梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年10月 アーカイブ

2008年10月02日

『衣更え休暇』

昨日(1日)は秋の衣更えの日であった。


すでに2~3日前から肌寒い日が続いていたのでもう済ませた人もあろう。

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2008年10月03日

『人並みに赤い羽根』

「愁思符庵」にも町内会の付き合い事が回ってくる。


この時期赤十字への寄付で赤い羽根募金の集金に当番役員がやってくる。


実は町内会のこうした当番は持ち回りでその役を受けなければならないのだが、独り者だし留守がちであるし、何より賃貸者で地の者でないことから博打屋はその持ち回りから免除されている。

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2008年10月04日

『他人のそら似』

競馬に出向く土日の朝は何時も同じ時間に行動する。

すると必ず同じ相手に同じ場所あたりですれ違ったりする。


誰にでもよく有ることだろう。

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2008年10月04日

「札幌色気」

札幌5R 前走後ろからの脚を見せたトーアヘンリーが少し変わってきたようだ。単複。

2008年10月04日

「軸はアポロ」

6R 順調に使われているアポロクイックが軸だろう。相手はグッドチョイス、サニーラブカフェか。

2008年10月04日

「難解だが」

11R 難解だがサンエムパームからはいる。トロピカレイト、チャレンジシチー、ダイイチミラクル、グリーンアラモード。

2008年10月05日

『牝馬の6 ハロン』

開門が5分早まったG1開催の日曜(5日)である。


中山も最終日でもあり、さすがに重賞ファンは多い。

秋競馬本番の感が強い。


しかし、世間とは裏腹に博打屋は昨日のツキのなさが尾を引いている。

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2008年10月05日

「この顔ぶれなら」

9R 鮟上に安勝を配したドットコムが好位から伸びるには手頃な顔ぶれ。コアレスストームも良さそうだ。

2008年10月05日

「迫力ある牝馬」

11R 牝馬に迫力がある。特にカノヤザクラは牡馬まさり。牝馬3頭とファイングレイン、ビービーガルダンのレース。

2008年10月07日

『歌舞伎座参る』

「猫に小判」と笑うでない。

博打屋だってたまには銀座に出ることもある。


しかも歌舞伎座だ。


さらに1等席15000円、7列21番。


2日から始まっている「芸術祭十月大歌舞伎」に今日(6日)出向いて来た。

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2008年10月07日

『草庵、釣瓶落とし』

「小さな時から日常に芝居や三味線の音がある、と云う環境に生まれ育つと云うことが、どんなに恵まれているか気付いてから役者になったのでは遅すぎる。とくに古典芸能の場合には・・・」


昨日(6日)の歌舞伎座の礼を券をくれた知人に電話したらこう話していた。


成る程、オギャと生まれた瞬間から好きとか嫌いとかではなく、空気や水と同じように体に取り込まないと古典など現代生活では身に付かないのであろう。

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2008年10月09日

『同行二人』

現代では四国のお遍路さんの笠にしか目にする事がなくなった「どうぎょうににん」の文字。


昔の巡礼者は笠に「同行二人」と書いて旅したそうだ。


「二人」とは仏と我とのことである。

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2008年10月10日

『久留米かすり』

「同行二人は仏じゃなくて弘法大師ですよ」


昨日(9日)のブログに京都の知人がメールをくれた。


確かに四国のお遍路さんの巡礼は弘法大師が「同行」である。


同じ巡礼でも東国や秩父など寺であったり観音であったり色々ある。


総じて仏さまでよいのであろう。

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2008年10月11日

『出でよ、後の月』

こんな筈じゃなかった。


待望の府中開催秋競馬、存分晴れ渡り、澄みきった青空の元をイメージしていた。

降られて気付いたが秋は雨が多いのだ。


一雨毎に寒さを感じる寂しい雨だ。

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2008年10月11日

「晴れ間広がる」

9R 真価問われる2歳馬。パーフェクトケン、ケイアイウミノカミ、デイトユアドリームの三つ巴か。

2008年10月11日

「冒険だが」

10R 冒険承知でホクレレの一発を狙う。ダイシンプランが順当だがアイティトップの人気も無さすぎる。

2008年10月11日

「デカイ馬だ」

11R ユビキタスの馬体には圧倒されるが一つピンとこない。ハンデ戦だからバンブーエールから買うのは意味がない。ダンツキッスイが好みの馬体だ。オフィサー、ベストオブミー。穴はジーンハンター

2008年10月11日

「惜しむらくは」

12R 勝つ力はあるグランシュウ゛ァリエだが、惜しむらくは鞍上に一抹の不安。馬券はエターナルスマイル、アドマイヤレグルス、メジロティモン、プレシャスピクセルの5頭ボックス。

2008年10月12日

『爽快府中』

秋の雲が広がってはいるが、晴れた秋空である。


風が強く季節の急ぎ足が聞こえてくる。


異様な程にターフの緑が鮮やかだ。


ここだけは季節感に乏しいが、パドック裏の庭園は色づき始めている。


三浦皇成デーで終わった初日であった。

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2008年10月12日

「少し変」

3R三浦人気で少し変。まあ、馬券は助かる。マイティースルー、ミクロコスモス、アポロアラネの方がハシッテホシーノより良い。

2008年10月12日

「ここは粒揃い」

7R ここは触手の動く馬が多い。三浦も思うようにはならないがここはチャンス。しかしポナパルトから入りたい。穴はトーセンコックス

2008年10月12日

「少し迫力に欠けるが」

11R 毎日王冠。春先の迫力はないウォッカだが、くすんで見える時の牝馬は走る。オースミグラスワンが予定以外の馬だが、トーセンキャプテン、サクラメガワンダー、ドリームパスポートを相手に。

2008年10月13日

『体育つの日?』

秋晴れの体育の日(13日)となった。


世のオヤジどもにしてみれば子供とスポーツをする訳じゃなく、体育とは無縁の日常、急に体を動かして腰でも痛めるのが関の山。


「たいくつの日」ではなかろうか。

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2008年10月14日

『にわか鉄男君なれず』

今日(14日)は鉄道記念日だ。


大宮の鉄道博物館は中々評判らしいので大宮競輪初日と博物館セットの充実プランを描いて朝洗濯をし、先日の草むしりの枯れ草を燃やしていると雨になってしまった。


「こんな日に行っちゃぁ駄目ですよ。鉄男君、鉄子さんで一杯でね。色んな催しもあるし、会社休んで行ってる人もいるんだから。鉄道マニアを甘く見ちゃ駄目ですよ」


こう知人のマニアに脅されたんじゃ博打屋のプランも鈍る。


にわか鉄男君になるのはあっさり変更。大宮競輪も見送りだ。

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2008年10月15日

『秋桜満開』

駅のポスターが紅葉一色となってきた。


今日(15日)は浦和競馬で埼玉栄冠賞、多摩川競艇で優勝戦と選択肢が豊富だ。


行けば金になるならこんな楽な商売はないが、何処を選ぶかの段階で運命がわかれる。


南武線に乗ると紅葉ポスターだらけで旅心をそそられる。

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2008年10月16日

『阿修羅の流れ』

札幌競馬の帰途を夜行列車で青森に行き早朝からたっぷりある時間を八甲田山の酸ヶ湯温泉、蔦温泉を駆け足入浴し、奥入瀬渓流を歩いたことがある。


夏競馬だったから深い緑の渓流散策だったが、これが紅葉したらどんな画家が束になっても描き写せない絶妙な水と森との構成だろうと感じ入った覚えがある。

確か「阿修羅の流れ」と名付けられた流域は、八甲田山の雪解け水の豊富さを誇示するかのように岩にぶつかり地を砕き、苔むした木肌を濡らしながら白い水飛沫をたてていた。


今まさにその奥入瀬が紅葉を迎えていると知人から知らせが入った。

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2008年10月18日

『浦和朝一博打』

「お父さん、家でゴロゴロしてないで外に出掛けたらどうなの」


65歳で退職したお父さんが身の置き場がない。


女房から邪魔扱いされる。

丁度近くの富山競輪場で競輪が開催されていた。

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2008年10月18日

『ふたご座幸運』

爽やかな秋風にも冷たさが感じられる。


快晴の多摩の里「愁思符庵」の庭の菊が蕾を膨らませ出番間近だ。


揺れる蕾に見送られ商いに出向くいつもの朝。

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2008年10月18日

「三浦記録達成か」

3R 武の記録を抜いて70勝のかかる三浦の取材が華々しい。アルストリスタンが人気になるのはありがた迷惑だが、ニシノルーファスも良い。

2008年10月18日

「荒れそうな顔ぶれ」

5R 人気馬がピンと来ない。見送りが正解だが勢いで買ってみる。グッドチョイス、スズカエンジェル、カラブレティーナが良い。グラマトヒィラムと期待はあったが今一つ馬体に張りがない。

2008年10月18日

「満を持して」

8R 今日一番の軸馬かと思うリビアーモ。相手にハイカックウは冒険か。終い伸びるアスクデュピティ、フランシールまで。

2008年10月18日

「満を持して外した」

9R 満を持して外した8R!挽回はトウカイハッスル。単複。

2008年10月18日

「京都に活路」

京都10R フライングメリッサが通用しそうだ。モンテクリスエスが相手。

2008年10月19日

『絶好行楽日和』

第13回秋華賞、絶好の行楽競馬日和になりそうだ。


三浦皇成騎手の70勝目を取材するメディアが賑わしい。

「疲れますよ、出る度に張り付いてるんだから」とはカメラマンの偽らざる心境だろう。


話題やニュースと言うものはそうして作られていくものだが、関東にもスターをとの関係者の恣意が見え隠れするのもこの世界らしい。

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2008年10月19日

「耳打ち話」

5R 道営見てい連中がものが違うと耳打ちのスクラヅジタル。屋根を無視して複勝なら。狙いはレオブルース

2008年10月19日

「馬は男まさり」

11R カワカミプリンスが男馬並みの体。他馬はけ散らかされそうだが、横山騎手では勝てまい。2着にして馬券はベッラレイアから。ヤマニンメルベイユの残り目も。

2008年10月21日

『哀・愁・華賞』

人間に勘と言う物があるとすると、その出現はその人の性格や人生観を如実に物語る形で現れる。


感じる時がいつも良い予感になる陽性の性格と、何か悪い予感となる陰性の性格。


いや、何事も人生を前向きに感じる人と後ろ向きに感じる人、そう言い換えても良いかもしれない。


博打屋は後者のタイプであろう。


何か勘が働く時は嫌な予感と受け止める事が多い。

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2008年10月23日

『傷心鉾田行』

何をやってもプロウ゛ィナージュの亡霊が取り付くようだ。

死んだ子の歳を数えるような、まるで何かに取り憑かれた老人のような姿ではないか。


何やらブツブツと一人ごちて、時折深いため息を洩らす。


嗚呼、嗚呼、時よも一度元に戻れ、と心で呟く。


たかが1000万位で、とお笑いあれ。

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2008年10月23日

『鉾田坂路完成』

鹿島灘に近い鉾田は比較的気温の暖かい地である。


秋の雲に覆われてはいるが明るい朝を迎えた。


鉾田の狸、志井田氏は気に入りのCDを大ボリュームでかけウットリと聞き入っている。


「愛のままで・・・」と云う秋元順子の歌だ。


シャンソンっぽい演歌で中々しっとりと切ない。

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2008年10月24日

『雨の慕情』

ひと雨毎に気温が下がり、紅葉も里に降りてくる。


月末近くなると博打屋も唯一の堅気仕事の原稿締め切りや各種支払いのプレッシャーに襲われ憂鬱な日々が続く。


鉾田の空気を吸って気は紛れたが懐は少しも気が休まない。


朝からの雨で戦意喪失、晴耕雨読を洒落込んだが、無気力爺さん状態でな~んも手付かず、久々に開店休業の一日だった。


たまには良いか。

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2008年10月25日

『競馬場同窓会』

今日(25日)は恒例の競馬場同窓会である。


と言ってもミニ分科会的集まりで7名程度の参加だ。


当然幹事は博打屋であり、席の確保も馬主氏にお世話になるなどそれなりに気を使う。


ひと学年上と下の人もおり、早い話倉敷の人の集まりだ。

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2008年10月26日

『エンジ色の菊咲く』

「愁思符庵」の庭の菊が咲いた。(写真)
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近所の畳屋さんから分けて頂いた苗が一年で自前の花を付けた。


もう花貰いに行かなくてすみそうだ。


エンジ色だが、競馬の枠で云うと該当する枠がない。


赤でもピンクでもない、紫に近いが、こじつけるなら紫の8枠か。


歩きながらそんな事を考えていた。

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2008年10月27日

『富士くずれても』

今日(27日)は幕末の教育家吉田松陰の刑死の日、1859年の事だ。

高杉晋作、伊藤博文、前原一誠などを輩出した松下村塾の主唱者である。


彼の危険な政治思想を案じた兄に松陰はこう言って安心させたそうだ。

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2008年10月28日

『秋寒・やや寒』

日本語は繊細だ。それは四季を持つ大和民族ならではの特性であろうし、日本人の誇れる本質でもあるのだろう。


一口に寒いと言っても季語の世界には様々な言葉がある。


「秋寒」「やや寒」「肌寒」「うそ寒」などすべて晩秋を表すが、その寒さの中身は微妙に違う。

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2008年10月29日

『うそ!寒』

昨日(28日)季語の話を書いたら、今日の夕方から一気に寒さを感じるようになった。


「うそ寒」は「薄寒」が転じたものだが、現代流に云うなら「うそ!寒~」と云うことになるのだろうか。本当に昼間の暖かさから打って変わった寒さとなった。


朝、資源ゴミを出しに出た時、近所の横山畳屋さんの前を通ると父息子で仕事をされていた。

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2008年10月30日

『平原頼む!』

「18:30 御徒町駅集合。ご祝儀は包み放題!」


朝早く知人の馬主鈴木芳夫氏から連絡が入った。


先日の新馬戦、ゴールドモールで記念すべき馬主100勝を達成し、今日(30日)お祝い会をすると先週聞いていた。


朝からご祝儀って言葉に博打屋は慌てた。

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2008年10月31日

『行く秋や』

「蛤の ふたみに別れ 行く秋ぞ」(芭蕉)


「おくのほそ道」の最後の句として有名だが、「行く秋」は晩秋の季語でもあり、「別れ行く」にも掛かっている。


勿論「蛤のふたみ」と云うのも「蓋」と「身」に掛けて、大垣を旅の終わりとした後、さらに伊勢の二見が浦に行く自分と門人との別れを読み込んでいる。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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