梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年06月22日

『羇旅辺土( きりょへんど) 行脚』

小雨の東京を旅立ち、仕切り直しの「みちのく一人旅」だ。


伸び盛りの稲が曇よりとした風景のなかでひときわ鮮やかな緑を見せる車窓である。


昨日もそうだったが、宇都宮を過ぎると雨は降っていない。

さすが今日(22日)は福島も昨日ほどの暑さではないかも知れない。

「羇旅辺土の行脚、捨身無常の観念、道路に死なん、これ天の命なりと、気力いささかとり直し・・・」


芭蕉が飯塚(飯坂)の温泉に泊まったのは6月17日とある。


土間にムシロを敷いただけの貧家だったらしい。


夜中に雷雨に見舞われ、雨漏り、蚤や蚊に悩まされ、揚げ句に持病の腹痛まで起こし、早々に引き上げたようだ。


先行きの不安に怯えながらも前の文を記している。


「この旅は僻地を行脚する旅だし、人生の無常を観じ、身を捨てる覚悟なのだから、たとえ道で野垂れ死にしようと、それもまた運命なのだ」


このような悲壮な覚悟を持って歩いていた。

昨年飯坂温泉に泊まったが、博打屋の旅はこのところ日帰り2往復が多い。


理由は明白、経費節約である。


「土日きっぷ」と言う便利な物のお陰でもあるが、新潟ですら日帰り出来るのだから、福島なんてあっという間。

このブログを書き終わらない内に着いてしまうのだ。


出来ることなら旅の宿の情緒を味わいたいものだが、昨日の落馬のように博打の神が勝負馬券を紙屑にしてくれる。

神は博打屋に温泉三昧をさせたくないらしい。


出来高次第で博打屋も湯宿に泊まりたいのが本音である。

さて、白のシャンゴと黒のじゃじゃ丸に出迎えられた福島競馬場。(写真)

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芝の内は余り良くなさそうだ。


阪神9Rマルブツセンター、12Rライフストリーム。

函館8Rチアズウイナー、11Rマイネルダイナモ、イチゴイチエ、12Rアキノパンチ。


他場の予想はこのあたり。

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2008年06月22日 10:17に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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