『牝馬の6 ハロン』
開門が5分早まったG1開催の日曜(5日)である。
中山も最終日でもあり、さすがに重賞ファンは多い。
秋競馬本番の感が強い。
しかし、世間とは裏腹に博打屋は昨日のツキのなさが尾を引いている。
サマーシルクロードの未勝利脱出の馬券のうち3連単34000円を書き間違いで取り損ない、挙げ句の果ては、しっかりと仕留めた3連単が田中勝春の降着で紙くずとなってしまった。
後藤騎手のハイアベレージとの接触だが、パトロールを見ると後藤の方も寄っている。
相互責任、あるいは田中の方がむしろ寄られたと見えるが、ダメを押した形で前を遮った田中に過失が与えられた。
これにて万事休すだった。
気分を変えての最終日だ。
電撃の6ハロンのG1である。
今日63歳の誕生日を迎える橋口調教師はカノヤザクラ、スリープレスナイトを布陣し、ワンツーまであろうかと云う充実ぶり。
機運から見ると侮れない2頭ではないか。
博打屋の持論だが、長短の両極の距離には専門馬が存在し、その牙城はしばらく続く。
スペシャリティが要求される距離なのである。
その意味でスリープレスナイトはスペシャリストの道をまっしぐらだ。
ダート、芝問わぬ走りは距離だけを選ぶ特異な体だ。
昔は「短距離の追い込み馬」と云うのが穴の定説であったが、スプリンターズSではアストンマーチャンのように逃げ切る馬の台頭も多い。
その意味でビービーガルダンは怖い馬だ。
人間の短距離もそうだが、エネルギーの燃焼を要求される瞬発力にはそれなりの肉が必要である。
大型馬がこのレースで活躍するのはそうした背景からだ。トウショウカレッジなども爆発すると怖い。
気持ちとしてはサクラバクシンオーの仔カノヤザクラに注目しているが、内枠有利を考慮すればジョリーダンスも買わねばなるまい。
いずれにしても鍵は牝馬なのだ。
