梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年06月11日

『梨袋かけ。半農休業』

梅雨の合間を縫って、梨の袋かけの実習に出向いた。

2週間前の本実習を休んだので今日(11日)はその補講である。

函館競輪の決勝戦場外を立川で商うのが予定ではあったが、急遽決まった補講を優先せざるを得ない。

昨日の多摩川は100点満点ではなかったが、浜野谷、藤丸の裏表は準本線。


湯川痛恨のフライングで配当はガタンと下がったが、最低人気の藤丸優勝でまずまずの商い。


おまけに湯川の舟券は全て返還で、損したような得したような、の気分。


負けられない浜野谷はやはりスタートにプレッシャーがかかったか。一番遅れた。


藤丸、浜野谷、白井の3連単8580円はボックス券ならではの保険にも近い。


浜野谷頭の舟券だけなら取れていなかったかも知れない。


藤丸の機力上昇を見取った自分を誉めてやりたい。


なにはともあれ「水辺の銀行」には違いなかった。


「愁思府庵」から坂道を20分、よみうりランドに隣接してフルーツパークがある。


読売ウ゛ェルディのグランドにも隣接するこのパークは川崎市の農事振興の実験農園とも言うべきパークで、四季折々の花木、果樹が植栽されている。


温室もあり、博打屋の気に入りの散策場所である。


なんと言ってもタダと言うのが良い。


ここで実験栽培されている果物は、時季になると格安販売される。(写真)

200806111249000.JPG

知る人ぞ知る季節果物屋であろう。


今日の補講はこの梨園。


よみうりランドの絶叫を間近に聞きながらの袋かけ。


名前は知らぬが、写真左からストンと落ちる何やらフォール。中央がバンジージャンプ。右の白いのが木製枠のジェットコースター。(写真)

200806111313000-2.JPG

みなこの世の終わりのような絶叫を発しながら怖いもの乗りたさを楽しんでいる。


そんな中で博打屋は黙々と2センチ大位になった梨の実に袋を掛けるのである。(写真)

200806111539000-3.JPG

簡単なようだが、被せた袋の口を絞り込んで付属の止め金で縛るのはコツを要する。


今は上から被さっているが、実が大きくなると下に垂れ下がるので袋の口は上になる。

袋の口の絞りが甘いと水が入り果実は腐る。


収穫の時までこの袋に守られるのだから、大切な作業には違いない。


強い日差しに顔も焼けるが、馴れぬ作業で指が痛い。

日頃、新聞と赤ペンしか持たぬ博打屋の手に、この作業はちょいとした試練。


もし、農家さんに手伝いに行ったとすると、今日の作業ペースの時給換算は350円位だそうだ。


繰り返される絶叫を聞きながら、日本はなんと平和なのであろう、と博打屋は半農に勤しんだ。

このページについて

2008年06月11日 19:54に投稿された記事です。

ひとつ前の記事は「『五月雨有情』」です。次の記事は「『雨中行軍・船橋』」です。

他にも多くの記事があります。メインページアーカイブページも見てください。

梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

最近の記事

カテゴリー

アーカイブ

連絡先

POWERED BY AI-KEIBA