梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年08月31日

『葉月惜別』

8月も終わりを迎えた。


子供の頃は楽しいばかりの8月が終わるのが寂しくてならなかった。


判子がずらりと押してあるラジオ体操の出席カードを眺めながら誇らしげに思ったものだ。

遊び呆けて、と親に叱られたが、今にして思うとホントよく遊んだ。


それだけに8月の終わりは寂しいものがある。


いい歳になった今もその心情に変わりはない。


特に今年の夏の終わり方は気に入らない。


前線に沿って湿った空気が流れ込み日本を覆っている。


台風なら諦めもつきスパッと通過するが、残り少なかった夏の最後の週がこの天気じゃ夏っ子としては不完全燃焼。


辛うじて回復しそうな週明け9月、博打屋は新潟から北上し五能線の旅に出る。

水沢競馬が筋ではあるが、惜別の夏なら白神山地や不老ふ死温泉が相応しいかも知れない。


五能線の旅は4年振り2度目だが、男鹿半島は40年振りとなる。


その前に新潟での商いが旅を左右する。


昨日(30日)は予想通り訳有り馬(知人関係の馬)への心情馬券もあり苦戦を強いられたが、10、11Rの3連単で何とか凌いだ。


今日(31日)の注目は2Rドリームヘリテージの2戦目の変わり身。

皆条件は同じ2戦目の馬たちだが、この馬の絶対値が計れるレースだろう。


7R 人気になってしまうがホリノティアラが力を付けてきた。

前々走、北海道から来た高齢の馬主氏が秘かに期待をしていた。かなり良くなった感触があったらしい。15番人気のこの馬を博打屋はお付き合いで買ったが5着。成る程、と先行力に見所はあった。


それでも前走は8番人気。

しかし2着で穴をあけた。

今回は牡馬相手になるが、人気は出てしまった。

今になって印を打つ予想屋にも呆れるのだがこうなると先物買いをしていた博打屋としては悩む。


力を素直に評価するか、馬券的観点に置き換えるか。

この時期の3歳未勝利馬、正直飛び付けるほど確かな馬などいるはずがない。


その辺りが悩みどこだ。


8R ゲンスイは距離延びてむしろ買いかも知れない。前走世話になったロットオブカクテルも捨てがたい。


そのゲンスイの馬主が新潟記念にアルコセニョーラを出走させる。


牝馬の台頭著しい新潟記念だけに要注意。コスモプラチナ、サンレイジャスパー、キャッチータイトルなども怖い。


トウショウウ゛ォイスにこのところの貸しを返して貰いたいのが博打屋の本音でもあるのだが。


最終まで商い出来ないスケジュールである。


博打屋は前売りを買って豊栄駅から16時発の「いなほ7号」で旅に出る。


快晴の新潟で「葉月惜別」、快心の馬券を手にする、ハズだ。

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2008年08月31日 09:26に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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