『砦の森のバンク、紫蘭?』
いきなりさぶいギャグだが「愁思符庵」の庭に紫蘭が咲き誇っている。
よく見かけはするが、これが紫蘭と言う名であることを知らん人は多い。
元々は崖っぷちのような所に自生していた野生蘭だが、栽培し易いのでそこかしこで見かける。(写真)

根は漢方に用い白及(びゃくきゅう)と言うらしい。
初夏の季語で今が盛り。明るい紫色の小さな花が、淑やかな女性を想わせる風情がある。
昨夜(19日)来の風雨にも耐えて健気でもある。
昨日はさしもの博打屋も疲労残り、宇都宮競輪の準決勝を立川場外に出向くのが精一杯。
小嶋敬二、岡部芳幸、武田豊樹、神山雄一郎が順当に勝ち上がるのを見届け、僅かな日当をもらってダウンした。
今日(20日)は決勝戦。地元神山雄一郎が武田に任せて大方の予想通り優勝するのであろう。
そう読まれ、そう決まるのが競輪の浪花節的快感なのだそうだが、別ラインの6人がなす術もなくグルリと回って来るわけでもあるまい。
峠を過ぎた感の強い神山は、地元で勝つことがファンへの恩返しであろう。
久しくためらっていた神山との心中をしてみるか。
美浦出身の松田は昨日落車で今日は欠場。大事なければ良いが。
晴れ間の覗く昼前、昨日すれ違いになって受け取り損ねた「北海の幸」救援物資宅配便を受け取った。
札幌の馬主氏が、苦戦続きの博打屋の暮らし向きを案じてドサリと食材を送って下さった。
お陰様で「愁思符庵」の冷凍室は満杯となり、しばらくは豊かな酒盛りが出来る。
有り難いことに氏もブログの読者。博打屋は苦戦しているように映るのだろうか?
こんなにも真面目に稼いでいるのに・・・?
ディーエス、ディーズと冠名の付いた馬主氏である。
これで馬たちが走ってくれれば、博打屋はもっと豊かになる。
戴いた蟹を食い繋ぎながら、その日が来るのを待とう。
もうひとつ、驚きと言うか嬉しいと言うか、思わぬ贈り物を戴いた。
送り主は取手競輪開催執務委員長、宇野文治氏と職員一同名。
丁寧な挨拶文とイメージキャラクター「砦(とりで)の森のバンク」のハンドタオル(写真)が入っていた。

過日、取手競輪場のファンサービスコーナーの北村和久氏を知り、その活動を紹介させて頂いた。
その博打屋のブログを読んで頂いたようだ。
北村氏のコラムにも博打屋の探訪が触れられていた。
「心温まることばに公営競技を支えて下さっていることを職員一同改めて感謝しているところです。
私達も場内に東京芸大の先生方や地域の皆さんとのアートや、今年も9月6日の夕方には自転車のダイナモの光を蛍に見立てた『取手螢輪』を企画するなど少しでも賑わいを保てるよう頑張っています。」
挨拶文を引用させて頂いたが、こうした真摯な姿勢は必ずや実を結ぶのではあるまいか。
逃げて逃げて逃げまくり、やがて誰もその男を捉えられなくなる日が来るのが、競輪選手の勇姿ではなかつたか。
捨てられ続けるゴミを拾って拾って拾い続けていれば、その内誰もゴミを捨てない競輪場が戻ってくる。
そんな努力がこの競輪場には期待できそうだ。
因みにダイナモとは自転車のライトの発電機の事である。
