『梨実る』
今日(22日)は梨農夫の日だ。
開花から125日、健気にも梨は太陽と水と土に育てられ立派に実った。(写真)
今日の収穫は幸水と言う種類である。
稲田堤の白井農園さんが今日の研修地であるが、先日の品評会で有袋部門で受賞した農家さんであり、市内でも有数の農家さんである。
ここの梨は500グラムを超えるものが多いが、いざ収穫に入ると青松虫にやられた物もある。
丹精込めて育てた梨が一晩で駄目になる自然との戦いは厳しいものだ。(写真)
ハクビシンの被害もあるそうだが、彼らは一つだけしっかりと駄目にするが、カラスになると悪戯が多く可愛いげがないそうだ。
梨の地色を見ながら収穫をする。
専門的に言うなら、熟れ具合によって収穫するのだが、後になるほど糖度は落ちるそうだ。
つまり、残された実と葉のバランスで、大きくはなるが糖度が下がると言う。
収穫した梨は大きさ別に選別するが、籠毎選別機に載せ、一つ一つ取り上げると、減算方式で感知した秤がその梨の等級を音声で知らせてくれる。
実に合理的な作業だ。
箱詰め出荷は農家さんの最後の詰め作業。
こればかりは研修生にはやらせられないとの事だった。
明日からは豊水、さらに新高と言う品種の収穫が始まるそうだ。
にわか農夫も今日がハイライト、後は10月末の土壌管理となる。
午前の農夫、午後博徒。
多摩川競艇が今日の予定だったが、午後御茶の水のセゾン事務所に表敬訪問。
今週の出走馬の陣容と状態のリサーチ。
懐かしの駿河台、母校中央大学辺りを神保町方面へ、なんとも40年前へのタイムスリップ。
思い出は語り尽くせない。
久々の古本屋街、探し求めている梶山季之「李朝残影」はやはり見当たらなかった。
水道橋近くの古本屋の親父に聞くと、「良い作家だったよね。面白かったな。でも、ないよ。」
古本って余り動かないんですか?と聞くと「アンタね、ウチの隣大学になったんだよ。でもね、誰一人そこの学生、本なんて買いに来ないよ。日本も終わりだね」
親父の言葉に頷きながら、100円棚の「禅がわかる本」(秋月龍岷)、「文学の中の『猫』の話」(御茶の水文学研究会)を買い後楽園オフトまで歩いた。
川崎ナイターの場外でも、と思い立ち寄ったら浦和競馬の発売。
この大ボケじゃ博打は危険。
何年振りかに見るオフト後楽園の夕方の風景を眺め本日休業を決め込んだ。(写真)
モニターに向かって熱狂するファンに圧倒され早々に退散。
すっかり涼しくなった夕べである。
37度近くの暑さのお盆は先週の事ではなかったか。
置き去りにされたお盆の牛や馬が何とも名残惜しい。(写真)
昨夜は鳴き騒いでいた虫たちは今宵何処に消えたのであろう。
静かな週末、新潟旅打ち前夜である。
