『古町有情』
新潟開幕週、土曜(19日)は泊まりとなった。
早い時期から知人の馬主氏から新潟での食事を誘われていた。
有難い話で一も二もなく受けたのは良いが、日帰りを常とする博打屋の判断ミス、ホテル確保に苦労した。
列車事情もさることながら、来週からの新潟は祭りや花火やスマップのコンサートやらでホテルが取れない。
良い時期だから是非新潟競馬と越後路の旅を勧めたいが、その辺りを早めにクリアーされたい。
なんとか確保したホテルも競馬客が多い。夏本番を感じさせられる。
待ち合わせの時間まで久々に古町・西堀辺りを歩いた。
この界隈は花街文化の香りの漂う所で、徳川の時代から新潟芸妓の華やかさが息づいて来た辺りだ。
柳都・新潟は明治元年5港の一つとして世界に開かれた水の都市だ。
勝楽寺(写真)には明治2年イギリス領事館が置かれたと言う。
「八百八桜 涼しきこと水に似たり 簾をかかぐ七十二橋の風」
幕末の志士、頼樹三郎が歌った風情は、微かに博打屋の肌にあたる。
三業会館の風情もそれを物語っている。(写真)
料亭・鍋茶屋「光琳」で、のどぐろ、岩牡蠣など日本海の味覚を堪能。勿論ちゃ豆は定番。
何より越乃寒梅を1升空けたのだから、ビール党の博打屋も唖然。
さて、久々の渋滞のバイハスだったが、競馬場は賑やかだ。
アイビスサマーダッシュはすっかり新潟名物レースになった。
サマーステージの指定レースだ。
直線1000メートルの最多勝利騎手が柴田善騎手の19勝とは知らなかったが、去年2着のナカヤマパラダイスに乗ってきた。
21年連続重賞制覇も七夕賞2着で逃したばかり。
同じく12年連続制覇を目指す福永騎手もステキシンスケクンで挑む。
二人とも今年は重賞未勝利。不思議な現象だ。
柴田パラダイスを捨てて(?)サープラスシンガーに乗りに函館から来た木幡騎手にも注目だろう。
牝馬が強いレースであることは承知の事。3歳馬も台頭するレースだ。
波乱の要素の多いレース、パドックが見たい。
今日の一番勝負は10R、1番人気も仕方ないモリトグランデだ。
ハンデに馬主氏は不安を漏らしていたが、むしろコンマ5キロ貰ったのではないか。
軸がしっかりしていれば相手が狂う。
手広く勝負して、昨夜の宴席に酬いたいものだ。
