梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年07月10日

『四万六千日』

今日(10日)は浅草寺の「四万六千日」である。


観世音菩薩の縁日で、この日に参詣すれば4万6千日分の参詣と同じ功徳があるとされている。


昨日からほおずき市も行われている。

旅惚けですっかり忘れていた。


浅草まで行けそうにないので、近場の寺社に行ってみたが薬師堂だった。(写真)

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「菅の獅子舞」が奉納される地元の古殺らしい。


「薬師さま」と言うのは正しくは「薬師瑠璃光如来」と言うそうで、お薬師さまの浄土が東方の浄瑠璃世界と言う極楽だからである。


「阿弥陀さま」を西方極楽浄土の如来様と言うのに対している。


お薬師様のお浄土は瑠璃と言う宝石で出来ていて、目もまばゆいばかりの瑠璃の光に輝いているのだそうだ。(博打屋はまだ見たことないが)


だから「薬師浄瑠璃光如来」と言われる。

話を戻すが、一度の参詣で130年分を賄うなんて、大変な菩薩様の御威力だ。


つまり、もう一生来なくて良いよって事になる。


毎年行く人はさぞ功徳に恵まれるであろう。

昨日(9日)、ユキチャン出走回避を郡山からのバス中で知り、6時過ぎに新宿に着いたが戦意喪失、知人との延期続きの飲み会に切り替えた。


ユキチャン鴨が馬券の旨味であったはずだが、サクセスブロッケン一本かぶりじゃ魅力ない。

結果を知って馬単は予想通りだったので酒飲んでる場合じゃなかったかと反省しきり。


博打屋とは反省の稼業である。


これほど反省と後悔に包まれた人生を送る人もすくなかろう。


長旅で主なき「愁思符庵」の庭はやはり草ぼうぼうで、朝顔が伸び所もなく地を這って花を咲かせていた。

またこの時期だから雨もあり草木は元気だが、梅雨明け後の長旅は植物たちに可哀想な水不足を強いる。


瀕死の鉢物に謝りながら水を遣らなければならない。

「庵主さんはね、好きで留守してるんじゃないんだよ。出稼ぎしなきゃおまんま頂けないのよ、許してや」

生き物には声を掛けてやらねばならぬ。


「綺麗だね~、大きく咲いたね~」


本当は女性にもこう言ってあげるのが一番なんだろうが。


パドックで馬を見ていても、廐務員が馬に話しかけながら歩いているのを見掛ける。


こう言う馬は見ていても従順で落ち着いている。


犬や猫を飼っている人なら分かるだろうが、動物は人の声を実に良く聞いている。


本当は人語がわかっているのだが、彼らに人語が喋れないだけ、と納得する人達が多い。


馬もより多く人間に声を掛けられて育った者ほど、人との信頼関係を作り上げ、人の指示や意思を理解するようだ。


そう言う目でパドックで馬を見ると良かろう。


走る馬は人との関係を理解している。


今日は開店休業。旅打ちの反省に日がな過ごした。

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2008年07月10日 21:11に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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