梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年09月02日

『五能線初秋』

青森県西津軽郡深浦町艫作字鍋石。


今朝(2日)、博打屋はこの地にある「みちのく温泉」で朝を迎えた。


最寄り駅は五能線艫作駅だが、ウェスパ椿山駅のほうが人気の「リゾートしらかみ」が停まるので便利だ。

「黄金崎不老ふ死温泉」にも近い。(写真)

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海を見下ろす半島にへばりつくように五能線が走り、日本海が洋々と広がる。


部屋からも、露天風呂からも見えるのは濃い緑の木々と深緑の日本海、浅青の空にひと刷毛引いたような秋の雲。(写真)

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思えば一昨日(31日)、アルコセニョーラの名をラジオの実況で聞きながら豊栄駅で「いなほ7号」に乗り、日本海沿岸流れ旅。


秋田に泊まり昨朝(1日)「リゾートしらかみ・青池号」で十二湖駅下車、白神山地の十二湖を散策した。(写真)

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快晴に恵まれ世界遺産白神の空気に包まれ、日本海の優美な夕日を眺め、「みちのく温泉」の午後を楽しんだ。


遅い夏休みだ。


久しぶりに博打商いを忘れ、中高年で賑わう五能線の旅人となった。


疲労で書き上げられなかった原稿を、能代平野の実り豊かな稲穂を眺めながら何とか終わらせ頭を空っぽにしての放浪だ。


この宿は以前不老ふ死温泉に泊まった時、風呂だけ入りに来た事があり、広大な敷地にゆったりとした湯治宿風情があり、個人旅には簡素で良い。


お湯は茶色で塩化物強塩、遊離二酸化炭素含有量は日本一と言う。


もう一つの日本一は庭に聳える大水車である。


直径22メートル、重量35トンは青森ヒバで作られている。(写真)

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人気の白神山地の入り口で秋は殊更美しいそうだ。


夕日も絶景は秋なのだそうだ。


この線は五所川原まで続き、大半が海岸線に沿っている。


岩崎・深浦・鰺ヶ沢を西浜ロマン街道と呼ぶそうで、夕日の浪漫を楽しめる。


深浦は北前船の風待ち湊として栄えた歴史があり、文豪や絵師が多く訪れている。

ならば博打屋も足跡をと、4年前に訪れた。


紀行家・菅井真澄、旅絵師・簔虫山人、文人・大町桂月等々、「ふかうら文学館」に行ば勉強になる。


勿論太宰治に関しては詳細だ。


「津軽」執筆にこの地は縁が深い。


今回はこちらをパスして秋田に戻り、今日(2日)は男鹿半島を回ってみる。


秋田の知人が男鹿半島を車で案内してくれると言う。

40年振りの男鹿だが、恐らく当時博打屋は岬巡り、灯台巡りを旅のテーマにしていたのでそれで旅したのだろう。


映画「喜びも哀しみも幾歳月」や田宮虎彦の「足摺岬」等に影響された青年だったのであろう。


入道崎近くの国民宿舎に泊まったのがとんでもない贅沢をしたような記憶がある。


今、八郎潟の広大な稲田とじゅんさい池を眺めながら各駅の旅。(写真)

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奥羽本線大久保駅で合流だ。

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2008年09月02日 11:55に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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