梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年08月23日

『花火憧憬』

涼しいと言うより肌寒い朝の旅立ちだ。


今日(23日)は「処暑」。暑さがようやく和らぎ始める頃であり、稲が実りの時を迎える頃である。


正にその通りの季節進行で、小雨模様で旅立った越後路の稲穂も黄色味を帯びてきた。

お盆を避けての旅行客が多く、「とき303」は満席。


辛うじて見つけた1席に座り込んだがこれが最悪。


窓際の若い太目娘は首枕をしてムシャムシャ菓子を食いながら漫画読み、通路側の親父は脚を前の肘掛けに乗せ、座れるものなら座ってみろの姿勢。


立っている人もいる中でのこのマナーだ。


日本は終わっているな、と雨の車窓を眺め、催し始めたトイレへの敢行を如何にするかと不快な席で悩んだ。

今日は秋田・大仙市、大曲の花火である。


地元の馬主・佐藤氏からお誘い戴いたが、土曜と言うのが悩ましい。


かつて競馬をサボリ、長旅の最中にお邪魔したことがある。


人口が何十倍にもなる東北きっての花火大会で、何日も前からキャンプしてこの日を待つ人々の姿を雄物川辺りに見た時には、異様な光景とショックを受けたものである。


その歴史も古く、明治43年に諏訪神社の祭典を始めとし、後に全国から選抜された花火師たちがその技を競う日本一の座を賭けた大会としての権威を保ってきているのだ。


今や当たり前の「創造花火」もこの大会から生まれていったのである。


地元に行けば分かるのだが、この大会をどんなに誇りに思っているか、佐藤氏の話を待つでもない。


8月の第4土曜に行われる。

規模こそ違うがもう一つ、我が多摩川の対岸、調布の花火が今夕行われる。


毎年新潟出稼ぎで見る機会はないのだが、ここ何年かは雨で順延し、中山が始まってから見た記憶もあるが、今年は見られそうにない。


新潟から直帰して終いを少し見れるかも知れないが、夏の終わりを告げる花火もオツなものではないか。


やはり、土曜秋田で日曜新潟入りすべきだったか。


「花火憧憬」の博打屋は残り少ない越後路博打に気持ちを切り替える。


さてその新潟。

どうやら天気には恵まれそうだ。


そろそろ内側が悪くなり、外差しを取る騎手も多くなりそうだが、先週もそうだったように内側1頭分のサプライズロードにも要注意。


味を占めた石橋脩騎手のような若手の積極的な騎乗をマークしなければなるまい。

今日(23日)はセゾン馬は小倉のみ。


グリーンやキャロット、シルク等のクラブ馬が揃っている。


1R内回りだけに切れるコスモジブリ、ラークフライトがエイシンタイガーに迫る。

2R,ミンナデワンダーが順当。


4Rタツクールの距離短縮が強かろうが、グリーンFのタキシードジャズ、キャロットFのアルティジャーノも注意だ。

6Rここは混線。馬次第だ。
7R関西馬2頭が中心だがルシフェリンも良い。

9Rアバレダイコが届く展開になるかが推理処。

10R待望のジャンプはもう一度ジャイアンツエールを狙う。前走落鉄なら負けすぎも納得。ミヤビペルセウスが相手だろう。

11R正に新潟堀割の面影、柳都ステークス。ハンデ戦なら人気薄の関西馬が穴パターン。該当馬はアグネスネクタルと見るが、スターボイジャーはどうだろう。距離に無理があるかも知れないがパドックを見たい。

12Rシグナリオでいける。

さて、小倉は武騎手が戻ってきた。騎乗馬も揃い武頼りも悪くない。

気持ちとしては札幌12Rトーアヘンリーの前走再現を期待している。バタリと止めてしまう過去とは少し変わってきた。軽量も味方か。

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2008年08月23日 09:23に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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