梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年07月07日

「奥羽本線節約旅」

日曜(6日)の福島競馬場、阪神12Rの堅い3連単を見届け、払い戻しを来週に回して福島駅に急いだ。


大儲けの商いではなかったが、福島12R3連複、阪神11R3連単、12R3連単を取り、後がないから儲けた気分になっただけである。


気持ちは旅打ちに傾いていたが、やはり様々な事を考える。


一番の思案どころは如何に経済的に動くかと言う課題。


前橋競輪か盛岡競馬・青森セリ探訪か。


真っ直ぐ帰京すると出費ゼロ。


ただし、明日出向くと旅費がかかる。


さりとて、前橋泊まりで明日に備えても宿賃がいる。

大曲の馬主・佐藤氏を訪ね明日の盛岡転戦なら「土日きっぷ」を最大限使って今日(6日)中なら僅かな乗り越しで行ける。


駅で悩んでいると柴山騎手がみどりの窓口に現れる。(写真)
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明日(7日)の盛岡に出走しているのは知っていた。


仙台泊まりで明日に備えると言う。


昨夜自分で天然温泉付きのホテルを検索して予約したと可愛い事を言っていた。


博打屋も一番早く楽な方法は盛岡回りの秋田新幹線大曲行きだが、きっぷのエリア外となり、乗り越しが9千円弱かかる。


これでは、「土日きっぷ」の特典が薄い。


柴山騎手には盛岡で期待してるよ、と言い残し、一人山形新幹線・奥羽本線乗り継ぎの旅の人と腹をくくった。


福島発17:48 新庄着19:41。新庄発20:19 大曲着22:03:。


新庄から実に19駅目が大曲である。


日曜の最後の秋田行き。


3両の車内は10人もいない淋しい旅だ。


乗り越し代は湯沢からだから僅かなもの(630円)。


缶ビール1本でブログを書きながらの旅だった。


暮れなずむ奥羽路の深い緑を眺められたのは新庄辺りまで。


1月に銀山温泉に来て以来の新庄駅だが、最上川下りの拠点だけに、駅には芭蕉と曾良が出迎え、「新庄山車(やたい)まつり」が旅人をもてなす。(写真)
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この山車は歌舞伎や歴史上の名場面を再現したもので、若者達が「チェレンコヤッサー」のかけ声で引くと言う。


新庄囃子は祇園囃子の流れを引く哀愁をおびた悠長な曲らしい。


山車のテーマは「寿連獅子」と言う親子獅子の舞踊で、子への思いやり溢れる場面を再現している。


獅子の子を千尋の谷に落とし、岩角に取り付いて這い上がる意志の強い子を育てると言う例の話だ。


新庄での40分の待ち合わせが少々ロスだが、閑散とした日曜夜の駅は、建物ばかりが近代的で特長が無いのが残念だ。


新幹線の止まる駅は皆同じ駅舎になってしまい、土地土地の個性が失われてしまったようだ。


22:03 下車人2人の大曲の駅に着いた。

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2008年07月07日 07:40に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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