『師走夜景』
「人間はまず先に存在する。人間は世界に不意に姿を現し、その後で定義されるのだ」
今日(1日)から師走に入る。
フランスの実存主義作家、ジャン・ポール・サルトルはこう言い残してこの日亡くなった。
「人間はまず先に存在する。人間は世界に不意に姿を現し、その後で定義されるのだ」
今日(1日)から師走に入る。
フランスの実存主義作家、ジャン・ポール・サルトルはこう言い残してこの日亡くなった。
由々しき事態である。
両腕手首付近に出来た湿疹が顔に飛び火してきた。
ダニかと思っていたが、蕁麻疹か内蔵からくるものかも知れない。
風邪で体調不良、薬等の副作用だろうか。これ以上拡大せねばよいのだが。
「愁思符庵」が甘い香りに包まれている。
珠に女性のコロンで似たような香りを嗅ぐことがあるが、柑橘系のような上品な香りだ。
もはや記憶にないが、算数を習う前に1足す1は?と聞かれたらどう答えたのであろうか。
理屈で考えるなら、算数を知らないのであるから、2とも3とも答えようがないが、たまたま、2と答えた人は良いとして、3や4と答えた人は、そのまま3や4の人生を送らねばならぬこともある。
職業上よく聞かれるのが稼ぎはどのように計上するのですか、と言う問いだ。
早い話どのくらい稼いでいるのか、と聞きたいらしい。
当たり前だろう。博打で暮らせるものなら誰だって興味はあろう。
競馬歳時記なるものをつくるなら、師走競馬も暮れの中山開催を表す季語となるだろう。
ひと昔前は「餅つき競馬」などと、競馬の村社会の互助会的性格を言い表した言葉が流行り、実際にレースが成る程と思える結果になったものだ。
3R サマーアドバンス勝負の気持ちが揺らぐ。クリールエイト、サトノロマネ、ミラクルフリーツ、も注。クリールが怖い。
6R このクラスでウロチョロしておきたい顔ぶれ。ゴールした時アバレダイコの前に何頭いるかが焦点。マイネルビスタとの争いだ。
秋田の知人から30センチも雪が積ったと知らせが届いた。
今日(7日)は二十四節季で言う「大雪」である。
日射しが弱くなり本格的な冬を迎える日だ。
9R ツルマルジャパンに少し気になるところもあるが杞憂かも。アドバンスヘイローから買うがコルサルージュ、ミラグロレディを押さえたい。
散々な中山初週であった。
確かに変な荒れ方だと感じた。
もっとも、博打なんて当たる時は簡単で、どうしてみんな分からないの?って思うものだが、当たりが遠退くとなんて難しいんだろって思うものだ。
今日(9日)は漱石忌である。つまり夏目漱石の命日。
「我が輩は猫である」「坊っちゃん」だ。
一体、「我が輩は」はなんなのであろうか。
太陽政策とは良く言ったものだ。
今日(10日)のような暖かい日差しがあると、分厚い冬装束も一枚一枚脱ぎ捨てたくもなる。
小春日和とはこう言う日の事だろう。
のっけからお断りしなければならないが、このところブログで意味か通じない言葉があると知人から指摘された。
恐らくこのところじゃなくずっと前からであろうが、若い読者には確かにピンと来ない言葉が多かろう。
冬の月は孤独な輝きを放つ。
澄み渡った夜空に蒼白く寒々しい。
今日(12日)は旧暦で言うなら11月15日、明日が満月であり、今日も満月に近い。
雲を残した夜空を明るく照らしている。
師走になって気温が緩む日もあり、夜風が身に凍むと言う侘しさは幸いにしてまだ直撃してこない。
我が「愁思符庵」近くの多摩丘陵の雑木林は落葉の絨毯となって黄金色の世界だ。
新緑も良いが紅葉、落葉も捨てがたい。
9R 一旦下げるより内で我慢してくれればアイアンデュークが短距離の追い込み馬となってくれよう。エイシンタイガー、カイテキプリン相手だ。
今日(14日)は赤穂義士討ち入りの日である。つまり、「忠臣蔵」だ。
1702年(元禄15年)のこの夜、江戸は雪に見舞われていたそうだ。
阪神4R,ケイアイテンジンの一本かぶり。単複じゃ馬券にならない。相手をドリームアライブ、メイショウオーラに絞りたい。
11R 8R9Rと3連単を取り10R3連複でまさに討ち入り馬券。4連勝は疑問だがカルナバリート、スリーアベニュー、ナンヨーヒルトップを買う。穴はトロピカルライト、チョウカイシャトル。
まんざら冗談ではなかったが、ひょんな事からいわきと云う町に行くことになっていた一昨日(14日)。
中山競馬の帰り、新松戸から常磐線に乗り継いでいわきに向かった。
このところ鉾田に行く機会が出来、水戸までの常磐線には馴染みが出来たが、水戸以北には行ったことがない。
前回(15日)の続き。
福島県は広い。JRびゅうのパンフレットには「うつくしま・浜街道・冬の漁場で舌づつみ」と銘打ってある。
駆け足浜街道の今回は温泉にも鮟鱇にもカニにも縁が無かったが、現地に行ってみて改めて知ることも多い。
そんな茄子があったような無かったような。
この時期の茄子は世間ではホーナスと云うらしい。
経団連発表によると大手企業の今年の冬のボーナスの平均妥結額は88万9064円だそうな。
あっ、そうの太郎ちゃんが珍しく難しい言葉を使ったので心配でならない。
例の定額給付金ばらまきについて、「私はそんな金をもらいたくない」と云う人はもらわなきゃいい。1億あってもさもしく12000円が欲しいと云う人がいるかも知れない。それは哲学、矜持の問題、とのたまったのだ。
「冬の日や 馬上に氷る 影法師」
芭蕉はあたかも美浦や栗東のトレセン風景を見ているかのような句を詠んでいるが、その時代の日常では当たりの情景が、現代では牧場やトレセンでの早朝の風景を知る者でなければピンと来ないだろう。
4R2着続きのグリューエントが勝てるのか?何も今日勝たなくてもと思うが馬はいい。
9R 決して見映えのするタイプではないリリアーレ。骨格だけは良さそうだ。レッドスパーダの逃げにも魅力だが、このレースは先行馬にはきつい。メジロチャンプが穴か。サンカルロは押さえ程度かそれ以下でよい。
今日(21日)は二十四節気の冬至。昼が最も短い日であり、夜が最も長い日でもある。
日が短いと云うことは太陽が最も衰える日であり、この日を境に太陽は復活に転じ希望に満ちる日でもある。
中国では、この日を「一陽来復」と言い太陽が甦る日として祝っている。
朝の暖かい風は何処に行ったか。
夕刻から冷たい雨となった。
年末進行の原稿締切日の今日(22日)であったが、今ひとつ気持ちが集中しない。
近場の京王閣では準決勝があるし多摩川では住之江の場外発売。賞金王も大詰めを迎える。
旗日と云う言い方も、旗を掲げる家庭が見当たらなくなった今日では死語に近くなって来たようだ。
今日(23日)は天皇誕生日で旗日だ。
明後日がキリストの誕生日。
巷が賑やかしいと思ったらクリスマスイブではないか。
我が稲田堤の唯一のケーキ屋ペコちゃんには列が出来る賑わい。
そうか、クリスマスイブか。早いものではないか。
クリスマスの夜である。大井競馬では一日限りのナイター競馬で色々趣向を凝らしているようだ。
サイレントナイト賞、ホーリーナイト賞とクリスマスに因んだ名前のレースが用意されているようだが、今一つピンと来ない。
その昔、地方競馬を庭としている連中から聞かされたことがある。
大レースを控えた開催では必ず大きな花火が上がり人々の関心を集めるんだと。
何十年も前の競馬ファンは臆面もなくこう言う見方をしていた。
罪作りな今年の有馬日程じゃないか。川口オートで始まるスーパースターフェスタや平塚の競輪グランプリも出鼻を有馬にくじかれる。
それ以上に今朝(27日)の新宿駅の帰省風景を見たら、有馬はやりたし故郷恋し、の若者もいるようだ。
前売り買って帰省するファンも多かろう。
5R 人気のマイネプリンスは余り良く見せないタイプか。ベルベットボイス、サマーディザイヤア、リワードルシアン、ディフィーターが良い。軸はベルベットか。
10R 大障害だ。キングジョイ、スプリングゲント、マルカラスカルの争い。キングから入る。クルワザードも注。
快晴に恵まれた2008年の有馬記念となりそうだ。
やはり終わってしまえは「ありゃま記念」となった。(さぶ~い)
多くの人がもう一度やってよ、の心境じゃなかろうか。
2頭はしっかりとしているから第3の馬探しと考えていたが、消えるとしたらマツリダゴッホと云う想定は正解でも3着も確保出来ないとは想定外。
掲載が休みの期間だが、2008年の大晦日を迎えた博打屋の総括をしておかなければなるまい。
有馬記念、東京大賞典、競輪グランプリと立て続きの大商いは不本意な結果であった。

1949年広島生まれ、中央大学文学部国文科卒。コピーライターを皮切りに、広告制作、音楽事務所経営、ルポライター、競馬雑誌編集長を経てフリーに。全国の競馬場に出向き、競馬に関わるエッセーを雑誌等に寄稿。著書に「馬券で喰ってどこが悪い」等。
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