梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

2008年10月07日

『草庵、釣瓶落とし』

「小さな時から日常に芝居や三味線の音がある、と云う環境に生まれ育つと云うことが、どんなに恵まれているか気付いてから役者になったのでは遅すぎる。とくに古典芸能の場合には・・・」


昨日(6日)の歌舞伎座の礼を券をくれた知人に電話したらこう話していた。


成る程、オギャと生まれた瞬間から好きとか嫌いとかではなく、空気や水と同じように体に取り込まないと古典など現代生活では身に付かないのであろう。

やはり「三つ子の魂百まで」に倣わなければならないようだ。


今日(7日)は朝から「愁思符庵」の草むしりに挑んだ。

近場の博打場が何処もなく、家事身の回りの事をせよと神の思し召しか。


確かにまだ衣替えも完了しているわけでもない。


午前中草むしりをしていたが、半分でギブアップだ。


腰が痛いのである。


以前から気付いていたのだが、庭の草むしりを始めると何処からか鳥が電線の上から作業を窺っている。


掘り返した土から地上に出されたミミズが目当てらしい。


驚くほどでかいミミズがいるのだ。


博打屋が姿を消してやると降りてきて捕まえている。

ご馳走をくわえて飛び去る鳥を見届けてまた草を取る。


川口オートの優勝戦か戸田競艇の選択肢はあったが、一休みしている内に時間が厳しくなった。


山のように草を重ね側でゴミを焼いた。(写真)

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生草だから燃え広がる心配がない。


表を通る子供が焚き火を珍しそうにフェンスの下から覗き込む。


本当は焚き火をしてはいけないのだ。


住宅地では禁止されているようだが、草や木や紙しか燃やさないので「愁思符庵」ではコッソリ焼いている。


「あの中にお芋が入ってるのかしらね」


小さい子が母親に聴いている。


「さあ、入ってないでしょう」


お母さんはそう答えて先を急ごうとしている。


焚き火を見る機会が少なくなっているのだろうが、焼き芋と結び付けるなんて驚いた。


草が乾いたら本当に焼き芋をしてみよう。


秋の陽は釣瓶落としとは良く言ったものだ。


出かけそびれた「愁思符庵」を夕闇が包み、虫たちが早騒ぎ始めている。


思えば彼らの隠れ場所を奪った訳だ。


「お~い、大事件だ~。棲みかがなくなったぞ~」


何だか虫たちに悪いことをしたようだ。


バッタの親子の緊急避難も始まった。(写真)

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大井競馬ナイターならまだ商いが出来る。


11Rマルターズウディーが何とかなりそうだが、ミヤサンスペクターの差しは利かないだろうか。

10Rエーピーゴンタはとっくに終わっちゃったのだろうが、間違ってハマラないか。タカラストーン、タケノトレジャーを買うのが正解なのであろうが。


さて、元気を出して出向くか、電話投票で済ませるか。


「愁思符庵」の秋の夕暮れ、金は増えぬが出ていきもせず。


秋刀魚でも焼いて食すのが今日の博打屋には合ってるか?

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2008年10月07日 17:43に投稿された記事です。

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梶山徹夫プロフィール

梶山徹夫

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。

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