梶山徹夫の馬券生活 - 愁思符庵日記 -

本物の博打屋が送る競馬ファン必読の競馬ブログ

愁思符庵日記 アーカイブ

2007年08月01日

『愁思符庵』日記(1)

この日本で、いい歳こいた男が、差し出す名刺も持たずに暮していくことが、いかに窮屈であるかは、ある日突然リストラや倒産で失業した人でないと分らないかも知れない。

いや、名刺や肩書きは無くとも、せめて名乗れる職業名をもっていれば、この国では少なくとも社会人扱いは受ける。

昨今流行りのニートやらフリータ−はその窮屈さを敢えて受け入れての生き方なのであろうが、余程の精神力をもちあわせないと、あるいは何処かで求めている人生の自由は謳歌できまい。

社会の規範から外れて生きると云うことは、多くの物を得るチャンスを自ら失い、誰も見向きもしてくれない、身勝手な自由を手にしているだけなのかも知れない。

何を隠そう、いい歳こいた張本人がそう云うのだから、なまじ外れてはいない。

馬券生活者なんて職業はない。そんな呼称なんてどうでもいいことだ。生活の有り様の問題であろう。

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2007年08月03日

『暑中競馬 迷走中』

「イソップの あり・きりぎりす想ひつつ
    瘠せゆく友の 身体憂うる」

今夏の博打屋の暑中見舞い、
「暑中競馬 迷走中」と書いた。するとある馬主氏から即座に冒頭のメールが届いた。

今に始った事では無いが、年を重ねる毎にローカル競馬に足を運ぶ馬主の姿は減って来ている。かつては、自分の馬が出ていようがいまいが、毎週競馬場に姿を現し、馬主としての経済力と競馬愛と馬券熱を誇示し、健在振りをアピールしていたものだが、馬主の体力低下を反映してか、どこの競馬場の馬主席も寂しい。

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2007年08月05日

(無題)

台風の名残か、土曜の新潟は湿度も高く、蒸し暑さに見舞われた。
勝負馬と目論んだ2Rサクラスウープがゴール前で失速。3着に落ちた時点で、その後の商いはただの穴埋め作業になった。
勝った丹内騎手が1年ぶりの勝ち星なら、まあ良かったな、とやせ我慢の一つもせにゃなるまい。
吉田隼人はもとより、田中博、石橋、松岡と若手がチャンスを生かすなど、いかにもローカル競馬らしい巡り合わせだ。馬も騎手も、ローカルならばこそ一息つける側面もある。実に人間味のある営みなのである、競馬という世界は。
今後は大野、北村、土谷などのマークも必要だろう。
ホテルをキャンセルして帰京し、出直しの新潟行きである。商い失敗すると、飲むきにもならず、電車で反省の旅だ。「愁思符庵」の床下に埋め込んだ壺の中から札束を取り出してきた、と言えばかっこ良いが、そんなものあるわけがない。残りのタネ銭でいかに甦生するか、博打屋のウルトラC。
4Rレガルメンテで資金作り。堅い軸馬で相手が問題だが、クイーンオブザメイとの2頭軸固定の3連複を含めた、手広い馬券で心中。12Rのホウショウルビーまで生き長らえられるか。どうやら新潟にも夏か戻ったようだ。越後路の緑は深く鮮やか。田中勝春のまだ半年の愛娘も、昨日新潟入りだ。親父の頑張りも、馬券的にはマークだろう。

2007年08月09日

『空蝉の博打稼業』

多摩の里山もすっかり真夏の暑さに見舞われ、蝉の声が我が世の夏を謳歌している。蝉時雨が熱風と共に愁思符庵を包み込んでいるのだ。

庵と云えば木立に囲まれ、苔むした茅葺き屋根の、静寂漂う山奥の小屋を思われようが、どっこい、小屋は小屋でもおそらくは昭和30年代の文化住宅、ちょっと昔はそこら中に見かけた小家である。折角の瓦屋根を、雨漏りを機に大家がトタン屋根にしたおかげで、日当たり抜群の屋内は50度にも達する温室。とても人間が居つづける所では無い。

しかし、そこをパンツ一丁でしたたる汗をものともせずに過ごすのが、博打屋の正しい週明けの過ごし方なのだ。

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2007年08月11日

『商い時だよ、お盆興行。』

熱帯夜が続いている。驚いたことに、夜中の1時、寝苦しさで目覚めると、蝉が鳴いていた。暑さで夜昼間違えたか?
夏の朝、まだ明けきらぬ頃、日暮しがカナカナカナと涼しくも哀しげな羽音をひびかせる。
旅打ちの朝はこの目覚ましで始まる。そして新幹線までの車中、朝帰りの若者や、旅立ちの人々の様々な生態を観察しながら博打屋は、ふと人生の不思議を思う。
果たしてこの人々の中で、幾人の人が新潟まで馬券を買いに行くだろう。何が悲しくってこういう生活をしてるんだろう、と。

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2007年08月12日

『抜けるように青い旅の空。』

新潟らしい刺すような暑さが戻ってきたが、土曜の競馬場はかつてないほどのまばらな人出。お盆、地震など、それどころじゃない人々が多いということた。
瀬波温泉特別に因んで、旅館組合がペア宿泊券の抽選会を催すなど、新潟競馬場は相変わらずお祭り広場だが、人の行動は正直なものだ。空いた競馬場を楽しみたいならこの時期が穴場だ。
宿泊券どころか馬券も外した瀬波温泉特別だが、月岡温泉特別はなんとかしたい。
ちょうどこの週末は、セゾンRHの関係者と行動を供にしている。10R.月岡にもアイリッシュホークがでているか、1Rドリームリバイバル 6Rドリームラプチャー 札幌7Rコーナーストーン と、担当の井出君の胸をドキドキさせているらしい。いずれの馬も目が離せない。

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2007年08月17日

『愁思符庵日記(4)』

博打屋に盆暮れがあるわけがない。人様がお休みになる時にこそ、遊び人の浮かぶ瀬があるというもの。
 新潟からの新幹線、先週は往復グリーン車なんて分不相応なことをしたばかりに、よそ行きの馬券を張ってしまった。新幹線は人生を見つめるのに誠に便利な時間を与えてくれるものだ。
もっとも、1時間40分そこらでみつめられる人生もたいしたものじゃないんだが。
蛇足とは、先週日曜最終Rのことを云うのだろう。配信しそびれて、最後に推奨した馬ケイアイテイメントが馬券にならなかった。自己嫌悪に陥り後悔しきりだ。ベローチェの落馬の煽りはあったものの、勝ち負けの走りじゃなかった。我が目の甘さだろう。
落馬誘因の吉田稔騎手は日曜のマーク騎手でそれなりに馬券になってくれていただけに、複雑な心境だった。好事魔多しである。
ただベローチェの馬主筋のY氏ははなはだ気の毒。最終まで待った挙げ句が落馬じゃ報われない。

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2007年08月18日

『真夏の悪夢、競馬熱中症』

「中止は妥当な事だと思う。ただ、この間の預託料を誰が払うか、など問題は色々ある」

35年ぶりの中央競馬開催中止のテレビニュースを見ていたら、馬主の関口房郎氏がこのようなことを仰っていた。いかにも大馬主らしいな、と苦笑した。と同時に、所詮こんなもんだよ、と阿呆らしく思った。

開催危機の第一報は16日朝7時半の井出君からのメールだった。セゾンRHの担当者で前日から栗東に取材に行っていた。

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2007年08月22日

『競馬のない土日は猫のいない豪徳寺』

「何と申した?風邪じゃと?」

「ははぁ〜、流行り風邪にてござります。して、こたびの競べ馬でござりますが、見合わせるのが賢明かと・・・」

「たわけ!流行り風邪ごときで騒ぎおって。見ろ、馬は元気に駈けておるぞ。構わぬ、風邪だろうが、腹痛だろうが、勝つ馬と負ける馬がありゃ富くじは売れるのじゃ、お主たちはその道理が分らぬか!」

「しかしながら、瓦版のハエどもが煩く申しておりますれば、殿から上意をお下しなされては」

「かようなことで余を煩わすとは何事!ええぃ〜滞りなく祭りは行なえ!」

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2007年08月25日

『はじめ恐ろしゅうて・・』

 越後路がもっとも美しいのは、黄ばみはじめた水田の稲穂と、低い山々の濃緑の木々が、天空に溶け込む、8月の終わりのこの一瞬の色の交歓の時ではなかろうか。
 
 いや、国境の長いトンネルを抜け、浦佐あたりの風景を目のあたりにすると、誰の心にも あがないきれない季節の 怨念が 見えてくるのではないだろうか。
 通いつめる越後路も、残すところあと2週。始めに開催ありき、の競馬対応で再開にこぎつけ、再検査後の取り消しも少なく、ともあれ競馬は実施される。

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2007年08月26日

『地震・雷(台風)・梶オヤジ』

 陽射しは紛れもなく真夏のそれであるが、撤去された冷気装置ミストクールの跡を吹き抜けるパドックの風は、すでに晩夏の爽やかさを含んでいる。

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2007年08月31日

『越後路惜夏』

「お騒がせしました。私めの出番はこれにて終わりでございます」

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2007年09月06日

『瀬波温泉夜話』

長い旅打ちの最後の夜を恒例の瀬波温泉で過ごした。
村上市に向う海岸線を北上し岩船港と云う粟島に渡る漁港を過ぎると瀬波の海岸である。
道沿いのススキがピンと上を向き、自分の季節を誇示しているかのように、かすかに揺らいでいた。

何度訪れても、日本海に完璧に沈み切る夕日を見る機会は少ない。今年もまた雲の中に消えた。
波静かな夕闇の日本海が丸く水平線を引き、粟島の島影が茜色の雲のなかで黒く浮き上がる。
夕刻の一瞬の色変化。
この景色を見るだけで、長い旅打ちの心と体と懐の疲れが癒される。
なにはともあれ、苛酷な夏は終った。
収支?
野暮なことは聞くんじゃないよ。
収支は終始「愁思」不安だ。

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2007年09月07日

『台風一過、初秋競馬』

野分け、なんて風情のある風雨じゃなかった。

季節とはなんと正直なものか。はっきりと、秋の訪れを人に告知する。
愁思符庵も吹き飛ばされずに、なんとか持ちこたえた。気になるのは、多摩川の河原生活者の知人である。今日(7日)夕刻、サイクリングに出かけた。

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2007年09月09日

『競馬場晩夏』

すんなりと、爽やかな秋を運んでくれない、気候のきまぐれ。

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2007年09月14日

『ライフライン危機脱出』

旬のイニシャルはAだった。

安倍ちゃんと朝青龍、どちらが先に辞めるかと云うのが、つい先日の飲み会での話題。

一雨ごとに忍び寄る秋風に孤愁を深めたか、安倍首相が先にギブアップ。
雨上がりの清らかさに誘われて出向いた西武園競輪場(12日)でニュースを見た。

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2007年09月16日

『空も雲も風も秋』

政界に吹く風はどうやら 「待ち兼ね福来る」
らしい。

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2007年09月17日

『残暑連戦』

厳しい残暑だ。
そう感じるのは、その暑さがこたえる体力になってきたにすぎないことか。
夏大好きの博打屋は、日差しに強さがなくなるのが、恨めしくおもっていたのだが、さすがにこの暑さには参る。

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2007年09月19日

『風樹の歎』

3連休が続く。
誰が何時決めたのかハッピーマンデーと云うらしいが、一体何の御褒美でお休みさせて頂いているのか知らぬ人間も世には多い。

「愁思符庵」の草庭に唐突と真っ赤な花弁を広げた蔓珠沙華を見ながら、一昨日(17日)が「敬老の日」であったことを思い出した。

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2007年09月21日

『艇跡無情』

陽射しは相変わらず厳しいが、「愁思符庵」を通り抜ける風は明らかに秋そのもの。

庭の朝顔はまだ頑張って咲いているが、秋明菊が主役交代を迫っている。野生化するほどだから丈夫な多年草だ。
漢名を秋牡丹という。名前がいかにも秋らしい。この花を見ると鎌倉の瑞泉寺への探訪をそそられる。萩と共にこの寺の名物だ。

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2007年09月23日

『墓参博打成就?』

金曜(21日)の多摩川で、5万舟券を取り逃がしていた頃、大井で前走買いに出向き3着だった ディーズキューティーが勝ち単勝610円を付けていた。

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2007年09月26日

『愁思符庵・十六夜日記』

中秋の名月(25日)が、満月でないことに気付く人は少なかったのではなかろうか。

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2007年09月28日

『作家たちの虚実感』

「夏すぎて落ち着かぬ秋」

9月27日付け日刊ゲンダイの「流されゆく日々」と云う五木寛之氏のコラムにこういう一文があった。

7826回と云う、気の遠くなる様な連載である。
これがあるから、このタブロイド紙を読んでいると云っても過言では無い。

インドの「格差社会」を思い出しながら、昨今云われている格差について言及している。

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2007年09月30日

『古色蒼然G1戦線』

一夜明けると、一気に秋。

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2007年10月04日

『錦秋演舞場祭り』

秋雨前線に震えさせられた先週末だったが、今週はどうやら天高くの秋競馬が見込めそうな3日間開催だ。

だいたい、中だるみのする連続開催だが、さて、市場(民意)はどう反応するだろう。

開幕週、ファン心理はコース変わりの波乱予想を期待するであろうが、底力の実力勝負となる府中では、中山のような一瞬の脚や、インコースの巧妙な差しなど、ドサクサに紛れた結果は、そうそう期待できぬ。

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2007年10月07日

『祭り囃子が秋空に』

風邪で体調不安の東京競馬スタートだった。

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2007年10月11日

『秋風、鉾田』

水色の水彩を流したような青空に、うろこ雲が広がる。
広大な丘陵地に、ポッカリと15ヘクタールに及ぶ空間が出現。
ビッグレッドファーム・鉾田は今、完成に向け最後の仕上げに 拍車がかかる。

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2007年10月13日

『ピピちゃん、何処?』

「探しています。白文鳥ピピちゃん」

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2007年10月15日

『祝・初重賞』

愁思符庵日記に関するお詫び

日頃よりAI競馬をご利用いただき、誠にありがとうございます。

昨日技術的な問題が発生した為、梶山徹夫の馬券日記「愁思符庵日記」の更新を行う事が出来ませんでした。

本日10月15日付けで更新しましたこの日記は、昨日14日に寄稿されたものです。ユーザーの皆様には大変ご迷惑をお掛けし、申し訳ございませんでした。

今後とも、サービスの向上を図って参りますのでAI競馬を宜しくお願い致します。

馬がレースに勝つと云うことは、1の見識に9の幸運が巡り合うと云うことである。

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2007年10月17日

『健坊の涙雨・合掌』

我慢しきれずに涙がポトリ。
そんな雨が冷えきった夕刻落ち始めた。

静かに、そして厳かに読経が参列者の心に染み込んで来る。

微笑みの遺影が博打屋には眩しい。

10年の歳月を遥かに超えた懐かしい顔だった。

今日(16日)、48歳の短い人生を終えた一人の女性の通夜に参列した。

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2007年10月20日

『秋色競馬』

雨上がりの青空に、刷毛で撫でたような薄雲がひろがり、ヒマラヤ杉の木立が、くっきりと、浮き上がる。

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2007年10月21日

『富士がきれい』


「ピピちゃんみつかりましたか?」

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2007年10月23日

『一瞬の堅気』

「あんたかい?最近越してきたってオヤジは。ゴミだししてるってこたぁ、一人もんだね。まあ、事情は良いって事よ。畳となんとかは新しいのに限るって云うぜ。頑張りな、俺っちは、あっちのほうはもう元気ないけど、畳だけは贅沢してるぜ、ホレ御覧の通りだ」

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2007年11月01日

『銀座より新座』

秋がひたひたと忍び寄る。

まるで気が付いた時には懐がすっかり軽くなっている博打場での、ふと我に帰るその瞬間のように、ああ、もう秋だったんだと、気付いた時には、すっかりと世は秋色に染まっているものなのだ。

まあ、里の秋はこれからだろうが、博打屋は血が騒ぐ。
書を捨て野に出よと風が云う。

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2007年11月03日

『祝日競馬』

危うげな空模様。

稲田堤駅に人が多い。

祝日ハイカー達だ。

大半が博打屋世代以上。みな嬉しげな顔をして挨拶を交わしている。

他人事でもあるまい。博打屋とてこの予備軍。ハイカー仲間と祝日を過ごす日も近い。

競馬に向かう満員電車に驚いている様子だ。

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2007年11月04日

『鎮魂競馬』

競馬に事故は付き物である。

だからと云って、事故に鈍感になられても困る。

中には避けられる事故もあるかもしれない。

いや、避けるべく日頃の研讃が求められる。

秋陽に向かって軽やかにジャンプをしたベストグランチャの前にサムライジョーイが斜に切り込んできた。

グランチャの着地すべき位置はわずかに奪われ転倒。上腕粉砕骨折で命が奪われた。

3日、快晴の秋空の下で事故は起きた。

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2007年11月09日

『京王閣に明日はない』

「そんなところで予想してんじゃないよ、邪魔だ。こっちは高いショバ代払ってんだから!」

通りがかった店主が、博打屋にどなりつける。

今し方まで、知人が飲んでいた店先のテーブル脇に立って新聞を読んでいた。

車券でも買いに行ったものと、しばし飲み残しの席の傍で待っていたときのことだ。

6日、京王閣決勝に出向いた時、事は起きた。

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2007年11月10日

『秋雨煙る』

秋雨にけむり、府中の森が霞んで見える。

パドックから装鞍所へいたる欅が赤々と燃え盛っている。

ブローニュの森に抱かれるロンシャン競馬場より、美しいだろう。

美しいバリジェンヌと、麗しき青春の時を過ごしたのが、つい昨日のように思い出される。

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2007年11月11日

『古都競艶』

雨上がりの朝。ヒヤリと冷たい空気に身が引き締まる。

この時期の京都は、殊の外観光客が多い。

気紛れに旅する博打屋は、何度旅の宿に泣かされたであろう。

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2007年11月13日

『慰霊登山』

晩秋の河口湖畔。

紅葉回廊が雨上がりに色を取り戻し、湖面に明るさが映る。

今し方、車の中で見たエリザベス女王杯の馬券をもう一度確かめ、深いため息をついた。

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2007年11月17日

『招福騎手』

「十分倹約しましたから、これからはもうしません」
10億の現金を積んで、ポンと寄付した88歳の御婦人がにこやかにおっしゃる。

以前にも5億。

倹約にもレベルがあるのだろう、倹約には自信のある博打屋も、そこまでは貯まらない。

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2007年11月18日

『大連立馬券』

ちょっと前まで避けて通っていた日差しを、今朝は背中に心地よく受けながらの出陣である。

土曜の歯車違いは最後まで響き、角番大関のような心境の日曜。

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2007年11月20日

『懺悔、後悔、大反省』

全ては博打屋の責任である。

蛇足と云う言葉があるが、日曜(18日)ほどこの言葉を噛み締めたことはない。

いっそ書かなきゃ良かった直前ブログだ。

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2007年11月23日

『ミシュラン競馬』

星の数に何の価値があるのだろうか、アジア版のミシュランガイドに日本の星3つは8店認定。飽食ニッポンもここ極めたりの感。

世界の料理人はこの星の数を気に掛けると言うのだから、そんなもの、無縁の暮らしの博打屋からしてみるとどうでもいい。

むしろ、肩や胸の星数が権力を持つ社会を連想し、おぞましさえ覚える。

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2007年11月24日

『隠れダート馬』

23日9Rのパドックでのこと。
フジTVアナウンサーの福原氏が博打屋に耳打ち。

「このレースのジャンバルジャンのレース如何で、明日のフサイチホウオーの取捨が決まりますね」

なるほど、そりゃあ、いい物差しだ、と相づち。

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2007年11月25日

『見よ、これが日本晴れ』

「お願いですから、もう夢の中で私の前に出てこないで」

「わかりましたよ」

互いを見つめるその目からは一筋の涙。

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2007年11月29日

『清水弔問、次郎長表敬』

「清水港の名物は お茶の香りと 男伊達
見たか聞いたかあの啖呵
        粋な小政の旅姿」

夕闇迫る府中の空に、ムーンが輝いたジャパンカップの翌朝(26日)、小田急線で小田原に出、東海道線に乗り換え、博打屋は清水に向った。
各駅停車の旅である。

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2007年12月01日

『貧・忙中閑話』

師走の声を聞き、身が引き締まる思いのするのは、一人博打屋だけであろうか。

このところの冷え込みで、里の秋も一気に晩秋の風情を急いだ。

どこに出向いても、桜、欅、ポプラ、プラタナスなど、最後の装いが美しい。

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2007年12月02日

『本業復帰』

最終組、トップで回った博打屋はスコアを崩し、2位から11位に後退、昨年に続き温泉旅行を逃した。

ゴルフで云うなら、以上のようなプロセスで昨日の麻雀大会は終わった。

商いを早仕舞いしての、渡世の義理の付き合いだが、驚くことに、日本出版社主催のこの大会は71回目であった。

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2007年12月04日

『師走迷走』

何事も気付いた時が、やり直し時なのである。

土曜のサボリで、開幕週の中山の傾向を把握出来なかったのが、厳しい師走競馬スタートの悲哀を味わう要因となった。

内枠有利の知恵は中山に出向いた時点で頭にはあった。

しかし、パドックで馬を見ていると、いざ馬券検討に入り、枠だけの要素では馬券が買えなくなる。

特に負けが込むと気持ちが当てに走るので、益々結果が伴わない。

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2007年12月07日

『独坐観心』

「うらを見せて おもてを見せて 散る黄葉」

はらはらと木漏れ日の中を力尽きた葉が舞う。

「小高庵」はそうした雑木林にひっそりと佇み、人影もない。

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2007年12月08日

『縁起新聞』

街にイルミネーションが輝き、忘年会帰りの酔客が、終電近くの車内を占める時期になってきた。

サラリーマン経験がないので、こうした人々の心理は分からない。

飲む口実や大義名分がいいのだろうか。

忘れたい程の年だったのだろうか。

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2007年12月09日

『ちゃんこで仕切り直し』

土曜夜、初めて相撲部屋の忘年会に参加した。

町屋の馬主、田中晴夫氏に案内されてのことだ。

氏の新馬は、土曜6R6番人気ながら直線坂上で先頭に並びかけ、勝ちパターン。

やった!と思ったが、先を行くタニノゴツドマザー、ペプチドラブの二の脚に屈した。

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2007年12月12日

『セブンイレブン最悪の気分』

生きていると色々なことに出くわす。

それが人生というものだろうが、こんな屈辱を味わうのは、生まれて初めてである。

博打屋は深い憤りで、開店休業、夜も眠れぬ月(10日)火(11日)を過ごした。

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2007年12月15日

『人心荒廃』

嫌な世相となってきた。


週始めの万引き冤罪の不快な予兆は、実は先週の日曜、中山ですでにあった。

今時の競馬場で、こんなゴロツキがいるのか、と唖然とさせられるシーンに出くわした。

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2007年12月16日

『ああ上野駅』

師走の土曜夕方である。

馬主氏主催の忘年会に誘われ、人でごった返す上野駅で時間調整。

いつの間に上野駅はこんなに明るく綺麗になったのだろう。

「ああ上野駅」の時代の名残を残す風景が、博打屋の上野駅である。

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2007年12月19日

『年の瀬や・・・』

先週14日、無事同窓会が終わった。

無事というのも、この12月14日と云うのは、博打屋にとって過去良からぬ出来事が多く、厄月厄日なのである。

交通事故やら手術やらろくな思い出がない。

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2007年12月20日

『神楽坂有情』

万引き禍から体調を崩し、血圧高、睡眠不足でついに下痢まで起こす始末。

19日夕、神楽坂で卓を囲んだは良いが、始まってすぐ変調。

思い当たる節のない腹痛に見舞われ、スタート直後から何度もトイレ駆け込み。

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2007年12月21日

『見出し考察』

大レースを迎える度に、博打屋は月曜のスポーツ紙の見出しを思い浮べる。

時折、昔取った杵柄が目覚め自分なりに考えるのだ。


何がこのレース結果に対する一番の修飾になるだろうか?。


大見出しになって、人々に新聞を手に取らせるには、どういうドラマが泣かせるか?

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2007年12月22日

『有馬イヴ』

空模様が予想より早まりそうで、馬場が微妙になりそうだ。


ラストウィークを迎えるといつものことながら、一年の早さを感じる。

競馬をやっている人が皆感じることだろう。

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2007年12月23日

『有終有馬』

いよいよ最終日だ。

何という不養生。土曜から声がでない風邪状態。

この時点でプロとしちゃ失格だ。

最終日は心置きなく、悔いの残らぬ馬券に挑みたかったが、喉の痛み、鼻、せきじゃ専念出来ない。

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2007年12月26日

『師走の師とは』

有馬記念が終わり、競馬人は束の間の休息を取る。

あるとすれば、この数日がお正月で、世間が雑煮を食べている来週は、また長い一年の仕事を淡々とこなしている。

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2007年12月28日

『立川巡礼』

さすがに28日ともなると、行き交う人々も忙しなく、御用納めや買い出し人で、どこもごった返している。

大井の10Rハヤテを買いに行くか、立川でグランブリの調教に出向くか。


ハムレットの心境の昨夜、池袋の「ちば」と云う料理屋でふぐをご馳走になった。

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2007年12月29日

『大井残業』

二兎追うものは一兎をも得ず、を演じた28日の立川巡礼。

収穫はにこやかな山崎芳仁の公開練習。

リラックスぶりをアピールしていた。

もう一つ驚いた。

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2007年12月30日

『立川炎上』

万に一つの狂いもなく、東京大賞典はウ゛ァーミリアンの圧勝で終わった。

2着も南関の雄フリオーソ、3着が博打屋期待のメイショウトウコン。

大団円の結末、と云うことだった。

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2007年12月31日

『愁思符庵』大晦日

庭の枯草を燃やし、玄関前の大壺に、松、梅、猫柳、木瓜を無造作に放り込み、最後に千両をさしこんで、愁思符庵の新年飾りは完了した。

昨日までと一変、町中の人出が俄然少ない。

堅気衆は30日までに雑多なことは終え、大晦日はあたふたしないもののようだ。

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2007年12月31日

『多摩川大変』

ドラマチック多摩川である。

大晦日最後の優勝戦。

この1戦の為に年末6日間、選手は走り続け、ファンも通い詰め、最後の優勝戦を迎えた。

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2008年01月05日

『愁思符庵・新年』

明けましておめでとうございます。


穏やかな日本の夜明け。

もっとも、日本海側は大雪で、狭い日本と云えど、やはり広いのだと痛感。

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2008年01月06日

『新春飛翔』

5日金杯が土曜とぶつかり、いつにない盛況の中山初日であった。

日にち優先より、土曜開催がいかに人が呼べるかがわかる。

三が日を過ぎた1月最初の土曜を金杯にすればいいのではないか。

しょっぱなから、チョイ足らずの馬券で終始し、多難のスタートをきってしまった。

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2008年01月10日

『遅延賀状』

成人式を迎えようかと云うこの期に及んで、博打屋はようやく賀状書きに座した。

日銭商いの出稼ぎ稼業は暇そうでそうでもない。

ひとえに年末年始にかけての博打場のビッグイベントが、愁思符庵滞在を許さない。

まあ、怠慢といえばそれまでのことなのだが。

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2008年01月12日

『雪雲競馬』

雪になるか、雨でとまるか?

果たして今シーズン、雪で開催中止があるか無事か?

こんな不謹慎な予想が馬券検討以外に思い浮かばれる時期に突入した。

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2008年01月13日

『寒風修業』

寒波に被われた日本列島だ。

微妙な馬場悪化が驚愕の波乱を演出した。

悪天候と正月疲れ、三連休。

競馬場から人を遠ざける要素は揃っている。

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2008年01月14日

『惜別競馬』

秋田は大仙市、かつては大曲市と言っていたその町から知人の馬主の佐藤氏が上京された。

記録的大雪の地元から、まるで寒波を連れて来たような寒さ。

13日、中山で久々の馬券に挑み、難解なレース結果に渋い顔しきり。

東京の方が絶対寒いと震えていた。

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2008年01月22日

『陳謝、開店休筆』

ブログを一週間も更新しないとは何事か、と各方面からお叱りを頂いた。

ごもっともで返す言葉もない。

情けない話だが、携帯電話依存に安心しきり、危機管理がゼロであった。

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2008年01月24日

『走る広告搭』

2週前の土日、つまり1回中山3、4日目のこと。

土曜未勝利をサマーターゲット・サマーレプタンサ。

日曜京都シンザン記念をドリームシグナル・ドリームガードナーで連日ワンツーを決めたセゾンRH。

その余勢で先週の中山はドリームラプチャー、小倉でビクトリーフラッグと快進撃を続けた。

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2008年01月25日

『転地療養』

荒尾競馬場から葉書が届いた。

M&Kジョッキーシリーズを開催中と言う。

みちのく&九州と云う意味らしい。

こんなときムキになるのは荒尾の的場文男キャラ吉田隆二。"徹頭徹尾"と云う馬が追われ追われて泣きながら1着でした、と文面にある。

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2008年01月26日

『華麗なる手紙』

京王線が多摩川を渡る京王閣競輪場脇の鉄橋から見る奥多摩の山々は白く雪化粧をし、寒々とした雪雲を背景に蒼く沈黙しているようだ。


凛とした朝の冷気は、疲れ気味の体を目覚めさせてくれる。

コートに身を包むこの季節は知らず知らず肩に力が入り肩凝り、頭痛になやまされる。

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2008年01月27日

『爆弾カンパ』

日本列島爆弾寒波で朝の中山パドックは殊更寒い。

こんな思いをしてるのだから、テレビ桟敷の在宅ファンより少しは神様からカンパして貰わなきゃ割りが合わない、と思っていたら土曜3R新馬戦、神様からのさやかなカンパ。

何度見ても目を引くテングジョウ。

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2008年01月29日

『博打屋株暴落』

世界同時株暴落、なんて物騒な見出しが踊る日も空絵事ではないだろうが、一足はやく博打屋株暴落は現実のものとなった。


いや、この乱高下は週末ごとの現象だから驚くほどの事でもない。


AJCC杯は恐れていた結果となった。

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2008年01月31日

『暫定予想』

分かるようでよく分からないのが、混迷中の国会で飛び交っている「暫定税率」やら「つなぎ法案」やらの話しである。

ガソリン税に関する事だけに、如何に浮世離れした暮らしの博打屋と言えど、些かの関心はある。

要は博打屋が鼻垂れ小僧を卒業したころ、つまり昭和32年に制定された揮発油税に暫定税を課したまま、平成も20年経とうとういう今、なおも暫定を続けようと政府は言っているのだろう。

暫定と云うからには一時しのぎの事だったのではないかと思うのだが、はて、よく分からない。

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2008年02月02日

『私情混入馬券』

2月の始まりは薬物混入餃子騒動であった。

何が起きるか分からないのが今の中国なのだ。

強烈な経済成長が猛烈な経済格差を生み出し予測出来ない歪みを露呈する。

今更何を騒ぐ、との感も無くはない。

鶏肉だって納豆だって構わず口にしてきた日本人ではなかったか。

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2008年02月02日

『鬼やらい』

節分競馬である。

「鬼は外、福は内」は誰しも望むところだが、博打屋としては「外れは外、当たりは内」と景気良く「金まき」といきたい。

「鬼やらい」と云っても分かる人は少なかろう。

古く中国では「鬼」は疫病等をもたらす悪鬼とされていた。

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2008年02月03日

『白銀節分』

早朝多くの人から東京競馬中止の連絡を頂いた。

一夜明けると白銀の世界。
東京のこの景色は捨てがたいが、競馬にとって犠牲は大きい。

昨夜、真面目に予想をし、展望だけは早目にブログアップしたのだが、その真面目さが、雪を招いたか。

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2008年02月04日

『雪見競馬』

くっきりと富士山が浮かび上がり、雪上がりの空は蒼さをまして美しい。

1時間遅れの代替え競馬。
通常出勤すると芝コースの雪掻きの最中。

非常時シフトは出来ているにしても、よくぞ人海戦術が敷けるものと感心する。

不凍液使用だから見た目ほど馬場は重くなさそうだが騎手に聞くとグチャグチャらしい。先に行く馬狙いが正解。

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2008年02月06日

『虚心坦懐』

何のわだかまりもなく広く平らかな心、と広辞苑にある。

相撲協会の要職に就いた貴乃花のセリフに出てくる四字熟語。


博打事には殊更求められる格言だ。


「中央競馬に預けた馬主さんはやはり中央で走らせたいだろ。何も地方の舞台で走らせなくったって」


10年も前にそう言って交流レースに消極的だった知人の調教師が珍しく6日船橋競馬の交流に馬を使う。

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2008年02月08日

『梅香公演』

立川競輪場から駅へ向かう道すがら、住宅地に迫り来るビルラッシュの陰の僅かな地域に、やがては押し潰されそうな、僅かばかりの商店街がある。

駅周辺の目覚ましい都市化に比べ、嘗てはさぞかし賑やかな歓楽街であったであろう、懐かしい匂いを残すその一角に、上り旗を旗めかす芝居小屋がある。

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2008年02月09日

『仲人成立』

ビアンコ、グリシーナ。

この繁殖牝馬の配合を前回のブログで書いた。

熟慮(?)の結果お婿さんが決まった。

ホワイトマズル、スリリングサンデー。

2頭の婿は決まったが、どう組み合わせるか一考の余地はある。

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2008年02月10日

『雪中感涙』

「多分ね、降るには降るだろうが中止にはならんよ。馬券は当たらんが、天気予想だけは確かじゃ」

昨土曜、知人たちが京都中止の報を受けて日曜開催を危ぶんでいたところに出した博打屋の結論であった。

怪しくはあったが、最終レース前まではさほどの気配はなかった。

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2008年02月11日

『続行競馬』

なんと21年振りの2週連続開催中止だと云う。

「この日を見込んでの事だったのか」

と納得させられたのが、この異常事態。

先週中止の時、代替えは何時?と気をもんだ。

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2008年02月12日

『氷雨蟄居』

冷たい氷雨に包まれた「愁思符庵」で、アンニュイな週明けを迎えた。

火曜が全休日となり、先週に引き続き追いきりが木曜になる馬屋社会も大変だ。

そんなことを思い今日の商いを浦和競馬に決めて奮い立ったは良いが、ふと手持ちの金の乏しさに気が付いた。

土曜健闘、月曜不調の悪パターン続きがジワリとこたえる。

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2008年02月13日

『情人節・イブ』

爆弾低気圧。

なんとも物騒だか、この寒さにピッタリの言葉。

暖冬に慣れきった東京人にとって、当たり前の寒さが異常に感じられる皮肉。

昨夏の暑さといい、今冬の寒波といい、環境は確実に異変の臨界点に向かっている。

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2008年02月14日

『偕楽園・未だ梅咲かず』

好天ながら寒風が肌を刺す常磐線各駅停車の旅。


14日「情人節(バレンタインデー)」に縁のない博打屋は東京を離れ、しばらく訪ねていないビッグレッドファーム鉾田に旅立った。


土浦を過ぎると車窓の風景に茨城らしさを感じる。

辺り一面蓮の水田が広がり、この地が蓮根の産地であることを知らされる。

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2008年02月15日

『快晴・鉾田坂路』

マイナス6度。

鉾田の朝はかなり寒い。


陽が上ると、ぽっかりと森の中をくり貫いたように広がる坂路コースの上空を、真っ青な空が覆う。


昨年12月から稼働を始めたビッグレッドファーム鉾田を訪れた。

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2008年02月16日

『商売復帰』

空の青さと明るい日差しについ騙されそうになる冬型低気圧。

競馬場から望む白富士が気高くそびえる。

手前の丹沢山系なんて冠雪の白さが違う。


富士の露払いにしか過ぎない。

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2008年02月17日

『長距離ランナーの孤独』

東京マラソンの日に合わせたように、競馬場でも、二番目に長いダイヤモンドSが行われる。


人間のレースはバナナを一杯用意して大盛況だ。


早々と知人が申し込んだが除外されたそうだ。

都内の交通規制の方が競馬に来る人にとって心配だ。

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2008年02月18日

『東京ホテトル音頭』

受験シーズンである。


知人が馬鹿馬鹿しい歌を口ずさむ。

「お守りがわりと一本毛を抜いて、紙に包んで持たせてくれた。『受かるといいね』と微笑んだ。あなたの御利益信じております、湯島のホテトル」

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2008年02月19日

『リベンジ大井』

商い先は決まった。

大井競馬9R,トーホウカムカムのリベンジである。

思えば1月15日。「惜別競馬」と題してこの馬に賭けた。

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2008年02月20日

『疑惑のアクション』

少しだけ寒さが緩んだ。

「毛」が欲しい、と書いたら「毛蟹」が届いた。

チト違うんだがな、と思いながら毛をむしり紙に包んでみた。

短いうぶ毛のようで頼りない。

これじゃ益々ドツボにはまりそうだ。

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2008年02月21日

『チーム・博打屋』

「知り合いの知り合いがアルカイダ」

馬鹿な事を言った法務大臣がいた。

その伝で言うなら
「知り合いの知り合いが、寝てる看護師のお尻に注射して狼藉を働き捕まった」

と言う事になる。

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2008年02月22日

『凱旋競馬?』

何が起きるか分からない。

締め切り過ぎた原稿を書こうと殊勝にも早起きしてパソコンに向かい、意を決してスイッチを押すと、いつものメロディーが流れない。

不吉な予感。

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2008年02月23日

『梅・木瓜・水仙』

愁思符庵」の庭は春の兆しに溢れ始めた。

出掛ける庵主を芳香で見送ってくれる。

「お前さん、タマはあるのかい?」

火打ち石をカチカチと叩いて身を安じる恋女房。

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2008年02月24日

『黄砂襲来』

春一番にしては可愛いげのない寒さである。


東京上空は強風に見舞われ、茶色に霞んでいる。

ダートのG1、フェブラリーSを象徴すべく黄砂の襲来だ。

電車は軒並みダイヤが乱れ、競馬場へも出遅れた。

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2008年02月25日

『帯広無情』

月末週を迎え、毎度の悩み。帳尻会わせに忙しい。


ウ゛ァーミリアンには観念して、3連単の頭固定馬券を作って保険を掛けたが、余りにもロングプライド、ドラゴンファイヤーに色気を持ちすぎ、ブルーコンコルドを2着に入れきらなかった。


終わってみれば美味しい3連単と思うが、ロングプライドのスタートの安目が最後に堪えたのは不運。

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2008年02月26日

『誠心誠意確定申告』

遂に歩く度に本やら新聞やらの山が崩れ落ちる「愁思符庵」の荒れようだ。


片付けといっても、右の物を左にし、上の物を下にする程度の気休め。


抜本的には捨てないと片付かない。

「もったいない主義者」
の泣き所である。

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2008年02月27日

『青春水面』

天気晴朗なれど波高し。

商いとは程遠い懐で、強風の多摩川競艇場に出向いた。

1Rに桑島和宏が出場している。

先日父親の桑島騎手に見に行きますよ、と話した以上1年経った若者の走航をこの目で確認しておくのが筋。

久々に1R前からの入場。強い向かい風が吹き水面はキラキラと波打っている。

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2008年02月28日

『恋猫日和』

「恋猫」と言うのはこの季節の季語だそうだ。

文字通り猫の恋の季節。


「愁思符庵」近くの通称シロは半飼い猫でかなりの年増であるはずだがつい最近までお腹を膨らませていた。

余り愛想は良くないが、さりとて人を嫌う訳でもない。

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2008年02月29日

『さらば、如月』

うるう年の一日は果たして得なのか損なのか?


大雪で始まった東京開催は散々な収支を博打屋にもたらした。

予定外の負債が暫く博打屋を苦しめそうだ。

偉く損をした気分だ。

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2008年03月01日

『新人讃歌』

風邪とは思うがもしや花粉症ではないか?

鼻の奥、目との境、頭痛。

何とも痛く重いのだ。

話に聞く鼻水たらーり、はないので違うとは思うが、目の奥やら頭が痛い。

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2008年03月02日

『河津桜咲き始め』

奈良のお水取り、河津桜満開。

朝のニュースは一斉に春めいた話題を伝えていた。

事のついでに博打屋にも春の兆しが見えたニュースが伝わらぬか。

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2008年03月03日

『春雷ひな祭り』

曲がりなりにプラス収益で終えた中山開幕週。

風邪か花粉症か、兎に角体調は最悪。

自分を誉めてやりたい、とまでの商いではなかったが明るい週明けを迎えた。

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2008年03月04日

『郷土の森逍遥』

「白加賀」「月影」「唐梅」「白牡丹」

優雅な名を聞いて梅を思い浮かべる人は中々風流。

今を盛りの梅の花。

我が多摩の里近く、府中郷土の森の梅が見頃を迎えている。

東京競馬場、サントリービール工場を近くに控える多摩川沿いの一角に14ヘクタールの敷地をもつこの郷土の森博物館は、地域の歴史や自然を将来に伝える憩いの森だ。

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2008年03月05日

『二兎追うものは三兎追う』

「梶さん、水曜日に内の馬走るよ。勝てると思うんだが、まあ応援してよ」


日曜の月島で馬主の西川氏がそう言っていたのが気になっていた。

ダイオライト記念の日だ。

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2008年03月06日

『別所沼ヒヤシンスハウス』

70年も前のことになる。

詩人でもあり、建築家でもあった立原道造は、敬愛する詩人神保光太郎の住む、さいたま市南区の別所沼畔に、自らの週末住宅を建てるべく設計図を何枚も書き、親しい人々にその構想を語っていたと言う。

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2008年03月07日

『女心と津の水面』

連日荒れ水面の津競艇場の女子王座決定戦。

男の中の男より、女の中の女。

キャッチフレーズが粋だ。
土日、参加出来ないのが心残りだが、軸足が競馬にある以上、痛し痒しは仕方ない。

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2008年03月08日

『春めきて』

中山までの道のりは長い。

車窓の変化は多摩川から始まり、江戸川で終わる。

庭付きの民家やマンション群から高層ビル群を抜けまた庭付きの民家の下総中山となる。

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2008年03月09日

『沈思黙考』

電車の中で目を閉じしばしの瞑想。

土曜の競馬を振り返り、日曜の対策を考える。


初日63の自己ベストを出した女子ゴルフの古閑美保が75と崩れ4位に後退した。

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2008年03月11日

『三方良し』

近江商人の代表的哲学「三方良し」。


誰も損をしない采配を言う。

立場の違う者がそれぞれ自己主張するが、皆、得をしたような気にさせる商い。

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2008年03月11日

『博打屋の義理も三度まで』

秋田・大仙市の馬主佐藤氏から電話があった。

もう一週間も前のこと。

今日(11日)、会議で上京すると言うことと、大井8Rトウホウカムカムが出走する事の連絡。

玉野競輪決勝を立川場外に買いに行く予定を変更して河岸を大井に変えた。

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2008年03月12日

『キューポラ無宿』

決して誉められた話ではない。

自宅の車庫に現金59億を隠し持ち28億を脱税したという。

勿論博打屋ではない。

50個を越える段ボール箱に積み上げられていたと言う。

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2008年03月13日

『噂の新人』

風に冬の冷たさの芯が無くなった。

我慢出来る寒さだが、気を緩めると酷い目にあう。

桜の開花が前倒しになり、少し早まるそうだ。

春本番も近い。

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2008年03月14日

『早春賦』

「春は名のみの風の寒さや」

吉丸一昌作詞のこの歌が時を越えて甦る。

正にその季節の最中だ。

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2008年03月15日

『好日飛翔』

卒業式ウィークのようだ。
袴姿の女性がチラホラ。

娘に連れ添う母親も晴れがましい顔。

仰げば尊しの懐かしいメロディーが浮かんできそうだ。

何ともふさわしい今朝の陽気。

好日に巣立つ若者を見ると、我が若き日は如何だったかと想い比べる。

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2008年03月16日

『懐に春・霞』

「給湯器を 1度さげたり おらが春」

中山出陣の車中で、朝の光景を思い出す。

ウグイスの鳴き声で目覚めた朝でもあった。

車窓は心なしか春霞。

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2008年03月17日

『公開・後悔・狡獪・日記』

悔い改めよ。

聖書の言葉を持ち出すまでもなく、土日の商いが終わると、月曜は反省の日だ。

「三省堂」は知っている人は多いが、その名の由来は?と聞くと、今の人は知らないかも知れない。

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2008年03月19日

『春旬・のらぼう』

「のらぼう」が旬だ。


我が「愁思符庵」のある多摩地区特産の春野菜である。


博打屋もこの地に越して来て知った。


テレビ等で旬の春野菜として紹介され、近年知る人も多くなった。

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2008年03月20日

『春分寒話』

とんだ春分の日となった。

昼夜の時間がほぼ同じになる日だが、冬に戻った。

予定が全て狂い、思わぬ晴耕雨読。

昨日(19日)をしみじみ読み返しだ。

やはり貰ってきてしまった。

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2008年03月21日

『賭場無宿』

天気に左右されるとは、博打屋も焼が回ったか。

一度は出陣しようと思っていた駿府ダービー。

天候と連日の落車で、博打としての興味に欠けた。

あくまで推理に楽しみがあるギャンブルで、無事に推理の代償が得られる事は希にしかない。

それはどのギャンブルにも言えることだが、自転車での接近戦だけに、一度落車があれば後続は巻き込まれ、全てがグシャグシャになる。

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2008年03月22日

『彼岸に悲願』

肩の荷が下りた。

文字通り実感としてだ。

いやいや、背負い込んだ借金を完済したとか、娘を嫁がせたとか、世間の親父が経験する人並みの事じゃない。

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2008年03月23日

『ガチンコ興味』

大相撲2横綱の相星決戦。

競輪の静岡ダービー決勝。

スプリングS、阪神大賞典。

ガチンコ勝負目白押しの日曜だ。

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2008年03月25日

『春高楼の花の宴』

「ブログ読んだが、悲惨な成績だね、馬券」

秋田の馬主から電話が入った。

咋月曜(24日)の事だ。

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2008年03月27日

『花に嵐、博打に休息』

「花に嵐の例えもあるぞ、さよならだけが人生だ」


桜が咲き始め落ち着かぬ日々だ。

桜か博打か。

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2008年03月28日

『猫、お前もか』

昨日(27日)の彷徨には幾つかの収穫があった。


五日市線、秋川駅のホームで帰途につく博打屋を見送ってくれたのは、ホームに佇み線路を見つめている猫であった。

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2008年03月29日

『花は桜木、人は博徒』

咲き急いだ桜である。

花冷えもしっかりとある。

文字通り花金の夜桜も春雨で人払い。

賑わったのは逃げ込んできた客で溢れた飲み屋くらいか。

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2008年03月30日

『望郷島影』

余り重みのなくなってきた総理大臣杯と言う響きだが、今日、その優勝戦が児島競艇場で行われる。


予想通り松井繁が優出してきた。

優勝に最も近い男だろう。

初日に感じたものがここまできた。

相手は三嶌かも知れぬ。

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2008年04月01日

『卯月・春昼』

表題の言葉は何れも春の季語である。

「卯月」は旧暦4月の異称。昔は4月は夏だった。

新暦になったが、4月の呼び名として使われる。

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2008年04月02日

『夜桜お梶』

震え上がった夜桜だった。

全休日とした昨日(1日)、わけあって京王線仙川駅で行われた「夜桜コンサート」に出向いた。


8回を迎えるこの催しは駅前整備の折、伐採の憂き目にあいかけた2本の桜を市民の熱意で残した事に始まるそうだ。

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2008年04月03日

『9歳悲話』

『おかあさん』

「おかあさんは どこでもふわふわ ほっぺは ぷにょぷにょ ふくらはぎは ぽよぽよ ふとももは ぼよん うでは もちもち おなかは 小人さんが トランポリンをしたら とおくへとんでいくくらい はずんでいる おかあさんは とってもやわらかい ぼくがさわったら あたたかい 気もちいいベッドになってくれる」

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2008年04月04日

『半農半博徒』

我が「愁思符庵」の多摩の里は桜を追って梨の開花を迎え、百花繚乱の様相を呈してきた。


2年目を迎えた博打屋の臨時梨農夫研修も実習中心となり、咲き急ぐ植物相手に日程の微調整を余儀なくさせられる。


花は待ってくれない。

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2008年04月05日

『振り替え馬券』

新宿に着くと中央・総武線が動いていない。仕方なく都営新宿線で本八幡まで行き京成で東中山。


ゲンを担いで方違えして博打場入りしてた気分だ。


新宿で貰った振替乗車票と言うのは、何をどうカバーするのだろうか。


分からないまま本八幡で降り、京成に乗り込んだ。

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2008年04月06日

『名牝試練』

昨日のことは昨日。

済んだこと、死んだ子の歳を数えても始まらない。


博打とは不条理の中の偶然に、あたかも普遍の真理を見い出そうとする、凡人の白日夢のようなもの。

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2008年04月07日

『花散らし・鼻垂らし』

とうとう花散らしの雨となった。


蝶よ花よと浮かれてばかりが人生じゃないよ、とお天道様が戒めているようだ。

「愁思符庵」の朝は入学式の親子連れの晴れがましい声が聞こえていた。


どうにか、雨もピカピカの一年生の登校には我慢してくれたようだ。


昔は一年生なんてまだ鼻垂らしっ子が多かったが、最近は、そういった子やほっぺが赤い子などとんと見掛けなくなった。

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2008年04月09日

『仏生会・甘茶』

昨日(8日)はとんだ仏生会(ぶっしょうえ)だった。


お釈迦さまが誕生した時、甘露の雨が降り、それで湯浴みをしたという。


その甘露の代わりに甘茶をお釈迦さまの誕生像にそそぐことになったのがこの日の仏生会だそうな。


幼い頃、訳も分からずお寺さんに行って甘茶を貰った記憶がある。

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2008年04月09日

『桜花賞典競輪』

前夜何時に寝ようが、目覚める時間が同じになってきた自分に気付き、これが加齢と言うものかと愕然とする。


今日(9日)はつかの間の晴れ日だそうで、桜花賞順延で予定狂いの賜物、早朝から洗濯、掃除の主夫だ。


傍らNHKの「知を楽しむ」で語る宮本輝の話を聞き、「趣味悠々」の「おくの細道」を正座してみる。

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2008年04月11日

『桃梨競演』

ラッキープレゼントのボールが2個も飛んでくると言う二度とない幸運でツキを使い果たしたか、桜花賞典競輪は見事に外した。


荒井崇博と木本賢二の投げたボールだから、この二人の組み合わせ車券にでもなればお洒落だったが、博打はそこまで都合良くない。

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2008年04月12日

『脱・春眠馬券』

「春眠 暁を覚えず 処々に啼鳥を聞く 夜来 風雨の声 花落つること知んぬ多少ぞ」


朝っぱなから漢詩の勉強だ。

思い出して戴きたい。唐の詩人、孟浩然(もうこうねん)の「春暁」と言う詩である。

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2008年04月13日

『減量旋風』

かねて感じていたことだが、武蔵野線は首都圏をぐるりと大回りしているだけに車窓が変化に富んで良い。

中でも東所沢病院が見える里山や、荒川を渡る西浦和の彩湖の鉄橋や、新八柱辺りの雑木林など四季折々が飽きない。

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2008年04月14日

『当たり人知らず』

例えどんな結果の週末であろうと、一夜明けた月曜がカラリと晴れ渡ってくれたなら、少しばかり生きていく元気を貰えるような気がする。


おそらくこの一年で最高の負けを記録したであろう。

逆立ちしても鼻血も出ない貧乏に陥った。

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2008年04月15日

『はなたらし、代用蜜蜂』

4月も早半ば。初夏を思わせる陽気は、梨の受粉の最後のチャンス。


順延になった梨講習、半農の日だ。


昔は蜜蜂がやってくれていた受粉を、今は人手でやっている。

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2008年04月17日

『山笑う』

東京の桜はとうに終わっているが、福島競馬のモニターを通して見る山々の遠景は正に「山笑う」の盛り。

この地には近年有名になり、訪れる人も増えた「花見山」と言う個人所有の桜名所がある。


桑山だったところに持ち主がこつこつと桜を植え現代版「花咲か爺さん」となった。

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2008年04月19日

『轂雨上がる』

24節気で言うと明日20日が「轂雨」にあたる。

今日19日は雨が残るという予報だが、明日は晴れるらしい。


前倒しの「轂雨」だったが、のろまな低気圧はたっぷりと役目を果たして行った。

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2008年04月20日

『初期高齢者馬券』

長期的展望に基づき、満を持して発足した制度、と評する人がいれば、老人切り捨て制度そのもの、と矛盾を指摘する人もいる。


名前を急遽「後期高齢者」から「長寿」とすげ替えた医療制度がスタートした。

是非については、浮草稼業の身には分かりかねるが、日頃出向くギャンブル場を支える高齢者の懐が痛むことだけは確かなようだ。

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2008年04月21日

『箱根逍遥』

内枠から行く馬が居ないと読んだ22歳の川田騎手の好判断に博打屋の馬券は陽の目をみた。


7番人気のキャプテントゥーレを行く気に任せハナに立たせた時点で、今年の皐月賞は勝ち馬が決まり、控えた時点で人気馬の敗北が決まってしまった。

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2008年04月23日

『富士山近望』

桜前線が早くも津軽海峡を渡ったそうだ。


箱根でそのニュースを聞くと、改めて日本は広いと感じる。


昨22日早朝、箱根の宿の露天風呂に身を沈めていると、セグロセキレイやウグイスの声が響き渡る。(写真)

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2008年04月25日

『摘果未練』

「リッチになってまだ箱根ですか?」


快晴の梨園で摘果作業の実習をしている金曜(25日)の午後、知人の結城恵助氏から電話が入った。


「ブログが更新されてないので、金持て余して帰って来てないんじゃないかと」

「いや、そーなんだよ。箱根に何かいい別荘の売り物でもないかとさ。お金腐っちゃうからね。」

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2008年04月26日

『新緑府中』

待望の府中開催。新緑に包まれている。


正門前の普門寺坂の八重桜はすっかり葉桜。(写真)

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2008年04月27日

『角館春景』

東北から花の便りが届いた。


桜前線はとうに津軽海峡を渡っているが、秋田の仙北市角館を流れる桧木内川の桜は盛りは過ぎたとは言え、まだ名残を留めている。

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2008年04月29日

『昭和の日』

いつの間に「みどりの日」が「昭和の日」になったのか?


祭日の制定に疎いようでは、社会人として欠落だが、今に始まった事ではない。

世間から見れば毎日が祭日のような暮らしだから、今さら恥じることもない。

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2008年05月01日

『奥多摩吟遊』

4月の終わり、休日を避けて久々に青梅の「塩船観音寺」を訪ねた。


大化年間(645-650)の開山と言うこの寺は1万7000本のつつじに囲まれ、その壮観さは見るものを唸らせる。


初めて訪れたのが20年ほど前か。


大原氏と言う馬主さんにシオフネと言う馬がいた。

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2008年05月02日

『忙中エビネ鑑賞』

「エビネが見頃、遠征されたし」


町田の知人が便りをくれた。

そう言えばこの町には薬師池公園やぼたん園やら植物園が多い。


平塚の湘南ダービーを京王閣場外に回し、午前中をエビネ鑑賞に費やした。

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2008年05月03日

『春の新潟行』

憲法記念日だ。


ダラダラとした休日が続くが、人々はどう過ごすのだろう。


6時台に大宮を通過する新幹線をホームで見ていると、どの方面も満席。

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2008年05月04日

『府中炎上』

府中の町が燃える日が年に2度ある。


3日から5日までの「くらやみ祭り」と「日本ダービー」の日である。


ダービーは多分に競馬好きの主観だが、祭りは間違いなく府中っ子の血をたぎらせる。

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2008年05月05日

『端午の節句』

「江戸っ子は 五月の恋の 吹き流し 口先ばかりで はらわたはなし」


鯉のぼりが風に泳ぐ。


健やかな男子に育つことを願う親心だ。

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2008年05月06日

『利根川薫風』

連休最後の今日(6日)は、おそらく一番の快晴。


五月の空に風は爽やか、日射しは初夏。


最後の休みを楽しむのか、それとも移動か。とにかく人が多い。

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2008年05月07日

『望郷博打覚醒』

「梶さん、生まれて初めて凄い馬券取っちゃったよ。」


博打屋が取手で小商いしての昨夕(6日)、常磐線で反省しきりの最中、知人の馬主氏から電話が入った。


僅かばかりの浮きを、まあ良しと言い聞かせているのを見ているかのようなタイミングだった。

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2008年05月08日

『道義的除外』

「梶さん、もう出掛けたかい?うちの馬、出走除外になっちゃったよ」


船橋競馬に向かう途中、馬主氏から電話が入った。


仕事で行けないから、代わりに口取り(勝利写真)しに行ってよ、と前走勝った時に今日(8日)のJRA交流戦が予定に組まれていた。


8日船橋競馬8Rアドバンスキングのことだ。

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2008年05月10日

『連休残影』

5週連続のG1戦線の開幕週を控えている。


もう土日かいな?と連休の名残のような週末を迎える。


週半ばの異業種博打での資金補充が思うに任せない金曜日は、あれこれ資金繰りに心を痛める。


今日(9日)は梨講習も無し、なんて駄洒落ている場合ではない。

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2008年05月10日

『五月雨競馬』

明るさもなきにしもあらず、この程度ならとも思わせる五月雨だが、土日とも天気は崩れ模様。


競馬予想程度の天気予報なら、期待は大だが、台風接近なら助からないか。


せめてスビードを競うマイルのG1はパンパンの良馬場でやらせたいが、中には密かに雨乞いをした陣営もあるだろう。

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2008年05月11日

『母の日競馬』

「少し人気が無さすぎないか?」


ベンチャーナインに騎乗する武士沢騎手に声をかけると「こんなもんですよ」と控え目だった。


東京2000メートルの外枠は依然不利と思えるが、騎手はどう感じているのか。


「余り変わってませんよ。不利と言うより、行ける馬なら内が有利って事ですかね」


やはり、中山1600メートルと同じく枠の特性は強いようだ。

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2008年05月12日

『ホースマン逝く』

「麦の穂を たよりにつかむ 別れかな」


1694年5月11日、故郷伊賀に向かった芭蕉は、見送りに来た門人たちと川崎宿のはずれの茶屋で別れを惜しんで詠んだのがこの句である。


川崎競馬の帰途、駅近くの通りにその案内板を見かけた。

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2008年05月13日

『地球大変』

ミャンマーのサイクロンや中国の地震

驚く犠牲者数になりそうだ。


日本のこの寒さなど可愛いものかも知れないが、真夏日の翌日雪が降るような異常気象は、いよいよ地球規模の大変と思わざる得ない。


育ちの良い博打屋など訳もなく寒暖の差の犠牲になる。

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2008年05月15日

『仏顔に若葉雨』

寒暖の差にとうとう負けてしまった。


昨日(14日)は午前中残った雨に商いを断念、開催中の薬師寺展と坂田栄一郎写真展を、怪しい体調を押して出掛けた。(写真)

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2008年05月16日

『白蘭葬送』

「・・藤田の夢を引き継いで行く覚悟です。」


16日午前、しめやかに執り行われた故藤田与志男氏の葬儀で、喪主挨拶に立たれた在子夫人はそう言われた。


真っ白な蘭に埋もれながら愛用の数々の帽子と共にMr.フジタは旅立った。

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2008年05月17日

『箱根出勤』

標高900メートル、箱根強羅の湯の花温泉ホテルの朝はまだ肌寒い。


晴れた日には相模湾まで望めると言う部屋の窓からはゴルフコースが一望できる。


なるほど駒ヶ岳の裾野にあるこのコースでプレイするのは爽快であろう。

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2008年05月18日

『不発弾馬券』

深い濃霧に包まれた箱根芦之湯「湯の花温泉ホテル」の朝だった。


昨日に続き再びリゾート出勤である。


小田原7時6分発新宿行き急行。昨日よりひと電車早い。

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2008年05月20日

『砦の森のバンク、紫蘭?』

いきなりさぶいギャグだが「愁思符庵」の庭に紫蘭が咲き誇っている。


よく見かけはするが、これが紫蘭と言う名であることを知らん人は多い。


元々は崖っぷちのような所に自生していた野生蘭だが、栽培し易いのでそこかしこで見かける。(写真)

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2008年05月21日

『小満(しょうまん) 休息』

今日(21日)は「小満」である。


太陽暦1年を24分割した二十四節季で言うところの節目の日。


草木が威勢良く成長し、天地に陽気がみなぎり、麦が実る麦秋でもある。蚕が桑を食べ始めるのもこの日あたりからだと言われている。

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2008年05月23日

幹事多忙

半農の金曜日(23日)だが、袋かけの補講は来週になりそうだ。


「愁思符庵」近くの梨園は袋かけは終わり生育を待つばかりとなっている。


先日、ある酒席で梨談義となり、知人が千葉の梨を絶賛し譲らない。

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2008年05月24日

『代掻き馬冷す』

「代(しろ)掻く」も「馬冷す」も初夏の季語である。

田んぼを耕し、水を引き代田作りの仕上げにかかる。

その作業のことを「代掻く」と言う。「代」とは、平たく言うなら田んぼの中の事。

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2008年05月25日

『雨上がる』

雨に気をもむオークスの朝だ。

「雨上がる」と空を見上げ、つい同名の映画を思い出す。


大雨で渡し船も出ず、渡船場の宿に足止めをくう町人たちの人間模様を、やがて雨が上がり、それぞれが何事もなかったかのように散っていく迄を描いた映画だった。

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2008年05月27日

『愁思符庵情話』

嬉しいことはそこそこあった。


グランシュバリエが2勝目を上げ、シーサンメイが未勝利を脱出し、この馬で小野騎手が500勝を達成した。


何百レース足踏みしたのか、なまじっか記録に気付いたばかりに、幾ら先物買いをしたことか。

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2008年05月28日

『多摩川救助訓練』

京王閣競輪場のある京王多摩川と京王稲田堤は多摩川を挟んで対岸にある。


京王相模原線の鉄橋で結ばれるのであるが、その河原は、東京都調布市と川崎市に分かれる。


その調布市側の河原で大規模な水防救助訓練が今朝(28日)行われていた。

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2008年05月29日

『ダービー近し金遠し』

ダービー週を迎え連日スポーツ紙が賑やかだ。


競馬面で売り上げが伸びる時代ではないだろうが、有馬記念共々、業界の商い時。


読者への信頼獲得のチャンスだけに、各紙総力取材のようだ。

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2008年05月30日

『ダービー前々夜』

「日本ダービーは、馬券を超えた何かでもある。今年も、あのファンファーレに立ち会って、僕は過ぎた1年を脱ぎ捨てる。」


通巻108号を誇る私家版競馬新聞「ナイン」(夢の島発行)の島民19号氏の緻密で濃厚な競馬余話の最後はそう締め括られていた。

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2008年05月31日

『ダービー前朝』

平成20年のダービー前日は朝から冷たい雨にたたれていたと記しておこう。


つまり、31日の土曜の朝であり馬場は芝が重、ダート不良発表のスタートである。


西の方では梅雨入りも聞こえてきており、混迷ダービーに拍車がかかりそうだ。

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2008年06月01日

『75回日本ダービー朝』

第75回日本ダービーの朝は雨も上がり、幾つかの雲を引いた青空で迎えた。


開門7時25分。6月にダービーが行われるのは平成15年以来5年ぶり、その年はネオユニバースが勝った。


平成17年生産の8150頭のサラブレッド(持込馬、輸入外国産馬を含む)の頂点に立つべく優駿18頭が、重発表の朝を迎えた。(写真)

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2008年06月03日

『水無月憂愁』

「生まれ出る悩み」をことさら思い起こす水無月、つまり博打屋の生まれた月を迎えた。

その初日に行われた日本ダービーを見事に外し、一夜明けた昨日(2日)は先週末に発症した口内炎が痛みのピークとなり、尚更「生まれ出る悩み」を見つめる週明けとなった。

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2008年06月04日

『梅雨入り東京ダービー』

雨も上がり、微かに明るさも出てきた東京ダービー(4日)の朝である。


依然と口内炎の痛みは続き憂鬱な朝を洗濯で誤魔化している。


「愁思符庵」前の小さな田で田植えが始まり、野菜を無人販売している農家さんが、近くの小学生に田植えの野外学習の講師をされていた。(写真)

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2008年06月05日

『芒種(ぼうしゅ)競艇』

今日は芒種。田植えの始まりを教える24節気である。

昨日「愁思符庵」前では田植えが終わった。


さすがに農家さんは暦をご存知だ。


今日から5日後の10日から約30日間が雨期となり、ちょうど梅か黄色く実る時期と重なる事から「梅雨」と呼ぶようになったのだそうな。

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2008年06月06日

『水辺の銀行』

突然の真夏日に、抗生物質薬漬けの体が妙にだるい。

口内炎は回復に向かった。

晴れて飲み食い出来る幸せを噛み締めている。

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2008年06月07日

『幸せいずるラスマエウィーク』

麻雀で言ならラス前。残り2週で本開催も終わる。


夏は全休と言うファンも少なくない。


まあ、ダービー過ぎると3歳馬に関しては敗者復活や消化試合の感が漂う。

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2008年06月08日

『安田伊左衛門翁之像』

え~い!畏れ多くもこのお方のご尽力があらばこそ、今日博打屋の暮らし向きを支えてくれる馬券発売があり、またダービーも誕生したのだ。(写真)

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2008年06月09日

『世相殺伐・人心荒廃』

秋葉原が修羅場と化したのも知らず、府中では女傑ウオッカの圧勝に人々が目眩のする酔いに襲われていた。


たった一人の25歳の狂人の愚行と片付けるには余りにも異常すぎる。


世界のアキバと変貌し、何でもありの、正に物質至上主義の権化のような街に、誰でも良いから刺したかったと言う25歳が辿り着くにはそう時間の要さぬことであったのかも知れない。

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2008年06月10日

『五月雨有情』

梅雨時に降る雨を五月雨と呼んだ先人は風流だ。


オホーツク海高気圧と小笠原高気圧の間の停滞性の前線に沿って小さな低気圧が西から東に移動する現象だなんて、それこそ「つゆしらず」であったろう。

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2008年06月11日

『梨袋かけ。半農休業』

梅雨の合間を縫って、梨の袋かけの実習に出向いた。

2週間前の本実習を休んだので今日(11日)はその補講である。

函館競輪の決勝戦場外を立川で商うのが予定ではあったが、急遽決まった補講を優先せざるを得ない。

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2008年06月12日

『雨中行軍・船橋』

何処を歩いても紫陽花が鮮やかだ。


箱根のあじさい電車も良いが、井の頭線の沿線も立派なあじさい電車と化している。


「若者に、パソコン捨てて街に出よ、と紫陽花を愛でよ、とは別物じゃありませんか?ついでに、秋葉族が多摩川競艇に集結したら困るでしょ」

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2008年06月13日

『神楽坂の雀』

梅雨一休みは嬉しいが、真夏日の暑さ。


庭の雑草が一気に伸び、文字通り草庵の風情。


朝顔の落ち種が芽を出し、あっという間に蔓が草に巻き付き始末に負えなくなる。

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2008年06月14日

『府中ファイナル』

パドック側のヒマラヤ杉に爽やかな風が吹き渡る。


どうやら府中の最終週は天気だけは有終の美を飾れそうだ。


祭り(ダービー)の後の寂しさのあった先週に比べ、梅雨とも思えぬ好天に人々も浮かれたか。

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2008年06月15日

『地震見舞い競馬』

「ちょうどトイレに入っていて、余りの揺れで出れなかったよ」


文字通りセッチン詰め状態になった、と電話の馬主が話す。


秋田・大仙市でもかなりの揺れだったそうだ。

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2008年06月17日

『未知の断層』

時間の経過と共にその凄まじさがつまびらかになる地震の被害。


東京競馬も終わり、ドッと物心共に疲労感の中で迎えた月曜(16日)。


様々な想いが駆け巡る。

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2008年06月18日

『旅打ち準備』

長い旅打ちの始まりである。

向こう3ヶ月、猛暑と窮乏との闘いが続く。


窮乏なら回避のしようもあるが、猛暑だけは避けようがない。


救いは博打屋の体質。暑さには滅法強く苦にもならない。

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2008年06月18日

『四耐四不』

難しいご意見を戴いた。


「冷に耐え 苦に耐え 煩に耐え 閑に耐え

激せず 躁せず 競わず 隨わず

以て大事をなすべし」


不勉強で出典がわからないが、読んで字の通り、何となく教え、戒めはわかる。

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2008年06月19日

『桜桃忌』

今日(19日)は桜桃忌だ。


太宰治の命日にあたり、三鷹の禅林寺で供養が行われているはず。


大学時代を三鷹で過ごした関係で馴染みが深い。


この日が誕生日の博打屋が太宰になにがしかの関心を持ったのも、こうした縁があったからであろう。

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2008年06月21日

『みちのく一人旅』

2008年6月21日、夏競馬福島初日朝、「愁思符庵」は夜半の雨の名残の中で迎えた。


庵前の畑の立葵が雨を吸って蘇えり、博打屋の旅打ちを見送ってくれた。(写真)

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2008年06月22日

『羇旅辺土( きりょへんど) 行脚』

小雨の東京を旅立ち、仕切り直しの「みちのく一人旅」だ。


伸び盛りの稲が曇よりとした風景のなかでひときわ鮮やかな緑を見せる車窓である。


昨日もそうだったが、宇都宮を過ぎると雨は降っていない。

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2008年06月24日

『これじゃ駄目競輪』

初旅打ちが終わり、ドッと疲れを感じた週明けの月曜(23日)朝、待ちきれず咲き始めた朝顔を眺めながら商いの総括をする。


落馬に泣かされた土曜はボロボロだったが、日曜は何とか凌いだ。

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2008年06月24日

『美を間違えるなよ』

梅雨中休み。蒸し暑い真夏日到来で、道行く人の服装も薄くなった。


しかしだ、世の若者達よ。

暑いからと言って、下着やらヘソやらをだらしなく見せる格好だけは何とかならないものか。

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2008年06月25日

『二兎も三兎も追いたいが』

定かに分からないが、馬券の共同購入で倍になるからと資金を70億も集めた連中が捕まったと、ニュースを伝えてくれた馬主氏がいた。


博打屋なら3倍にするのに、と返信したが、世の中色々悪事はある。


それにしても、そんな話しに乗る人がいるのも驚きだ。

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2008年06月27日

『匂ひありけり』

「貧乏に 匂ひありけり 立葵」


宅地化が進む都市部では見掛けなくかったが、幼い頃の記憶には、梅雨時にまっすぐに立ち上り、幾つもの花を咲かせる立葵は路傍の風景だった。

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2008年06月28日

『北の国から』

羽田上空の梅雨雲を突き破ると上空は青空が広がっていた。


東北のど真ん中を飛行機は飛ぶ。

いつにない晴れに猪苗代湖、五色沼、田沢湖、十和田湖、鳥海山がくっきりと見下ろせ、日本列島の輪郭が綺麗にわかる。

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2008年06月29日

『海霧が寒い』

海霧が肌寒いコスモビューファームの朝である。


海からの霧に包まれ、予定の坂路調教を後回しにして、1歳馬の展示が始まった。


岡田繁幸氏の軽妙な解説が、肌寒い牧場に響きわたる。(写真)

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2008年06月30日

『水無月晦日』

早いものだ、水無月も終わる。

梅雨は当分明けぬが、明日からは気分的に夏と言う気がする。

宝塚記念が終わったから、なお一層そう感じるのか。

2日間の牧場ツアー。当歳、1歳、2歳を中心にセゾン、ラフィアン所属馬を存分に見させてもらった。

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2008年07月01日

『虎が雨』

陰暦5月28日、つまり陽暦の今日7月1日頃に降る雨のことを「虎が雨」と言うそうだ。


この日は軍記物で馴染みの曽我兄弟が討たれた日で、兄十郎祐成(すけなり)の愛人遊女虎御前の涙と言い伝えられてきた。


事実、気象学的に見てもこの日は雨の特異日だと言う。(日本の歳時記)

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2008年07月02日

『薄暮浦和』

昨日(1日)の上野の書道展、出展者の先輩に出典を確かめた。


趙秉文(ちょうへいぶん)作「夏至」とのこと。


この人は金の時代の高官で学問を好み一日たりとも読書しない日がないと言う人物だったそうだ。


生活も質素で、晩年は閑閑老人と号したと言う。

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2008年07月03日

『命の言葉・七月』

「禍福は天にあるにあらず人の招く所にある」


神社庁の七月の栞、命の言葉は徳川家康の重臣、本多正信が家臣に残した言葉を引いている。


乱世には参謀として、治世には幕府の主導者として活躍したこの武将は、災難や幸福といったものはすべて人が招くものであると教えている。

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2008年07月04日

『真夏日農夫』

夜半の雨で予定の梨実習が延期になるだろうと、半ば安心して寝ていると、明るい朝がやって来たので今日(4日)は半農博徒。


午後からの実習だから、結局商いにも行けず立川の決勝は諦めることにした。


今日は光琳忌でもあり、アメリカ独立記念日でもある。

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2008年07月05日

『転戦宣言』

大宮7時42分Maxやまびこ103。

指定席が1階なので自由席2階に回り席を確保。

少し余裕のある程度の混みようだ。

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2008年07月06日

『明日は何処の旅の空』

昨日(5日)と同じ「Mやまびこ103」、大宮駅7時42分発。


またもや指定席の1階を避け自由席2階を確保、今日は進行方向右の窓で、すでに暑い日射しが射し込んでいる。

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2008年07月07日

「奥羽本線節約旅」

日曜(6日)の福島競馬場、阪神12Rの堅い3連単を見届け、払い戻しを来週に回して福島駅に急いだ。


大儲けの商いではなかったが、福島12R3連複、阪神11R3連単、12R3連単を取り、後がないから儲けた気分になっただけである。


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2008年07月07日

『大曲・盛岡七夕行』

大雨予報の東北地方、大曲の朝はおとなしい雨脚。


以前はなかった新しいホテルから見渡す町は煙っている。

土日の福島の暑さからはまだ梅雨の最中であることをすっかり忘れての北上だった。

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2008年07月08日

『秋田漫遊』

一寸先すら見えないのが旅打ちの常。予定は未定が放浪者の正しき日常。


つまりはいい加減であり、行き当たりばったりなのである。


結局、織姫は南部の高原競馬場には居なかった。

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2008年07月09日

『秋田こまちに見送られ』

7:40 に大曲を出た高速バスは六郷、横手を抜け秋田自動車道に入る。


月曜から何度も通った道である。


この辺りは「あきたこまち」の本場で、見渡す限り稲田が広がる。

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2008年07月10日

『四万六千日』

今日(10日)は浅草寺の「四万六千日」である。


観世音菩薩の縁日で、この日に参詣すれば4万6千日分の参詣と同じ功徳があるとされている。


昨日からほおずき市も行われている。

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2008年07月12日

『サウナ福島懐ダイエット』

定刻通り、7時42分大宮駅を出たMaxやまびこ103。


前夜の酒が残り些かつらい旅立ちだ。


知らなかったが指定席は2階もセパレートの座席となっている。

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2008年07月13日

『猛暑福島44 回七夕賞』

猛暑、豪雨、突風と踏んだり蹴ったりの東京を避けて、偶然にも昨夜(12日)は郡山泊まりとなった。


還暦を来年に控え、50代最後の思い出にと、知人夫妻が早い夏休みをとっての車旅。猪苗代湖、喜多方と回り郡山泊まりとなったと言う。


福島で苦戦しているであろう博打屋を思いだし連絡をくれた。

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2008年07月15日

『自分探しの旅・道連れ』

再び旅の空である。


七夕賞を仕留め損なった痛手はあったものの、最終日の福島興行は何とか凌いだ。


福島で別れた「自分探しの旅」夫妻がみちのくを北上し水沢辺りに泊まると連絡があった。

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2008年07月17日

『本場岩盤浴』

昨夜(16日)、最終便の「こまち・はやて」で帰京した。


最終便の東京行きは角館・田沢湖から11000円と言う超割引切符があるのを現地で知ったのだ。(前日までに購入)

長い旅であったが、今回は土日月(12.13.14日)だけの商いで、水木(15.16日)は既報のように「自分探しの旅」夫妻との「博打屋修繕」の旅と化した。

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2008年07月18日

『梅雨明け下谷?』

燃えるような暑さの「愁思符庵」で、修行僧のように吹き出す汗に耐えながら、旅打ちから持ち帰った様々な資料に目を通し、福島一開催分の整理に没頭。


近場の博打場がなく、船橋競馬か松戸競輪ナイターが視野に入っていたが、つい出そびれていると、俄に空が暗転し、雷鳴が近くなってきた。

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2008年07月19日

『越後路巡業』

3連休初日(19日)、世間はやはり動いている。


軒並み取れない上越新幹線の指定席。


大宮からなど自由席の空きがある訳がない。

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2008年07月20日

『古町有情』

新潟開幕週、土曜(19日)は泊まりとなった。


早い時期から知人の馬主氏から新潟での食事を誘われていた。


有難い話で一も二もなく受けたのは良いが、日帰りを常とする博打屋の判断ミス、ホテル確保に苦労した。

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2008年07月21日

『猛暑・海の日』

吹き出す汗が電車の冷房で冷やされ生き返るような安堵感に見舞われる。


強烈に効いているのであろう冷房がこれまたエネルギーや温暖化問題に繋がって行くのであるが、汗をさっと引いてくれるこの快適さに慣らされた現代人には、そんな悪循環はもはや眼中に無いのではないか。

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2008年07月22日

『大暑の対処』

今日(22日)は夏の最後の節気である「大暑」だ。


この日を挟んで最も厳しい暑さが続く頃である。


人間は鰻を食べて滋養をつけ、夏枯れの大地には夕立や大雨が潤いをもたらす

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2008年07月23日

『土用の丑・先食い』

つべこべ言わず鰻を食べれば良い事だが、「土用の丑」に鰻をなぜ食べるのか、今さら聞けない世間の常識、にハタと気付いた。


明日24日(旧暦6月22日)が「土用の丑」にあたる。


ついでに言うなら芥川龍之介忌(河童忌)でもある(博打屋の卒論は龍之介論なもんで・・)。

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2008年07月24日

『鰻美味しあの皮?』

文部省唱歌と言って、今の若い人にわかるだろうか。

それを断っておかないと、この見出しは親父ギャグにも昇格しない。


兎を追った記憶より、うなぎを捕った経験の方が多いと思うのだが、ならば、これも立派な歌詞だ。

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2008年07月25日

『炎暑恋し』

季語で言うなら「炎暑」「極暑」「酷暑」「猛暑」「劫暑」など、強烈な語が多いが、晩夏の季語である。


これくらい強烈な表現でも、博打屋はこのところの暑さは言い足りないと思う。


「愁思符庵」が言語に絶する暑さであることは言うまでもない。

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2008年07月26日

『日本列島夏盛り』

真夏日と言うのは30度以上の気温を言い、35度を超すと猛暑日と言う。


もはや、そんな言葉じゃ事足らない。


致死日と言う日がやがて来るだろう。

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2008年07月27日

『国境の長いトンネル』

谷川岳の下を轟音と共に駆け抜く国境の長いトンネルは、何度通ってもまだ抜け切らぬかと、その長さにいつも驚かされる。


越後への侵入を拒むかのような、巨大な要塞を突き進んでいるようにも思える。

まるで舞台が暗転するかのような錯覚に陥る。

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2008年07月30日

『炎暑のサボリ』

暑中お見舞申し上げます。

日曜(27日)に新潟より帰庵して、遅れっぱなしの堅気仕事に取りかかったものの、月曜(28日)は京王閣ナイタ-決勝戦と小松島競輪の準決勝併売で朝から知人に呼び出しをくい、蒸れ返る「愁思符庵」を脱出して涼しい京王閣のバックスタンドで残業に取り組んだ。

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2008年07月31日

『朝摘み果実』

「愁思符庵」の朝は様々な鳥の声で迎える。


近くによみうりランドの山があるだけに、朝は鳥が里に降りてくる。

よ~く聞いていると一番幅を利かせているのがカラスのようだ。

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2008年08月01日

『葉月月立ち』

大変な月を迎えた。


予約と言う事が苦手な、行き当たりばったりの風来坊にとって、何処に行くにも泊まるにも苦労する月だ。

早速、明日からの新潟行きであたふたしている。

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2008年08月02日

『早朝賭博・行』

5時8分に着いた東京駅新幹線改札辺り、人はまばらだった。


初めて知ったのだが5時30分にならないと改札は開かない。


この段階で列が出来る。

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2008年08月03日

『とき通勤』

少しばかり空模様の怪しい大宮を「とき303」で通常出勤。昨日と違い訳あり馬の出走は1Rにはいない。


思い返せば悔やまれる事だらけの過去だが、さしずめ昨日一日だけでも書ききれぬ位有る。


アドバンスウェイのハナ差3着でつまずきのスタート。そっくりやられのハンデ戦の一日の始まりだった。

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2008年08月04日

『発汗中高年』

「カナカナカナー、カナカナカナー」


夏の夕陽の翳りとともに、涼やかに、かつ寂しげに響きわたるひぐらしの声。


羽根の音だから、鳴き声と呼ぶのは正確ではないが、悲しげな哀調を帯びた音はやはり鳴き声と呼びたい。

やっと地上に飛び回れる喜びか、あるいは短い命をはかなんでか。

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2008年08月06日

『ひぐらし文無し次郎』

喜んで使いたい見出しじゃないが、ひぐらしの鳴き声を聴いていると、成る程その日暮らしの人生だからひぐらしまでは納得する。

文無し次郎にはいささか抵抗はある。

その前に蛇足ながら「木枯らし紋次郎」と言う笹沢左保の時代小説を想起して戴かねば見出しが生きてこない。

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2008年08月06日

『5時から博打』

箱根の過ごし易さから比べると、東京はやはり暑い。

予定していた鉾田行きも、思わぬ疲労で挫折し、算段をしてくれていた鉾田の狸、志井田氏に迷惑をかけてしまった。


何だか無気力症候群にでもなりそうな倦怠感だ。

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2008年08月07日

『立秋とは暦のみなり』

今日(7日)は立秋である。

日中の暑さはピークを迎えるが、早朝にはかすかに涼風が漂いはじめる。


夏の終わりを告げる「日ぐらし」が鳴き始め、この日からは残暑見舞いとなる。

確かに暑さのピークだけは言い当たっている。

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2008年08月09日

『望郷列車』

「私も貴方の多くの作品のひとつです。」


昨日(8日)の新聞は前日行われた故赤塚不二夫の葬儀で弔辞を読むタモリ氏の言葉を報じていた。


お笑い芸人なら弔辞で笑わせてみろ、と言うだろうとも述べていたが、中々の名セリフである。

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2008年08月10日

『我要金・我想金』

オリンピックと高校野球。


昼夜とも暇を潰すには事欠かないお盆週を迎えた。


「我是日本人」(ウォ・シー・リーベンレン)

私は日本人です、はこう言うのだそうだ。

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2008年08月12日

『鎮魂の月』

いよいよお盆休み、大人の夏休み突入だ。


昨日(11日)はいつもの様に旅疲れの月曜で、アンニュイな朝を迎え土日の商いの総括。

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2008年08月12日

『これぞ安・近・短』

今日(12日)は忘れ得ぬ日である。


23年前、1985年のこの日の夕刻6時56分、日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落し520人の命が散った日である。

そして、徳島では阿波おどりが始まる日でもある。

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2008年08月12日

『これぞ安・近・短』

今日(12日)は忘れ得ぬ日である。


23年前、1985年のこの日の夕刻6時56分、日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落し520人の命が散った日である。

そして、徳島では阿波おどりが始まる日でもある。

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2008年08月13日

『白い夏』

お盆突入だ。


つくつく法師が鳴き初め、百日紅が燃えるように夏の陽射しに揺らぐ。

朱色、紅紫、白と花の色は勢いづいている。

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2008年08月15日

『湯の花沢温泉』

正式に言うなら「湯の花沢温泉」と言うのが「湯の花温泉ホテル」の源泉であり、標高950メートル地は箱根十七湯では最も高地に位置する。


日本で初めて「湯の花」を採取して発売したのもここが最初だと言う。


強い硫黄臭の温泉はそれだけで効きそうで白い濁り湯も大涌谷直下ならではのものだろう。

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2008年08月16日

『送り火博打』

夏休みもクライマックスを迎える。

今日(16日)はお盆の行事としては最後の送り火である。


13日の迎え火で来られた先祖や故人の御霊をお見送りする訳だ。

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2008年08月17日

『新潟美味録』

夏競馬初めての雨の新潟である。


しかし、朝はすでに明るさに向かって小降りとなった。


今週は土日きっぷの適応外にあたり2往復は出来ないので土曜泊まりとなった。

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2008年08月19日

『残暑歓迎』

基本的に夏は好きである。

一日が長いし服も身軽、放浪し易い。


避暑らしきことは箱根でしたが、夏を謳歌する海や長旅は何時もの計画性の無さでまだ実現していない。

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2008年08月20日

『夾竹桃哀景』

「夾竹桃が咲いている。

あなたのわたしの夏を見守るように。

あの花は嫌いだよ。

幼い私の手を引きながら母が言った。

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2008年08月21日

『夕べの喜雨』

夏の日照り続き、農作物にとっては待望の雨を「喜雨」と言うそうだが、文字通り嬉しい雨だ。


かまってやれない「愁思符庵」の草木たちにも喜雨だし、出稼ぎ人夫の博打屋にとっても手間の省ける助かり雨だ。


しかし、昨今の異常気象は局地的集中豪雨をもたらすので喜雨なんて喜んでもいられない。

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2008年08月22日

『梨実る』

今日(22日)は梨農夫の日だ。

開花から125日、健気にも梨は太陽と水と土に育てられ立派に実った。(写真)

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2008年08月23日

『花火憧憬』

涼しいと言うより肌寒い朝の旅立ちだ。


今日(23日)は「処暑」。暑さがようやく和らぎ始める頃であり、稲が実りの時を迎える頃である。


正にその通りの季節進行で、小雨模様で旅立った越後路の稲穂も黄色味を帯びてきた。

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2008年08月24日

『霧立ち昇る』

朝霧が山肌を這うように昇っている。


今朝(24日)の越後湯沢の風景である。


トンネルが多く幽玄な絵画の世界は僅にしか楽しめないが、何時見てもこの地の景色はいい。

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2008年08月25日

『夏終焉!?』

何とも軟弱な予定変更である。


世が世なら今日(25日)は金沢競馬に転戦し、明日のふるさとダービー福井の決勝に流れるのが先週末の予定であった。


新潟から旅打ちを続ける近場の博打場がなく、このところ旅がない。

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2008年08月27日

『鹿島灘遊泳』

辛うじて陽射しが戻ってきた今朝(27日)の鉾田の朝だった。


昨日(26日)は今にも降りそうな空模様であったが、やはり海に近い土地である、晴れたり曇ったりの一日を鉾田で過ごした。


ビッグレッドファーム鉾田に半年振りの訪問。

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2008年08月29日

『ゲリラ豪雨』

長らく「愁思符庵」を空けていて一昨日帰庵し昨日(28日)は締め切り過ぎた堅気仕事の原稿書きに取り組むべく殊勝な心がけで過ごしたが、雑事に追われ疲労と共に気力なき一日を過ごしてしまった。


鉾田の空気の良さに体が東京を拒否しているかのようだ。

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2008年08月30日

『越後路晩夏』

上がる雨と分かっていても傘をささねば出掛けられぬ。

前線と低気圧の居座りで不快な晩夏を迎えた。


こんな時期に傘を持って新潟行きをするのはあまり記憶にない。

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2008年08月31日

『葉月惜別』

8月も終わりを迎えた。


子供の頃は楽しいばかりの8月が終わるのが寂しくてならなかった。


判子がずらりと押してあるラジオ体操の出席カードを眺めながら誇らしげに思ったものだ。

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2008年09月02日

『五能線初秋』

青森県西津軽郡深浦町艫作字鍋石。


今朝(2日)、博打屋はこの地にある「みちのく温泉」で朝を迎えた。


最寄り駅は五能線艫作駅だが、ウェスパ椿山駅のほうが人気の「リゾートしらかみ」が停まるので便利だ。

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2008年09月03日

『晩夏歓迎』

「まだ東北放浪ですか?お元気そうな旅ブログ何よりですよ」


丁度海沿いの道を山道に取り左眼下に日本海の大海原を見下ろす絶景ポイントにさしかかった時携帯が鳴り響いた。


昨日(2日)昼過ぎ男鹿半島を巡っている時のこと。


何とも珍しくフジTVの福原直英アナウンサーからであった。

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2008年09月05日

『にわか鉄男君』

「鉄男君、鉄子さん」の意味が分からない人もいるだろう。


かく言う博打屋も「鉄子の旅」(菊地直恵・著)と言う漫画を読んで知ったのだが、鉄道マニアの人の事をそう呼ぶらしい。


一口にそう言ってもこれがまた奥深い。

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2008年09月06日

『弥彦調教』

新潟最終週で漸く弥彦競輪、新潟競馬のセット博打のスケジュールが実現した。


本来なら弥彦泊まりの新潟入りが理想であったが、訳あって今日(5日)は一度帰庵して、明日土曜最後の出勤である。


弥彦競輪場近くの飲み屋で飲んでいる内に電車が遅れとんでもない事になった。

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2008年09月06日

『越後路最終章』

湿度の高い東京を後に「とき303」は満席で北関東の田園を走り国境の長いトンネルを抜ける。


そこがどんな天気であるか楽しみなのも越後路の旅のミステリアスなところだ。


毎週見続け、昨日(5日)も見たばかりの風景だが、長かった夏競馬の最終週と思うと、寂しくもありまたホッとする面も否めない。

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2008年09月07日

『新潟未練雨』

「とき303」通勤も最後の朝を迎えた。


長い夏競馬が終わる。


北関東上州路から越後路と車窓の日本はそこそこまだ美しさも残る。

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2008年09月08日

『多摩川夕景』

黄昏時の多摩川競艇場。


残暑の空に紫がかった灰色の雲が広がり静かな黄昏が訪れている。


本開催のレースが終了し桐生競艇のナイターのリレー場外が引き継がれた。


近くのサントリー府中工場からビアタンクが来てビアガーデンの開設である。(写真)

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2008年09月09日

『爽やか秋そこに』

朝の爽快な風が午後には凪いでしまったが、日差しも風も秋そのものの爽やかさが漂う今日(9日)である。


栗と一緒にホオヅキが知人から届いた。(写真)

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2008年09月10日

『涼風競輪』

果報はカンツォーネを聞きながら待て、と堅いと思った岡田征陽を前売りで買って出向いた音楽会。


結果を聞くとまさかの4着、3連単23万の大波乱。


昨夕(9日)のことだが、博打屋にカンツォーネは合わなかったか。

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2008年09月11日

『雛の遊子』

伊達政宗が「雛の華人」ならさしずめ博打屋は「雛の遊子」であろうか。

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2008年09月12日

『命を削り風を切る』

多摩川の川原にすすきがなびいている。


昨日(11日)に続き京王閣のメインスタンドが商い場所だ。


午前中所用で六本木のJRAを訪ねた。

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2008年09月13日

『競馬暦・秋』

爽やかな朝だ。


日差しも風も心地よい。


競馬暦は寸暇も待ってくれず進行していく。


秋競馬の開幕だ。

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2008年09月14日

『十五夜競馬』

今日は「中秋の名月」である。


旧暦では7・8・9月が秋とされ、その真ん中の旧暦8月15日の満月を一年で最も美しい月と愛でられるようになった。


五穀豊穣、秋の収穫を感謝する初穂祭と言う農耕行事と結び付いてもいる。

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2008年09月15日

『敬老博打』

何時の頃からか変則3日間開催の競馬が定着した。


中1日空く札幌が一番ピンと来ないだろう。


我が中山は通常開催だが、今日(15日)月曜開催が阪神・札幌であり競馬人としては休日ではない。

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2008年09月16日

『立待月夜話』

「十六夜や敬老車券も手から洩れ」


昨夜(15日)は敬老の日の夜であり、また陰暦8月16日の夜にあたるので「十六夜(いざよい)」の月であった。


月の綺麗な時だからお付き合い願いたいが、14日が「仲秋の名月」、その前夜が「待宵(まつよい)」であった。

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2008年09月17日

『萩咲く多摩の里』

世界が騒然としているそうだ。


リーマン・ブラザーズの破綻による金融不安が世界的規模で余波となってくるらしい。

何を今さら、の感がある。

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2008年09月18日

『月も出ずツキも無し』

台風の接近で週末がかなり危ないと知人の弁。


思い出の石垣島のニュースを見るとかなりひどい様相だ。

初めて行った4年前も丁度今時分で台風が直撃し、その一週後の9月末だったが壊滅的爪痕を見た。

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2008年09月19日

『子規忌探訪』

今日(19日)は子規忌である。


俳句、短歌のみならず、日本語の今日まで続く新しい文体を確立した改革者として、正岡子規の名は日本史に厳然と輝いている。


明治35年9月19日、34歳11ヶ月で脊椎カリエスによる衰弱で没した。

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2008年09月20日

『彼岸競馬・悲願馬券』

雨も上がり「愁思符庵」の庭に彼岸花が咲いた。

今日(20日)は秋の彼岸入りである。(写真)

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2008年09月21日

『秋競馬天候気まぐれ』

静かな昨日(20日)と一変、秋の重賞1彈セントライト記念のせいか今朝の中山は人出が多い。


博打より墓参りが大切だよ、と世間人はご先祖様に会いに行く人が多い。


あるいは墓参を済ませての来場か。

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2008年09月22日

『秋景異変』

乗る度に首都圏ぐるり小さな旅と思わせる武蔵野線の車窓には、ぶらり降り立ってみたい所が何ヵ所かある。

そうした風景の一つ、西浦和を府中方向へ過ぎた辺りに彩湖と云う人口貯水池が見える。


荒川の側流を「さくらそう水門」で止め首都圏の水瓶としての役割を果たしている。

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2008年09月23日

『秋分の日博打』

今日(23日)は秋分の日である。秋の彼岸。昼夜が同じ長さになる日だ。


天高く空が澄み渡る日が続く。


こんな日は実りの山野を散策しながら、心と体に憩いを与えてやりたい。

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2008年09月24日

『巾着田吟行』

秋風に誘われて巾着田の曼珠沙華を再訪した。


西武園競輪初日(24日)商いの新秋津から行き先変えての西武線の旅。


燃える朱を求めて高麗駅へ吟行。


昨年に続き二度目の探方だ。

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2008年09月25日

『隠れサユリスト?』

「芭蕉はなぜ、『おくのほそ道』で松島の句を詠まなかったのか。同じ月を見ていたら、わかる気がしました。」


JR「大人の休日倶楽部」のB全ポスターに吉永小百合が松島の月を眺めているのが目に止まる。


何とも麗しい写真だ。

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2008年09月26日

『閑寂趣味』

秋の産卵期、黒く錆びたような体色で川を下る鮎を「落鮎」と云うが、又の呼び方を「渋鮎(さびあゆ)」「錆鮎」と云う。


「渋(さびる)」と云うのは刃物が錆びることであり、鮎の色がこれに似ている所からこう呼ばれる。


この「さび」は芭蕉の求めた「詩歌のさび」と相通じる負の中の美だと言われている。

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2008年09月27日

『鬼の撹乱』

一か八かの賭けに出た昨日(26日)の外出。


出向いた西武園競輪は痛み分けの結果で、ものの見事に1番人気で決着した。


3連単1760円は終わってみれば悪くはないが、締め切るまではそれ以上の配当が山ほどあるので博打は酷な選択を迫る。

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2008年09月27日

『鬼の撹乱・続き』

総武線下総中山から乗ったタクシーに携帯電話を忘れてしまった。


乗った時ちょうどギターのイントロで「北の旅人」が流れた。

気を利かしたか、運転手が止めたのをかけ直してもらい聞き惚れていた。

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2008年09月28日

『オカマ来い!』

鬼の撹乱は長引きそうだ。

馬を見る根気と集中力に欠ける。


そんな時の方が当たりますよ、とはグリーンFの海老名君の予言だったが、チャクラの乱心でせっかく見い出したテイエムトッパズレの馬券を物に出来なかったのは痛かった。

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2008年09月30日

『秋雨憂鬱』

風邪は何とか薬で誤魔化し小康状態。


朝から所用で御茶の水に出かけその足で取手に向かった。


「水戸黄門賞」の準決勝である。

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2008年09月30日

『在庵休業』

一番好奇心に富んだ9月の末日、つまり家賃日だ。


風邪は収まったとは言えぬ状態。


取手の水戸黄門賞は決勝戦を迎えるが、締め切りの堅気仕事が終わらず、朝から「愁思符庵」に籠り世間の義理を果たす努力。

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2008年10月02日

『衣更え休暇』

昨日(1日)は秋の衣更えの日であった。


すでに2~3日前から肌寒い日が続いていたのでもう済ませた人もあろう。

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2008年10月03日

『人並みに赤い羽根』

「愁思符庵」にも町内会の付き合い事が回ってくる。


この時期赤十字への寄付で赤い羽根募金の集金に当番役員がやってくる。


実は町内会のこうした当番は持ち回りでその役を受けなければならないのだが、独り者だし留守がちであるし、何より賃貸者で地の者でないことから博打屋はその持ち回りから免除されている。

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2008年10月04日

『他人のそら似』

競馬に出向く土日の朝は何時も同じ時間に行動する。

すると必ず同じ相手に同じ場所あたりですれ違ったりする。


誰にでもよく有ることだろう。

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2008年10月05日

『牝馬の6 ハロン』

開門が5分早まったG1開催の日曜(5日)である。


中山も最終日でもあり、さすがに重賞ファンは多い。

秋競馬本番の感が強い。


しかし、世間とは裏腹に博打屋は昨日のツキのなさが尾を引いている。

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2008年10月07日

『歌舞伎座参る』

「猫に小判」と笑うでない。

博打屋だってたまには銀座に出ることもある。


しかも歌舞伎座だ。


さらに1等席15000円、7列21番。


2日から始まっている「芸術祭十月大歌舞伎」に今日(6日)出向いて来た。

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2008年10月07日

『草庵、釣瓶落とし』

「小さな時から日常に芝居や三味線の音がある、と云う環境に生まれ育つと云うことが、どんなに恵まれているか気付いてから役者になったのでは遅すぎる。とくに古典芸能の場合には・・・」


昨日(6日)の歌舞伎座の礼を券をくれた知人に電話したらこう話していた。


成る程、オギャと生まれた瞬間から好きとか嫌いとかではなく、空気や水と同じように体に取り込まないと古典など現代生活では身に付かないのであろう。

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2008年10月09日

『同行二人』

現代では四国のお遍路さんの笠にしか目にする事がなくなった「どうぎょうににん」の文字。


昔の巡礼者は笠に「同行二人」と書いて旅したそうだ。


「二人」とは仏と我とのことである。

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2008年10月10日

『久留米かすり』

「同行二人は仏じゃなくて弘法大師ですよ」


昨日(9日)のブログに京都の知人がメールをくれた。


確かに四国のお遍路さんの巡礼は弘法大師が「同行」である。


同じ巡礼でも東国や秩父など寺であったり観音であったり色々ある。


総じて仏さまでよいのであろう。

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2008年10月11日

『出でよ、後の月』

こんな筈じゃなかった。


待望の府中開催秋競馬、存分晴れ渡り、澄みきった青空の元をイメージしていた。

降られて気付いたが秋は雨が多いのだ。


一雨毎に寒さを感じる寂しい雨だ。

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2008年10月12日

『爽快府中』

秋の雲が広がってはいるが、晴れた秋空である。


風が強く季節の急ぎ足が聞こえてくる。


異様な程にターフの緑が鮮やかだ。


ここだけは季節感に乏しいが、パドック裏の庭園は色づき始めている。


三浦皇成デーで終わった初日であった。

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2008年10月13日

『体育つの日?』

秋晴れの体育の日(13日)となった。


世のオヤジどもにしてみれば子供とスポーツをする訳じゃなく、体育とは無縁の日常、急に体を動かして腰でも痛めるのが関の山。


「たいくつの日」ではなかろうか。

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2008年10月14日

『にわか鉄男君なれず』

今日(14日)は鉄道記念日だ。


大宮の鉄道博物館は中々評判らしいので大宮競輪初日と博物館セットの充実プランを描いて朝洗濯をし、先日の草むしりの枯れ草を燃やしていると雨になってしまった。


「こんな日に行っちゃぁ駄目ですよ。鉄男君、鉄子さんで一杯でね。色んな催しもあるし、会社休んで行ってる人もいるんだから。鉄道マニアを甘く見ちゃ駄目ですよ」


こう知人のマニアに脅されたんじゃ博打屋のプランも鈍る。


にわか鉄男君になるのはあっさり変更。大宮競輪も見送りだ。

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2008年10月15日

『秋桜満開』

駅のポスターが紅葉一色となってきた。


今日(15日)は浦和競馬で埼玉栄冠賞、多摩川競艇で優勝戦と選択肢が豊富だ。


行けば金になるならこんな楽な商売はないが、何処を選ぶかの段階で運命がわかれる。


南武線に乗ると紅葉ポスターだらけで旅心をそそられる。

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2008年10月16日

『阿修羅の流れ』

札幌競馬の帰途を夜行列車で青森に行き早朝からたっぷりある時間を八甲田山の酸ヶ湯温泉、蔦温泉を駆け足入浴し、奥入瀬渓流を歩いたことがある。


夏競馬だったから深い緑の渓流散策だったが、これが紅葉したらどんな画家が束になっても描き写せない絶妙な水と森との構成だろうと感じ入った覚えがある。

確か「阿修羅の流れ」と名付けられた流域は、八甲田山の雪解け水の豊富さを誇示するかのように岩にぶつかり地を砕き、苔むした木肌を濡らしながら白い水飛沫をたてていた。


今まさにその奥入瀬が紅葉を迎えていると知人から知らせが入った。

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2008年10月18日

『浦和朝一博打』

「お父さん、家でゴロゴロしてないで外に出掛けたらどうなの」


65歳で退職したお父さんが身の置き場がない。


女房から邪魔扱いされる。

丁度近くの富山競輪場で競輪が開催されていた。

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2008年10月18日

『ふたご座幸運』

爽やかな秋風にも冷たさが感じられる。


快晴の多摩の里「愁思符庵」の庭の菊が蕾を膨らませ出番間近だ。


揺れる蕾に見送られ商いに出向くいつもの朝。

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2008年10月19日

『絶好行楽日和』

第13回秋華賞、絶好の行楽競馬日和になりそうだ。


三浦皇成騎手の70勝目を取材するメディアが賑わしい。

「疲れますよ、出る度に張り付いてるんだから」とはカメラマンの偽らざる心境だろう。


話題やニュースと言うものはそうして作られていくものだが、関東にもスターをとの関係者の恣意が見え隠れするのもこの世界らしい。

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2008年10月21日

『哀・愁・華賞』

人間に勘と言う物があるとすると、その出現はその人の性格や人生観を如実に物語る形で現れる。


感じる時がいつも良い予感になる陽性の性格と、何か悪い予感となる陰性の性格。


いや、何事も人生を前向きに感じる人と後ろ向きに感じる人、そう言い換えても良いかもしれない。


博打屋は後者のタイプであろう。


何か勘が働く時は嫌な予感と受け止める事が多い。

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2008年10月23日

『傷心鉾田行』

何をやってもプロウ゛ィナージュの亡霊が取り付くようだ。

死んだ子の歳を数えるような、まるで何かに取り憑かれた老人のような姿ではないか。


何やらブツブツと一人ごちて、時折深いため息を洩らす。


嗚呼、嗚呼、時よも一度元に戻れ、と心で呟く。


たかが1000万位で、とお笑いあれ。

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2008年10月23日

『鉾田坂路完成』

鹿島灘に近い鉾田は比較的気温の暖かい地である。


秋の雲に覆われてはいるが明るい朝を迎えた。


鉾田の狸、志井田氏は気に入りのCDを大ボリュームでかけウットリと聞き入っている。


「愛のままで・・・」と云う秋元順子の歌だ。


シャンソンっぽい演歌で中々しっとりと切ない。

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2008年10月24日

『雨の慕情』

ひと雨毎に気温が下がり、紅葉も里に降りてくる。


月末近くなると博打屋も唯一の堅気仕事の原稿締め切りや各種支払いのプレッシャーに襲われ憂鬱な日々が続く。


鉾田の空気を吸って気は紛れたが懐は少しも気が休まない。


朝からの雨で戦意喪失、晴耕雨読を洒落込んだが、無気力爺さん状態でな~んも手付かず、久々に開店休業の一日だった。


たまには良いか。

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2008年10月25日

『競馬場同窓会』

今日(25日)は恒例の競馬場同窓会である。


と言ってもミニ分科会的集まりで7名程度の参加だ。


当然幹事は博打屋であり、席の確保も馬主氏にお世話になるなどそれなりに気を使う。


ひと学年上と下の人もおり、早い話倉敷の人の集まりだ。

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2008年10月26日

『エンジ色の菊咲く』

「愁思符庵」の庭の菊が咲いた。(写真)
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近所の畳屋さんから分けて頂いた苗が一年で自前の花を付けた。


もう花貰いに行かなくてすみそうだ。


エンジ色だが、競馬の枠で云うと該当する枠がない。


赤でもピンクでもない、紫に近いが、こじつけるなら紫の8枠か。


歩きながらそんな事を考えていた。

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2008年10月27日

『富士くずれても』

今日(27日)は幕末の教育家吉田松陰の刑死の日、1859年の事だ。

高杉晋作、伊藤博文、前原一誠などを輩出した松下村塾の主唱者である。


彼の危険な政治思想を案じた兄に松陰はこう言って安心させたそうだ。

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2008年10月28日

『秋寒・やや寒』

日本語は繊細だ。それは四季を持つ大和民族ならではの特性であろうし、日本人の誇れる本質でもあるのだろう。


一口に寒いと言っても季語の世界には様々な言葉がある。


「秋寒」「やや寒」「肌寒」「うそ寒」などすべて晩秋を表すが、その寒さの中身は微妙に違う。

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2008年10月29日

『うそ!寒』

昨日(28日)季語の話を書いたら、今日の夕方から一気に寒さを感じるようになった。


「うそ寒」は「薄寒」が転じたものだが、現代流に云うなら「うそ!寒~」と云うことになるのだろうか。本当に昼間の暖かさから打って変わった寒さとなった。


朝、資源ゴミを出しに出た時、近所の横山畳屋さんの前を通ると父息子で仕事をされていた。

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2008年10月30日

『平原頼む!』

「18:30 御徒町駅集合。ご祝儀は包み放題!」


朝早く知人の馬主鈴木芳夫氏から連絡が入った。


先日の新馬戦、ゴールドモールで記念すべき馬主100勝を達成し、今日(30日)お祝い会をすると先週聞いていた。


朝からご祝儀って言葉に博打屋は慌てた。

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2008年10月31日

『行く秋や』

「蛤の ふたみに別れ 行く秋ぞ」(芭蕉)


「おくのほそ道」の最後の句として有名だが、「行く秋」は晩秋の季語でもあり、「別れ行く」にも掛かっている。


勿論「蛤のふたみ」と云うのも「蓋」と「身」に掛けて、大垣を旅の終わりとした後、さらに伊勢の二見が浦に行く自分と門人との別れを読み込んでいる。

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2008年11月01日

『秋の福島、紅葉競馬』

さすが紅葉シーズン、3連休初日(1日)の「マックスやまびこ203」は混雑している。


多勢に無勢、旅のグループは男女を問わず大宴会だ。


朝飯を広げ匂いプンプンで一人旅は肩身が狭い。


なんとも好天、はしゃぐ大人の気持ちも分かる。


秋の福島と言えば人も羨む行楽地揃い。

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2008年11月02日

『天皇賞府中紅葉』

スポーツ紙を開くとフランク永井の死亡記事が目についた。博打屋が大人の世界に興味を持ち始めた頃の大スターであり名曲「有楽町で遇いましょう」などで遥か遠い東京と云う都会の風景に憧れを持ったものだ。


その隅に「私は愚か者でした」と生徒に反省文を書かせた中学教諭の記事が載っている。


宿題や忘れ物をした生徒に執拗に書かせたらしいが、何故これが問題になるのたろう。


馬鹿と書かせるより愚か者の方がソフトでもあり、教諭はそれなりの気を使っている。


博打屋など毎日こうして馬鹿でした、愚か者でしたと書いている。

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2008年11月03日

『文化の日商売』

「府中の杜がウオッカで紅く燃えるなら、その前にスカーレットがいるだろう」


我ながら名文句だったと噛み締めながら検量室前で1着馬枠に入り関係者と握手する安藤勝騎手を眺めでいた。


胸にはスカーレット1着、ウオッカ2着固定の3連単馬券がある。

甲乙付けがたい牝馬2頭であったが、ここは決め打ちが博打と云うもの。


スカーレット頭固定に二つの懸念が無きにしもあらずだったが。

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2008年11月04日

『限りなく半月』

早い日暮れに冷たい夜の風が吹く。


さえざえと月は半月に近い。


多摩川競艇初日を今日(4日)の商いとして「愁思符庵」への帰途の空だ。

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2008年11月05日

『秩父巡礼』

長年、思い続けて中々実現出来ない事が誰しも一つや二つあるものだ。


同じ首都圏に住んでいても、住む路線が違うだけで行動範囲が極端に違い、馴染みのない地域には中々足を踏み込めないことがある。

例えば博打屋は京王線暮らしが長いので京王線沿線の名所や終点の高尾山、足を伸ばして青梅や奥多摩等は馴染みの散策地である。

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2008年11月06日

『激貧風景二題』

「未曾有の大不況で悪夢のシミュレーション・あなたを襲う『超激貧生活』」


電車の中吊りに週刊誌の見出しが過激に踊る。


超・激貧なんて上手いこと云うが、博打屋からみると今さら超・激貧なんて恐れるに足らない。


何が激貧か知らないが、我が日本社会はとっくに超・激貧をむかえているじゃないか。

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2008年11月07日

『立冬箱根越え』

今日(7日)は立冬である。

大地がゆっくりと凍り始め、初冬に吹く北風が木の葉を散らし始める日とある。

しかし、風もなく春のような穏やかな小春日和も訪れるそうだ。

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