『道義的除外』
「梶さん、もう出掛けたかい?うちの馬、出走除外になっちゃったよ」
船橋競馬に向かう途中、馬主氏から電話が入った。
仕事で行けないから、代わりに口取り(勝利写真)しに行ってよ、と前走勝った時に今日(8日)のJRA交流戦が予定に組まれていた。
8日船橋競馬8Rアドバンスキングのことだ。
この日2Rコンプスティオーネ、10Rデュークトーゴーの3頭出走予定の西川氏であった。
しかし、2、8Rの船橋所属2頭は預託厩舎、舘調教師の禁止薬物使用による逮捕を受け、所属馬の競走除外措置がとられた。
アドバンスキングは2連勝中で、中央馬相手でも人気になろうかと言う馬だった。
それだけに博打屋の今週の主力商い馬であったのだ。
期待薄の10Rデュークトーゴーではあったが、初志貫徹船橋に出向いた。
案の定、8R交流は地方馬のワンツー。
アドバンスキンゲは恐らく勝てていたであろう。
10R交流も地方馬のワンツー。人気薄ながらデュークトーゴーが3着、中央馬最先着を果たした。
幸い、3連複的中でマイナスを避けたが、書き間違いと言う恥ずかしいチョンボで3連単1万馬券を逃したのが痛かった。
予定の馬の道義的除外で、予定の商いを奪われたのは、週末に向けての大誤算であった。
馬主としてはもっと不満だろう。
事件は1月のレースと言う。
然るべき捜査の上での事態であろうが、釈然としない背景を感じる。
久々の船橋だったが、場内は少しずつ美化されているようだ。
スタンドで古い顔見知りの姿を見かけた。(写真)
佐々木悟氏と言う人だが、博打屋も恐れ入る競馬ファン。
いや、馬券師かも知れない。
南関東を初め、新潟辺りでも見かける人だ。
博打屋の古い読者でもあり、昔声をかけられて以来の顔見知りだ。
JRの職員で仕事のローテーション上、平日開催の地方競馬に行きやすいと聞いたことがある。
旅はお手のもの、旅費の優遇が全国競馬場参戦を容易にしているようだ。
最終を見る気にもならず、久々に船橋まで歩いてみた。
ここが漁港であることなど、電車に乗ると分からないが、船橋までの裏道には、どこか地方の漁港に来た風景に出くわす。(写真)
船橋の地名の発祥の由来もこの橋が全てを語っている。(写真)
週末の競馬モード切り替えが近づいたが、抽選待ちをしていたキョウエイストームのNHKマイルは叶わなかった。
京王閣ナイターも視野にあるが、週末は競馬だ。
