梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年08月06日

『5時から博打』

箱根の過ごし易さから比べると、東京はやはり暑い。

予定していた鉾田行きも、思わぬ疲労で挫折し、算段をしてくれていた鉾田の狸、志井田氏に迷惑をかけてしまった。


何だか無気力症候群にでもなりそうな倦怠感だ。

なにもこんな暑さのなかで片付けなんかしなくても、と我ながら思うのだが、身の回りを整理しないと、自分の居場所がない。


倦怠感の最中にただひたすら汗を流す。


熱中症覚悟の荒行だ。


日帰り温泉でいい、一日中高校野球を見て、合間に風呂入り、ビールと枝豆を頂けたら最高の幸せ、と知人が言っていた。


今日(6日)の博打屋は、環境こそ劣悪だが、野球三昧には違いない。


シャワーを浴びては「ながらテレビ」。


昼寝を挟んでまた野球。


ところが雷雨で甲子園はノーゲーム。


4対0の試合を再試合にするのだから、天も罪深い。


折角の野球三昧を中断され、なす術もない。


これは何処ぞに働きに行け、との天の采配かも知れぬ。


素直な博打屋は川崎競馬ナイターを想起する。


そう言えば3日も収入がない。


ナイター競馬が嫌いだなんて言ってる場合じゃない。


急ぎ南武線に乗り川崎に出向く。


「愁思符庵」に比べなんと外の涼しい事か。


5時から博打、に半分休み気分の堅気衆が集まっている。


競馬場は真夏の夕涼みにもってこいの屋外酒場。


今開催は粋な誘導馬が涼感を演出してくれている。(写真)

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いつもながら手作りの努力が感じられる競馬場だ。


8R中央交流は柴山騎手のマキシムヒシャカクが逃げる地元馬を交わし勝利。


パドックで目を引いただけに博打屋も馬券になったのが嬉しい。


ファンにサイン求められ応じる柴山騎手も偉い。(写真)

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後のない中央馬だが、もう使うレースにも限度がある。

早目に地方競馬に活路を見つけてやるのも馬のためだろう。


そんな目で中央馬を見ている地方の調教師も多いのではないか。


蒸し暑くはあるが、日中とは比べ物にならない。


勝ち逃げほど稼ぎはないが、ビール位は飲める上がりだ。


残りは高見の見物で博打屋も「5時から博打族」の仲間入り。


3日振りの現金に一人安堵するスタンドだ。

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2008年08月06日 21:09に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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