梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年04月23日

『富士山近望』

桜前線が早くも津軽海峡を渡ったそうだ。


箱根でそのニュースを聞くと、改めて日本は広いと感じる。


昨22日早朝、箱根の宿の露天風呂に身を沈めていると、セグロセキレイやウグイスの声が響き渡る。(写真)

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いつもの朝と違う朝。


こういう朝が人には必要なのかも知れない。


馬も自転車も舟も、出向くところのない朝である。


「箱根に来て何年も経ちますが、この季節が一番綺麗だと思います。」


湯上がりに、囲炉裏にかけた鉄鍋から味噌汁を振る舞ってくれた番頭さんの言葉を待つでなく、山々の風情は優しい。


塔ノ沢、宮の下辺りは垂れ桜の満開期。


行く先々で咲き具合の違うのも箱根の奥深さ。


箱根神社で来るべく府中開催の商い祈願をし、山中湖へ向かった。(写真)

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ここはまだ桜が咲き始め。

河口湖に比べ3度は低いそうで、富士五湖では一番寒い所だ。


間近に見る富士山はまだ真白き頂きを天空に聳えさせている。


「ホテル マウントフジ」の高台は山中湖を見下ろし、富士山を正面に迎え、この上ない展望。


馬券で納得する商いをした暁には是非泊まり客になってみたいものだ。


桜のこの時期がベストであろう。

何時の日のことやら。


さて、命の洗濯の2日間が終わり、爽やかな朝の「愁思符庵」。


洗練された箱根の宿から一転。


雑庵は否めないが博打屋の城。


本物の洗濯で主夫をやりこなす。


川崎競輪で散々だった手島慶介がふるさとダービー弥彦で優勝し、3連単16万を超す波乱。


取れていたいたかどうかは微妙だが、川崎の落とし前を執念深く追った人には溜飲の下がる車券であったであろう。


皐月賞で博打屋を幸せにしてくれたキャプテントゥーレの骨折が報じられている。


秋の復帰を祈るばかりであるが、忘れ得ぬ恩馬である。


19日の中山1600メートルを外枠から2番手を追走、坂下からグイグイと根性のある走りを見せて勝ったキョウエイストーム。


400キロを切る小兵だが、休み明けを挟んで2連勝。


町屋の田中晴夫氏の馬だが、どうやらNHKマイルCが視野に入って来たようだ。


早い時計での課題はあるが、驚くほどの勝負根性だ。

権利があるなら挑戦は頼もしい。


町屋で人気の焼き鳥屋「かめだ」を訪ねた19日の夕方、案の定入れなかった。


二番目候補のモツ屋「小林」は何故か休み。


遂に浅草のふぐ「玄品」となったが、この思わぬ晩餐が、皐月賞の好結果に繋がったのであろう。


やはり、時には美味いもので勢いを付けなければならぬと言うことか。


町屋には庶民的な飲み屋が多く、博打屋にはたまらない。


「かめだ」には再挑戦したいが、マスコミ登場する店は俄人気で地元常連が締め出され、評判を下げる。


まあ、博打屋などもそのミーハー客だが、こうした町で飲めば、馬主のルーツも分かり、人柄の理解には役立つ。


さて今日(23日)の商い。


箱根ボケを切り替えて川口オートか多摩川競艇初日。


オートの爆音でテンションを府中モードに切り替えて来よう。

このページについて

2008年04月23日 12:40に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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