明け馬や未出走馬の仕上がりは例年より早いかも知れない。


先物買いも念頭に置く必要がありそうな自然の摂理だ。

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2008年04月12日 09:22に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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