『角館春景』
東北から花の便りが届いた。
桜前線はとうに津軽海峡を渡っているが、秋田の仙北市角館を流れる桧木内川の桜は盛りは過ぎたとは言え、まだ名残を留めている。
旧名大曲市在住の馬主・佐藤良二氏が、名残桜を届けてくれた。(写真)
「はなたらし(勝負に負けた人)でなくなったら、見においで」
との誘いも実現せぬままに終わった。
角館の武家屋敷の垂れ桜はしっとりと清楚だが、2キロに渡る土手沿いの桜は壮観でもある。
桜は幹の上部に根を生やし、幹の中を通って地に延びるから丈夫なのたそうだ。
京都から嫁いで来たお姫さまが、持参した桜を植えて都を偲んだと言う、武家屋敷の垂れ桜共々、秋田の名所だ。
ベストグランチャ亡き後、先週の中山グランドジャンプを寂しい思いで見ていたであろう。
さて、商いだ。
ゴールよ、もっと手前に来て!と叫びたくなるようなレースが続く府中コース。
一呼吸も二呼吸もずらして追い出す馬にチャンスが来る。
減量騎手にその呼吸を覚えられると、軽いだけに鬼に金棒だ。
京都3R,ローレルベルロードは人気だが勝てるのではないか。
朝一番で担当の小久保君が博打屋にモーニングサービス。
グリーンの海老名君からは東京3Rジュメイラムーン、京都9Rクィーンスプマンテのお薦め。
セゾンの井手君は所属が代わったようだが、5Rサマーシルフィード、6Rドリームスカイラブ、ドリームクラウンと有力馬をスタンバイ。
博打屋の苦戦を皆が応援してくれる。
天使の囁きとするか、悪魔の囁きとするかは、パドックに張り付く博打屋の出番。
