梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年07月21日

『猛暑・海の日』

吹き出す汗が電車の冷房で冷やされ生き返るような安堵感に見舞われる。


強烈に効いているのであろう冷房がこれまたエネルギーや温暖化問題に繋がって行くのであるが、汗をさっと引いてくれるこの快適さに慣らされた現代人には、そんな悪循環はもはや眼中に無いのではないか。

新潟も暑かったが、東京の暑さは何処か嫌らしい息苦しさがある。


電車に人が多い。


一体今日(21日)は何の休日か?


「マーキュリーカップ」の日、と答えるのが正しい競馬人だろうが、おそらく大挙して訪れる俄ファンで盛岡の高原競馬場は混雑の事だろう。

山の上の競馬場、帰りの山道は渋滞が見えている。


特別こんな日に博打屋は行きたいとは思わない。


普段のありのままの競馬場が良い。


交流重賞の顔触れは何時も同じで新鮮味がない。


「交流一座」の持ち回り興行の様相で、力関係もはっきりし、関係者には美味しい番組かも知れないが、少なくとも博打屋が食指を動かす程の魅力は無い。

ついでに言うなら一部地方競馬場がやっているパドックに於ける解説はなんとかならないものか。

折角パドックで馬と静かに対峙して判断したいものを、いちいち個人的見解を大衆に聞かせる事はない。

場内のモニターで解説するなら聞きたい人だけが聞ける。


小さな競馬場で、パドック
の段階から予想行為を押し付けられるとオッズに敏感に反映する。

ひと昔前は福島や新潟など中央競馬でもブンヤ達が知り合いの地元ファンに流す情報があっという間に場内を駆け巡り、オッスが妙な売れ方をした時期があった。

悪事千里を走る、じゃないが「ガセネタ、競馬場を走る」なのである。


ファンからの要望との経緯を聞くが、果たしてそうだろうか。


競馬はもっとシンプルで良い。

話を戻すが、だからと言って取手競輪はないでしょ、と言われるとニベもない。

しかし、立川競輪初日、川口オート「キューポラ杯」を捨てての取手行きには事によればその足で水戸回りの鉾田行きが視野に無きにしもあらずであった。

今日は「海の日」である。


海運の重要性を知り、開運関係者の功績を称える「海の記念日」が祝日となったのだ。

昨日まで港町・新潟に居たのも海の日前日に相応しい過ごし方だったのかも知れない。

取手に向かう昼下がりに書き始めた今日のブログも、中断の後は帰途の常磐線となった。


風通しの良い取手競輪場は休日を楽しむファンが多かったが、お祖父さんに連れられて来たこの男の子にとっては格好の遊び場。(写真)

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以前にも見掛けた子だがマスコットのバンク君もくたくた。

恐ろしく暑いだろうに。


ファンサービスコーナーの北村和久氏に久々の挨拶をし、先日秋田のサテライト六郷でやはり同じコーナーを担当されていた高橋三郎氏(写真)の話をした。

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大曲在住の高橋氏も現役時代にはこの取手を練習地とされていたらしい。


東北の選手は雪の冬場は取手に暮らして練習をするのだと言う。

新潟競馬のささやかな稼ぎを取手で減らさせないで下さい、と決勝は北村氏の予想に相乗りしたが、博打屋に乗られて重くなったか、結果は残念であった。

鉾田行きも連日の疲れで意欲消滅。


気に入りの焼き鳥屋も休みで、利根川からの風に吹かれながら駅前のラーメン屋でビールと餃子。


まあ、ほろ苦い博打屋の「海の日」休日だった。


こんなもんだ、博打稼業なんて。

このページについて

2008年07月21日 23:31に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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