梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年07月27日

『国境の長いトンネル』

谷川岳の下を轟音と共に駆け抜く国境の長いトンネルは、何度通ってもまだ抜け切らぬかと、その長さにいつも驚かされる。


越後への侵入を拒むかのような、巨大な要塞を突き進んでいるようにも思える。

まるで舞台が暗転するかのような錯覚に陥る。

事実、トンネルを抜けきると、突如として緑豊かな山の連なりが待ち構え、関東とは水も空気も違うぞと言わんばかりの眩しい風景が飛び込む。

越後湯沢のスキー場が、まるで山肌をバリカンで刈ったようにそこだけが浅い緑の帯となって、様々な模様を描いている。


この辺りから浦佐や長岡に至る左右の車窓は、豊穣な日本の穀倉地として絵のように美しい。


遠野辺りの風景とはまたひと味違う立体的な日本の田園風景だ。

この様々な表情を見せてくれる車窓を楽しむだけでも、新潟2往復の旅打ちは癒される。


長いトンネルは越後路の旅人となるための、厳粛な儀式なのであろう。

土曜(26日)は1Rから出鼻をくじかれ、自分の掘った墓穴をただひたすらに埋める営みに終始した。

危険な人気馬と一抹の不安を感じながらの勝負だったが、博打なんて何時も不安と隣り合わせ、結果はともかく、何処かで決め打ちしなければ答えは出ない。

ただ、最終レースの降着で3連複馬券が甦った辺りは、博打屋にもまだツキはある。


もっとも、武騎手のトーセントゥルーは2着すらあったはず。

ハッピービーチとの固定相手だっただけに、3着確保は絶対条件であった。


決して降着によるお助かりではない。

ただ、情けないのはパドックで見つけた11Rキャッチータイトル、12Rハッピービーチの3連単を買い切れていなかった点。


理由ははっきりしている。

ビハインドからの博打に、気持ちが消極的になっていたのだ。


出直しの今日(27日)は出だしを慎重に始めたい。


1Rマイティークラウンが良さそう。

2Rサマーレプタンサは近走冴えないが、夏場に変わり身があるかも知れない。ここはキタノオーロラが軸だが、相手は波乱。


4Rリワードモンシェリはリワードニンファにタニノギムレット。この時期この距離で走らないわけがない。

午前中はこれらの馬が注目だ。


函館記念はビサノパック、トーセンキャプテンに第3の馬探し。

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2008年07月27日 09:54に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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