梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年08月20日

『夾竹桃哀景』

「夾竹桃が咲いている。

あなたのわたしの夏を見守るように。

あの花は嫌いだよ。

幼い私の手を引きながら母が言った。

あの日ヒロシマに白い閃光が走った時にも、この花は咲いていた。

祖母に連れられ焼け野原を歩いた記憶が母の記憶に忌まわしい花として残ったようだ。

幼い私は焼けるように暑い夏の日に咲くこの花が気の毒に思えた。

何故かはっきりと言い切った母の声が夏になると甦る。

夾竹桃は気の毒だ。」


こんな散文を書いた時代もあった。


百日紅と夾竹桃を見る度に白く光ったヒロシマを思いだし、幼い時代にあのドームを見るのが夏の楽しみであった頃を思い出す。


夏はヒロシマ。取り敢えず広島の片田舎で生まれた身としては、この花は故郷に繋がっており、母の声を呼び起こす。


お盆を過ぎ風が確実に冷気を帯びてきた。


京王閣に出向く僅かな時間にもそれは感じる。


新潟競馬場のパドックにも白い百日紅の花房が飛んできて白く転がっていた。


蝉も止まり木を奪われコンクリートにしがみつく。(写真)

200808200918000.JPG

夏の終わりが近づいているようだ。


神山雄一郎の優勝はあるだろうか?と秋田の知人から問い合わせがきた。


昨日の2着は価値あるものだし、前を走る武田豊樹も好調で神山は恵まれた。


あそこからよくぞ1着と思わせた山口幸二も前を走るのが地元柴崎淳。


恵まれた両者がそれを生かさぬ事はなかろう。


武田・神山に柴崎・山口の組み合わせになるだろう。

神山さん、どうぞ700勝と武田の浪花節に期待してみよう。


因みに昨日の西武園決勝戦は伊藤のラインに荒澤の絡み。3連単35050円は我ながら誉められた。

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2008年08月20日 15:11に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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