『日脚伸ぶ・最終回』
生憎の風雨の1月の終わり。
北国は大雪に埋もれるだろう。
「日脚(ひあし)伸ぶ」と云うのは晩冬の季語である。
冬至の頃の日没は4時半だったが、節分には5時10分となる。
一日が明らかに長くなってきているのがよく分かる。
なんだか夕方が明るいので得した気持ちにもなる。
明らかに春に近づいているとお天道さまが教えてくれているようにも感じる。
せっかく乾坤一擲の最終回馬券と思っていたが、冷たい雨のパドックは立つのも辛いが、馬体もカバーで隠されよく分からない。
雨は七難隠す、のである。
五木寛之氏が自身の連載の中で現代を「鬱の時代」と称されていた。
そうした時代を迎えた以上それなりの生き方を模索しなければならないと。
例えば冬の季節の雪道を歩くならそれなりの歩き方があるようにだ。
確かに社会は厳しい環境に向かっているようだ。
博打屋ながら競馬場に身を置いていてもそれは肌で感じる。
しかし、博打屋から見るとごく自然の摂理で社会が疲弊しているに過ぎない。
余りにも「躁の時代」を過信したのではなかったか。
競馬社会を鑑みてもそれは云えよう。
資金力のみの世界に安寧とし過ぎた。
誰もがその争いに興じていた。
そして一人づつ居なくなる。
さて、東京初日の商い。
馬場は不良で難しくなった。
11R東京新聞杯は道悪を考慮してショウワモダンをもう一度買おう。開催替わりだけに先に行く馬に活路が見い出せるだろう。
おそらく人気はこの馬場を想定していない。ゲイルスパーキーが穴だが、実力ではローレルゲレイロに付いていけまい。
馬券を離れて帰ってきたトップガンジョーを見てみたい。
12Rはリンリンリン、デュウ゛ァルの関西馬が強そうだ。ドリームスカイラブの狂気にも期待したい。
7R馬券の軸は人気でもドリームシャドウ。ドゥーエンとの2頭固定マルチ3連単。相手はハピネスフォーユー、アルフェラッツ、キスアンドクライか。
4R障害はトウカイエールとスプリングロック。人気薄に流す手か。
さて、博打屋に明日はあるか。
