梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年04月17日

『山笑う』

東京の桜はとうに終わっているが、福島競馬のモニターを通して見る山々の遠景は正に「山笑う」の盛り。

この地には近年有名になり、訪れる人も増えた「花見山」と言う個人所有の桜名所がある。


桑山だったところに持ち主がこつこつと桜を植え現代版「花咲か爺さん」となった。

先週、ここを見て高湯温泉に泊まり、と博打屋を羨ませがらせた知人の馬主氏。

花粉症がぶり返し帰京してこの方泣いて暮らしているそうだ。


「山笑う」と言うのは、桜が開花する直前の山の風情のことだ。


北国の山野や首都圏の山岳地は今がその季節であろう。

「山滴る」が夏、「山粧う」が秋、「山眠る」が冬。


木々が芽吹き花も咲く、その春の明るさが「山笑う」とは好く言ったものだ。


「博打屋笑う」と高笑いしたいものだが、開店休業状態じゃその芽も出ない。


昨日(16日)は京王閣で観戦に徹した。


暇に任せ場内にある「競輪資料館」を見学。


競輪の歴史がつぶさに分かるソコソコの施設だ。


自転車のルーツとも言える「ドライジーネ」という木製自転車が展示してある。(写真)

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1817(文化14)年、ドイツ人カール・フォン・ドライス男爵が発明したと説明にある。


ペタルもクランクもなく地面を足で蹴って走ったそうだ。


とは言え、人類が使ってきた乗り物としては、この時速15キロ程度の乗り物は馬に次ぐ画期的な速さであった。


この原型さえなければ、今日の自転車も無く、競輪も無かったであろう。


素晴らしき発明と言うべきだが、我が身を含めて、競輪場に棲息する人種を見ると罪深き発明と言えなくもない。


今日(17日)の準決勝を強烈なマクリで勝ち上がった前田新(写真)が明日の決勝の注目選手。

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神山拓弥、松崎貴久との争いだ。


余儀なく見物に徹した2日間、明日は打って出よう。


もっとも、手持ち不如意に変わりはない。

川崎のナイター競馬に転戦である。

7Rディーズエトワール(写真)、8Rキョウエイアオバの出走だ。

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応援馬券に過ぎないが、アオバは面白いかもしれぬ。


博打屋にまだツキの一つも残っていれば、明日の京王閣、皐月賞へと首がつながるのであるが。

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2008年04月17日 19:03に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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