梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年07月30日

『炎暑のサボリ』

暑中お見舞申し上げます。

日曜(27日)に新潟より帰庵して、遅れっぱなしの堅気仕事に取りかかったものの、月曜(28日)は京王閣ナイタ-決勝戦と小松島競輪の準決勝併売で朝から知人に呼び出しをくい、蒸れ返る「愁思符庵」を脱出して涼しい京王閣のバックスタンドで残業に取り組んだ。

2レースほど微妙な写真判定で負けてしまい、タラレバを言うなら家賃分の商いになったものを逃してしまった。

孫の写真を待ち受け画面に入れて満悦の師匠のケンちゃんは相変わらずの酔っぱらい。


「ケンちゃん、頼むから当たりもしない予想を電話してこないでよ」


博打屋が泣きを入れた。


「良いんだよ、外して買やぁ良いんだから」


「そう言う問題じゃ無いでしょ。言われると耳に残るでしょが」

「良いんだよ、俺は誰かに喋りたいんだから」


えらい迷惑なのだが、競輪親爺にはこの手の人が多い。

これが競馬のパドックになると始末が悪い。


携帯で友達に実況している若者を見掛けるが、こう言うのも実は聞かせたがり屋の類いなのであろう。


これ聞こえよがしに自分の知識を披露しているのだろうが、これも困ったものだ。


博打ってものは自分一人の営みであり、一人で迷い苦しむものだ。

人様を巻き込んじゃいけない。


前売り買って下北の行きつけで飲むと言うケンちゃんの前で3連単14000円を仕留め面目躍如。


代わってナイターに烏山の知人が来場、最後までの商いとなった。(写真)

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涼しい指定席でブログでも、と気持ちは前向きだったが、終わって一杯やっているうちに、土日の疲れに負けてしまった。


火曜(29日)は朝から待った無しの仕事。


小松島の決勝を買いに行くことと、原稿アップとの競争であったが、セゾンの知人から大井競馬交流にサマーアンサンブル出走の連絡。


馬券にはなりそうではないが、見ておきたくもあり現場でのアポ。


結局、京王閣場外回りの大井競馬場コース。

小松島は山崎芳仁の番手岡部芳幸のチャンスと読んだが、これが大甘。


現地に飛んだ知人からも、今シリーズは岡部と便りが届いていた。

山崎のヤラズと言うか失敗と言うか、地元四国の渡部哲男-堤洋に加藤慎平でゴールした。


八百長、の声も上がったほど、記念レースは地元選手と言う定石が生きてしまった。

気落ちして駆けつけた大井競馬もポロポロ荒れ馬券。


サマーアンサンブルを見届けて、セゾンのお偉いさんと3人大森の飲み人となった。(写真)

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今日(30日)、待った無しのデッドラインの原稿を早朝から仕上げ一日在庵。


ブログも堂々たるサボリを決め込んでいたら、代理店社長からの生死確認のメール。

熱中症を案じて頂いたようで、水の補給の勧めだ。


それより泡の出る飲み物の方が良いに決まっている。


思えば博打屋のブログは命の電話のようなものか。


途切れた時が命の終わり。

ふむ、過疎地の一人暮し老人宅に備えつけられたホットライン。


我がブログの思わぬ効用に気付くと共に、もう一つ思い出した。


こんなに毎日配信する約束ではなかったことを。

このページについて

2008年07月30日 16:54に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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